10月15日(日)13時から開催された「平和の集い ふなばし2022」に行ってきました。
1部では、長崎市平和式典派遣者報告が行われました。
この夏に被爆都市の長崎市に派遣された学生たち5名と被爆者の会の方が、現地で学んだことや感じたこと、平和への熱い思いを語りました。
平和公園を訪れた時に、不思議な感覚を覚え、恐怖を肌で感じ、心からの平和を願う教育が必要だと感じたそうです。
式典参加では、核兵器廃絶の話があったが、自分には関係ないと思ってしまった自分がいたこと。
しかし、語り部や歌い手が減少していることを知り、見て・知って・聞いて、できることがある。未来を担う自分たちだからこそ、語っていくことが重要。
また、体験講話では、今ある平和を守る事が大事。
命の重さは皆同じ。
核兵器の恐ろしさ。
平和の尊さ。
残された人の虚しさ。
政治的な考えに対する怖さ。
「吹き上げる巨大なきのこ雲 何が起きたのか 人々はどうなってしまったのか 雲の下の真実を、知ってください ---忘れないでください」
中高生の皆さんは、真正面から物事をとらえ、自分ができることを模索していました。
被爆者の会の方は、子どもたちの姿に感動したと話されていました。
毎年、参加していますが、3年ぶりに平和式典派遣者の報告を聞き、世界に目を向けた時、ロシア・ウクライナ戦争は虚しいばかりです。一日も早く終わりにしてほしいです。
また、北朝鮮のミサイル発射、威嚇するのではなく、対話が必要です。
自分たちの事ばかりを考えるのではなく、地球規模でどうしたら平和な社会を築けるのか考えるべきだと、強く感じました。
2部では、船橋にゆかりのプロのミュージシャン3人が、平和への願いを込めて、歌や楽器による演奏が行われました。
胸に染みる歌声を堪能しました。声松優一さんが「歌を歌っているときは、争いにならない。だから歌うんです」と言っていたことに、感動しました。
3部では、よしもとのお笑いトークショー「平和と公正をすべての人に 笑えることって平和!」が行われました。
普段、あまりお笑い番組を見ないのですが、思わず、涙を流しながら笑ってしまいました。
2030年までにグローバルな諸課題の解決を目指す持続可能な開発目標SDGsを通し、目標16の「平和と公正をすべての人に」をみんなで学びました。
テンポの良い漫才やコント。「笑いは人の心を広げる」をコンセプトに、繰り広げられたトークショー。
お笑いの世界にすっかりハマってしまいました。