すずらんブログ
2022年 12月 28日

年末年始、かかりつけ医の休診日を必ず確認しておきましょう。

万が一、休診で具合が悪くなったり、ケガをした時、救急車を呼ぶべきか迷うことがあると思います。

その様な時は、0120-2784-37「ふなばし健康ダイヤル24」をご利用ください。

最寄りの医療機関や夜間・休日に受診できる医療機関を案内しています。

また、応急処置なども教えてくれます。

12月28日(水)のふなばし情報メールで、「救急車の適正利用のお知らせ」が届きました。

【新型コロナウイルスの感染拡大の影響等により救急出動が増加し、医療・救急体制への負荷が増大していると共に、全ての救急隊が出動してしまう「全隊出動」の時間が増えているため、現場到着までの時間や病院収容までの時間が伸びています。脳卒中や心筋梗塞、重症外傷など一分一秒を争う事案では人の命に関ります。一人でも多くの命を救うため、救急車の適正な利用へのご協力をお願いいたします。】

船橋市は、15台・非常用5台の救急車があり、救急救命士が乗車し、傷病者等に救急処置を行いながら、医療機関まで搬送します。また、重度傷病者に対する高度な救命資機材が備えられています。

ドクターカー(特別救助隊)は、24時間医師が同乗して出動します。

医療センターの敷地内に救急ステーションがあり、配備されています。

通常、救急車を要請すると、要請した場所から一番近い救急車が出動し、それに加えて、心肺蘇生が必要な重度傷病者が発生した時には、ドクターカーも出動します。(ドクターカーの医師が診察、診療を行った場合は、後日、医療センターから診療費の請求が届きます。)

発熱・咳・のどの痛みなどの症状が出た時は、船橋市のホームページの新型コロナウイルス感染症 特設ページをご覧ください。

 

 

 

 

2022年 12月 26日

令和4年第4回定例会での質問・討論をしましたのでご報告いたします。

核家族化が進む中、孤立感や不安感を抱く妊婦さんや、子育て家庭も少なくありません。

全ての妊婦・子育て家庭に対し、安心して出産・育児ができるようにすることが重要で、この様な中、0歳~2歳に焦点を当てた「伴走型相談支援」「経済的支援」を一体的にみる「出産・子育て応援交付金」が創設されました。

では、なぜ0歳~2歳に焦点をあてたのでしょうか。

もう皆さん当たり前だと思っていることかもしれませんが、義務教育では、教科書の無償化が1963年度から段階的に実施され、1969年度に全小・中学校の児童・生徒を対象に完全実施されました。

2019年10月からは「幼児教育の無償化」2020年4月から「私立高校の授業料実質無償化」「高等教育の無償化」がスタート。(公立高校はすでに授業料実質無償化となっています。)

幼保から大学までの無償化が切れ目なくつながっています。これらの事から0~2歳における経済的支援がないため、今回の「出産・子育て応援交付金」が創設されたわけです。

妊娠届を出した時の「出産応援ギフト・5万円」は、妊婦さんが対象で、妊婦さんの口座に振り込まれます。

また出産後の「子育て支援ギフト・5万円」は、保健師さんの面談を受けた養育者ということで、面談をご夫婦で受ければ、どちらの口座でもよいが、必ず母親が面談を受けるので、たいていが母親の口座に振り込まれることが明確になりました。

このことはとても画期的なことです。

児童手当や様々な支援金のほとんどが、世帯主となっているため、複雑な家庭環境の場合、母親が手にすることが難しいケースもあります。

さらに、「伴走型相談支援」でも、妊娠8か月面談を新たに行い、面談を希望しない人やアンケートの回答で、保健師さんの判断で、支援が必要な場合は、働きかけていくということです。

船橋市では、妊娠届時に、保健師等が面談をし、妊娠・出産支援プランを作成し、その場で説明をしています。

場所は市役所1階の母子健康手帳交付コーナー・各保健センター・船橋駅前総合窓口センター(フェイスビル5階の10番窓口)です。

また、出生後概ね30日~60日以内に乳児家庭全戸訪問をし、乳児検診や予防接種、個別のニーズに合わせ、産後ケアサービス、保育園入園手続き等の紹介をおこなっています。

出産は命がけだと常々伝えてきましたが、今回、母親に視点が充てられたことをとても評価します。

この事業の開始時期は、令和5年2月からですが、令和4年4月1日以降に出産された全ての方が対象となり、遡及されます。

①令和4年4月1日~令和4年12月31日までに、出産した方・生まれた子の養育者・・・出産応援ギフト(5万円)と子育て応援ギフト(5万円)

②令和4年4月1日~令和4年12月31日までに、妊娠届を出し、出産していない妊婦・・・出産応援ギフト(5万円)

上記①,②の方は、2月7日頃に申請書が発送されます。

③令和5年1月1日~令和5年1月31日までに、出産した方・生まれた子の養育者・・・子育て応援ギフト(5万円)

上記③の方は、2月16日頃に申請書が発送されます。

④令和5年1月1日~令和5年1月31日までに妊娠届を出し、出産していない妊婦・・・出産応援ギフト(5万円)

①~④までの方には、遡って支給されますので、お手元に申請書が届きましたら、速やかに返信してください。

令和5年2月1日以降は、妊娠届を出したとき、出産後、保健師等の面談を受けた後に支給されます。

*令和4年4月以降、事業開始前に他自治体で妊娠届をした方が転入してきた場合や、事業開始前に「出生している方」が転入してきた場合は、船橋市の支給対象となります。転出された方は、転入した自治体で支給対象となりますので、ご確認ください。

今回は、少しでも早くお手元に届けたいとの思いから現金支給となりましたが、令和5年度以降は、国からの情報を整理し、出産・育児関連商品の商品券であったり、妊婦検診交通費やベビー用品等の費用助成や、産後ケア・一時預かり・家事支援サービス等の利用料助成・利用料減免等具体的にすることも検討する必要があります。

妊娠届時の面談の実施時、乳児家庭全戸訪問までの面談時にアンケートを実施しますので、アンケート結果を基に検討されます。

また本市では、地域担当の保健師さんが、関わってくださっていることは重々承知していますが、保健師さんは母子の健康管理が主な役割です。

実際にママ達が望んでいるのは、家事援助や話し相手、体調が悪い時に利用できるサービスです。

産後ケアは、助産師さんが、母体・新生児のケアをはじめ、授乳や沐浴等の育児指導、育児相談を行っています。

また、掃除や洗濯、買い物などの生活援助は、船橋市福祉サービス公社が行っている、さざんかホームヘルプサービスがありますが、こちらのサービスは、あくまでも家事援助だけで子育ての援助や相談はできません。

産後ドゥーラは、家事や育児を中心とする訪問支援です。

食事作りや掃除、洗濯などの生活援助はもちろんですが、赤ちゃんのお世話やお母さんの悩みを聞いてあげ、寄り添って支えることができます。

また、家庭訪問することで、家庭の様子を把握することができます。

例えば、玄関の靴がぐちゃぐちゃになっていたり、乱雑な部屋の様子などからも、お母さんが置かれている状況がわかり、じっくりと話を聞いて寄り添うことができます。

また、上にお子さんがいる場合、例えば、上の子が赤ちゃん返りをし、困っているときに、上の子を見てくれる人がいるだけでも、ほっとします。

夜泣きが大変で、寝ることもできずにいることもありますが、昼間、家庭訪問で来てくれ、赤ちゃんを見ていてもらい、ゆっくり体を休めることができたとの声も届いていますが、産後ドゥーラの利用は、全額自己負担で1時間当たり2500円~3000円ほどかかると言われているため、保健師さんからは、問い合わせはあるものの、高額のため利用できないという声が届いていることを、昨年の第4回定例会で紹介をしました。

産後ケア事業の宿泊型は課税世帯で1日2800円、通所型は1日2000円、さざんかホームヘルプサービスの生活援助は1時間950円となっています。

産後ケア事業とは別に、市川市では、産後家庭訪問支援ヘルパー派遣事業があり、1時間当たり800円、千葉市では、エンゼルヘルパー派遣事業が、1回2時間当たり1680円で行っています。

どちらも、ヘルパー派遣事業所はもちろんですが、産後ドゥーラの方も登録されています。

本市においても、家庭訪問支援ヘルパー派遣事業を行うべきと考え提案をしたところ、子育て支援部からは、孤立感や不安感を抱く妊婦や子育て家庭を支える環境整備が必要なことは認識しているので、先進市の事例など研究するとの答弁がありました。

10月に「21世紀の豊かな子育てのために、地縁・血縁にかわる新たな縁づくりを~今、本当に必要なアウトリーチ型の子育て支援とは?~」というオンライン研修に参加しました。

こちらは、ホームスタート・ジャパンの方が、寄り添う家庭訪問で子育て支援をおこなってくる中で、何が必要なのか。

コロナ禍で出産をしたお母さんたちは、病院でも、ママ達との交流もなく、独りで出産、公園に行っても、マスクで顔も覚えられない、ましてやママ友も作れない、孤立しているママ達が多くいる中、何が大変なのかも分からず、人に頼っていいことを知らないママ達が沢山いることを紹介してくれました。

ホームスタートは、地域の子育て経験者が、週に1回2時間程度、未就学児のいる家庭を定期的に訪問し、ママ達が話したいことを聴き、子育て経験があるからこそ、一緒にグチや大変さを語り合ったり、何気ない会話をしたり、一緒に買い物や公園などに行ったりしています。

船橋市内でも活躍をしています。

家庭訪問支援ヘルパー派遣事業もそうですが、今後、多く人の力も借りて、妊娠・出産・育児の悩みに寄り添うべきと考えます。

あるママさんからの要望ですが、船橋市で訪問型サポートがスタートするならば、妊娠が分かり、母子手帳をもらう時に、訪問型サポートの情報と利用チケットがあったら、つわりがひどい時や不安な時、体調が悪い時など利用しやすい。

産後は、出生届を提出した時に、訪問型サポートの情報と利用チケットがあったら、夜泣きで辛い時や上の子の面倒が大変な時、体調がすぐれない時などに利用しやすい。と言われていました。

産前産後のママの子育て環境が良くなることで、虐待やうつが減少することを願っています。

2022年 12月 14日

飯山満駅南口の道路ですが、以前より、雨水が溜まってしまうことがあり、飯山満土地区画整理事務所にお願いをしていました。

11月の初め頃に、道路がきれいになっていたので、対応したものと思っていました。

確認したところ、アスファルトを盛り込んでみたが上手くいかず、新たな集水桝を設置することとなり、この度、設置されました。

既存の集水桝に繋げてありました。

これで、歩行者の皆さんも安心して通れます。

 

2022年 12月 08日

飯山満駅南口の道路ですが、以前より、雨水が溜まっていました。

道路整備をした時に、アスファルトを盛り込んでみたものの、やはり雨水が溜まってしまい、新たに集水桝を設置していただきました。

これで大丈夫だと思います。

2022年 12月 04日

高根小学校に通うお子さんのお母さんから、やんちゃな子どもたち、道路に出たりして危ないので、ガードレールを設置して欲しいと要望がありました。

通学路ということで、児童・生徒防犯安全対策室に相談をしたところ、歩道が狭く、ガードレールの設置は無理との返事をもらいましたが、あきらめきれずに何か対策ができないものか考えていました。

以前、他市から越されてきた方から、「咲が丘小学校の通学路を歩いてみたが、危険が一杯。ガードレールを設置して欲しい」と、要望があったことがありました。こちらは県道ですので県の事業ですが、やはり歩道が狭く、ガードレールの設置はできないとのことでした。

数か月たって、久しぶりに、県道を通った時に、ラバーポールが、設置されていましたので、このことを、道路管理課へ伝え、設置をしてもらいました。

ガードレールの設置は、歩道がある程度広くないと、設置ができません。例えば、雨の日など傘をさしていると、すれ違いができなくなります。縁石だと、車が来ないことを確認して、道路側を歩くことができます。

縁石の上を歩く子ども達にとっては、ラバーポールが設置されたことで、キケンとの意識に変わることでしょう。

 

 

 

2022年 11月 05日

以前に「被災者生活再建支援システム」の導入を求めたところ、昨年の9月に導入されました。

改めて、システムの説明を、会派で受けました。

このシステムは、大規模災害が起こった時に、被災者の生活再建を、迅速かつ確実におこなうための罹災証明書発行、被災者台帳の管理、避難行動要支援者名簿を連携させたシステムです。

本市では、NTT東日本と利用契約をしています。

まず初めに、NTT東日本の方から、丁寧な説明ありました。

モバイル端末を使用し、被災家屋等の写真をその場から送ります。

このシステムの機能

①応急対応機能(防災設備管理・被害状況管理)

平時には、物資情報や避難所情報を地図上に登録し、可視化・集計をすることで、発災前の物資や避難所の準備に利用できます。

また、災害発生後、住家被害、人的被害、ライフライン被害等を登録・集計し、また避難所管理、不足物資等を登録・集計することで、被災情報についての情報共有が可能となります。

②建物被害認定機能

モバイルによる調査では、建物被害認定調査アプリを使い、フローチャート化された流れで、調査結果や被災された家屋等の画像を登録できます。

③罹災証明書発行機能

建物の被害状況と、住民基本台帳に基づく家屋情報を地図上で結合することにより、迅速な罹災証明書発行が実施できます。

窓口で、被災者の方と、1つのシステムを参照しながら、合意形成をすることができ、隣の建物だったり、所有者でない方に罹災証明書を発行するなどのミスを防ぐことができます。

④被災者台帳管理機能

仮設住宅の手配状況や、支援金の給付、税や公共料金の減免等、罹災証明書の内容に応じて庁内横断的に実施する被災者支援の状況をデータベース化し、管理することができます。

支援が行き届いていない被災者や罹災証明書の申請を行っていない被災者を把握し、市の方からアプローチを行うことが可能となります。

同じNTT東日本の被災者生活再建支援システムを導入している自治体間で、職員の受け入れが行われることで、罹災証明書の発行など被災者支援の迅速化につながります。

中核市市長会では、中核市災害相互応援協定を締結しているため、被災地域が県内などの部分的な場合、応援を受ける関東地方の中核市のうち3市が同様のシステムを導入しています。

また、首都圏全体が機能停止するような広域にわたる大規模災害の場合、全国の中核市を6つのチームに分け支援するシステムになっています。

本市は、第5応援チームに属していますが、第5応援チームのうち2市が同様のシステムを導入していることから、自治体間での職員の派遣や受け入れの際にも、効果があります。

ちなみに、本市が被災した時は、システムを導入している自治体を指名し、応援に来てもらいます。

2019年の台風15号・19号で多くの被害がありましたが、このシステムを活用し、調査・罹災証明書の発行・被災者台帳の作成をしたそうです。

とても分かりやすく説明をしていただきました。

2022年 10月 15日

10月15日(日)13時から開催された「平和の集い ふなばし2022」に行ってきました。

1部では、長崎市平和式典派遣者報告が行われました。

この夏に被爆都市の長崎市に派遣された学生たち5名と被爆者の会の方が、現地で学んだことや感じたこと、平和への熱い思いを語りました。

平和公園を訪れた時に、不思議な感覚を覚え、恐怖を肌で感じ、心からの平和を願う教育が必要だと感じたそうです。

式典参加では、核兵器廃絶の話があったが、自分には関係ないと思ってしまった自分がいたこと。

しかし、語り部や歌い手が減少していることを知り、見て・知って・聞いて、できることがある。未来を担う自分たちだからこそ、語っていくことが重要。

また、体験講話では、今ある平和を守る事が大事。

命の重さは皆同じ。

核兵器の恐ろしさ。

平和の尊さ。

残された人の虚しさ。

政治的な考えに対する怖さ。

「吹き上げる巨大なきのこ雲 何が起きたのか 人々はどうなってしまったのか 雲の下の真実を、知ってください ---忘れないでください」

中高生の皆さんは、真正面から物事をとらえ、自分ができることを模索していました。

被爆者の会の方は、子どもたちの姿に感動したと話されていました。

毎年、参加していますが、3年ぶりに平和式典派遣者の報告を聞き、世界に目を向けた時、ロシア・ウクライナ戦争は虚しいばかりです。一日も早く終わりにしてほしいです。

また、北朝鮮のミサイル発射、威嚇するのではなく、対話が必要です。

自分たちの事ばかりを考えるのではなく、地球規模でどうしたら平和な社会を築けるのか考えるべきだと、強く感じました。

2部では、船橋にゆかりのプロのミュージシャン3人が、平和への願いを込めて、歌や楽器による演奏が行われました。

胸に染みる歌声を堪能しました。声松優一さんが「歌を歌っているときは、争いにならない。だから歌うんです」と言っていたことに、感動しました。

3部では、よしもとのお笑いトークショー「平和と公正をすべての人に 笑えることって平和!」が行われました。

普段、あまりお笑い番組を見ないのですが、思わず、涙を流しながら笑ってしまいました。

2030年までにグローバルな諸課題の解決を目指す持続可能な開発目標SDGsを通し、目標16の「平和と公正をすべての人に」をみんなで学びました。

テンポの良い漫才やコント。「笑いは人の心を広げる」をコンセプトに、繰り広げられたトークショー。

お笑いの世界にすっかりハマってしまいました。