共育コラム
2025年 01月 11日

穏やかな日差しの中、令和7年船橋市消防出初式が船橋アリーナで開催され行ってきました。

開会前に、アリーナの大型ビジョンで、消防局や消防団の活動が映し出されていました。

消防フェアの様子です。小さな子ども達にもわかるように教えています。

消防団の操法ポンプ大会の様子です。

日頃からの訓練を披露しています。

式典が始まると、消防局・消防団の部隊が入場。

消防旗の入場、人員報告、会式のことば、国家斉唱の後、消防殉職者に対する黙とうが行われました。

市長の式辞では、

昨年のお正月に起こった能登半島地震、9月の豪雨、8月の日向灘(宮崎県)の地震、それを受け、南海トラフ地震臨時情報が出されるなど、他人ごとではない自然災害が起こっている。

市民の生命・財産を守るために、船橋市では、デジタルハザードマップを作成。

地震に強いまちづくりを進めるために、木造住宅耐震診断助成費用や改修工事費用の助成をおこなっている。

また、消防職団員においては、安心・安全のために、緊張感を持って行動してほしい。

船橋は、これからメディカルタウン・医療センター建替え・新駅の設置・児童相談所の設置・二和東5丁目の整備など、福祉・医療が大きく変化する。

市民の皆様にとって、平穏な年でありますように!

消防団長のあいさつでは、

能登半島地震・豪雨・自然災害・8月の宮崎地震、南海トラフ地震も、いつ起こるかわからない。これらは、インフラが破壊がされる。

世界に目を向けると、猛暑・干ばつ・山火事など起こっている。

努力を惜しむことなく、訓練ををしていく。

自分たちのまちは、自分たちで守るということを肝に銘じる。

その後、表彰が行われ、千葉県知事表彰・千葉県防災危機管理部長表彰・千葉県消防協会長表彰・千葉県消防協会東葛支部長表彰・船橋市長表彰・船橋市消防団長表彰と多くの方が受章されました。

来賓祝辞では、千葉県知事の代読、水沼衆議院議員・角田衆議院議員・消防協会長とありました。

角田衆議院議員からは、

市民の生命・身体・財産を守るために活動していることに、感謝とお礼が伝えられました。

また、災害現場に真っ先に駆け付ける消防団について、全国で200万人いたが現在は80万人と減少している。

処遇改善はもちろんのこと、女性消防団・機能別消防団などもすすめる。

災害時にどのような行動をとるのかを決めるマイタイムラインの導入・避難所となる体育館へのエアコン設置・トイレ改修など進めてきた。

地域の人材育成が重要となる。

最後に、家族への感謝も忘れずに!

議長からは、

歳末のパトロールのお礼。

市民の安心・安全の大きな力となっている。

常に災害への危機感を持ち、迅速な対応に感謝。

昨年導入した、映像伝送システムが大きく貢献している。

表彰者を代表して、謝辞がありました。

複雑化、大規模化する中で、責務の重大さ。信頼と努力を惜しまない。と、力強い言葉がありました。

「災害は忘れたころにやってくる」と言われます。

まずは、我が家を見直してください。

水や食料など用意されていますか?

地震や豪雨などの自然災害だけではありません。

ロスアンゼルスの山火事、火災も怖いです。

一瞬にしてすべてのものが無くなってしまいます。

船橋市でも、昨年12月から1月11日までで、21件の火災情報がふなばし情報メールで届いています。

大事には至っていないケースがほとんどですが、乾燥していますので、火が出ると、あっという間に燃え上がります。

出かける時やお休みになる時など、火の元に気を付けて下さい。