
9月13日(土)夏季議員研修会で「食品ロスの現状と自治体の施策について」を学びました。
講師は、(株)office3.11代表 ジャーナリスト 博士(栄養学)の井出留美さんです。
2019年に「食品ロス削減推進法」が出来ましたが、その時にご協力いただいた方です。
2016年6月15日に「食品ロス」について投稿したのを懐かしく思い出しながら、聞いてきました。
(以前の投稿をご覧ください。)
https://hashimoto-kazuko.jp/blog/lilybell_blog/2647.html
家庭から出る食べ残しのうち、手つかずのまま捨てられるのはおよそ何%かわかりますか?
なんと45%だそうです。
令和5年度 環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等について」からによると、年間のごみ処理にかかるお金は、なんと「2兆2,912億円」だそうです。
例えば、国立大学86校+関連法人4=90法人の予算は1兆1,000億円で、なんとその2倍以上です。
「燃やせるごみ」の40%は生ごみで、生ごみは重量の80%が水分。「燃やしにくいごみ」。
分別回収したプラごみを燃焼剤代わりに加えている自治体もあり、日本は生ごみを燃やして、気候変動に加担している。
生ごみを捨てるときには、よく水を切ってから捨てましょう。
また、乾燥をさせる機器やコンポストなどを使い、家庭菜園やお花などの堆肥にするなども考えてみてはどうでしょうか。
船橋市では、一般家庭から排出される生ごみの減量化、資源化を促進するために、生ごみ処理容器等の購入費の一部を助成しています。
市のHPをご覧ください。
生ごみ処理容器等購入費助成金の申請受付について|船橋市公式ホームページ
今年度の助成枠に達した時点で受付を終了いたしますので、まずはクリーン推進課(電話:047-436-2434)にご連絡をお願いします。
申請に必要な書類等を郵送いたしますので、「お名前」、「ご住所」、「ご連絡先」をお伝えください。

1世帯が1年間に捨てている食品を金額にすると、いくらになるでしょうか?
食品ロスによる経済的損失は「年間72,000円/世帯」だそうです。
分ければ資源・まぜれはごみです。お金の無駄であり、環境負荷にもなります。
また、神戸市の「食品ロスダイアリー」を紹介していましたが、船橋市でも取り扱っていますので、ぜひご活用ください。
(以前の投稿をご覧ください。)
https://hashimoto-kazuko.jp/blog/lilybell_blog/5207.html
船橋市のHPをご覧ください。
食品ロスの削減について|船橋市公式ホームページ
環境への負荷を考え、まずは出来ることから始めて見ませんか。