2月10日(月)4月1日から本格稼働する南部清掃工場の内覧に行ってきました。
現在の南部清掃工場は、平成元年に稼働し、老朽化が進み平成28年に建て替え工事が始まりました。
旧南部清掃工場の処理能力は、一日375トンの可燃ごみを処理していましたが、新しくなった南部清掃工場は、一日339トンとなりました。
これは、資源ごみの分別化により、可燃ごみが減少しているからです。
また、各地で災害が起こった時にも、災害ごみの受け入れ対応ができるように、余裕をもって作られています。
昨年の台風被害のごみも船橋市では、受け入れています。
ごみの収集が終わったパッカー車の洗車場です。ここで、一日の汚れをきれいにし、次の日に臨みます。
南部清掃工場は「さざプラ」と呼び、北部清掃工場は「めぐプラ」と呼びます。
入口を入ると、見学者ように様々なパネル展示がされています。
分別の仕方が一目でわかるようになっています。
1.可燃ごみ・・・燃やせる物
2.不燃ごみ・・・包丁や割れたカップなど
3.資源ごみ・・・ビン・缶・針金ハンガーなど
4.ペットボトル・・・再びプラスチックになるペットボトル、蓋やラベルは剥がします。
5.有価物・・・新聞や雑誌、包装紙などの雑紙など
6.小型家電・・・小さな家電や電子製品など
7.粗大ごみ・・・大きすぎて、可燃ごみや不燃ごみとして出せないもの
海洋ごみも忘れてはいけません。
働くごみの収集車
南部清掃工場は、夜間収集地域のごみが集まってきます。
昼間の収集地域は、北部清掃工場に持っていきます。
数字と白線の中に収集車が停まり、ごみが捨てられます。
捨てられたごみを、クレーンゲームのような(?)クレーンで、ごみをかくはんし、ごみ袋を破くのだそうです。
異常があればすぐにわかるようになっています。
海の近くなので、景色がとてもいいです。
太陽光パネルも、もちろんあります。
左側には、三番瀬環境学習館が見えます。
SDGsの取り組みも紹介されています。
我が家から出たごみの行方を分かりやすく示されています。
ごみ処理場に運ばれてきたごみの流れを、3Rのキャラクターが紹介。
3Rとは、リデュース(ごみを出さない)・リユース(何度も使い回そう)・リサイクル(生まれ変わらせよう)です。
3人のキャラクターは、それぞれ、リデュ君・リユちゃん・リサちゃんです。
リサちゃんはよく知られていますが、リデュ君・リユちゃんも忘れずにね!
工場から出てくるものが分かりやすく説明されています。
実際にはこのようになっています。
一通り説明を受けた後は、ごみの分別がきちんとできるか、30秒で、燃えるごみを分別し、収集車の中に入れます。
意外と30秒というのはあっという間で、考えているうちに、30秒たってしまいました。
南部清掃工場は、可燃ごみ処理施設です。
他のごみのことや環境の事などを知るために、近くの三番瀬環境学習館や西浦資源リサイクルセンター・下水処理場などにも、足を運んでみるといいですね。