前回に引き続き、来年度予算編成に関する要望を紹介します。
「学び」の環境整備と市内の活性化を強力に
いじめ防止基本方針の策定
いじめはすべての児童生徒に関係する問題です。
いじめ防止等の対策は、すべての児童生徒が安心して学校生活を送り、様々な活動に取り組むことができるよう、学校の内外を問わず、いじめが行われなくなるようにすることであることから、ひとつの事案への対応のみならず、傍観者を生まない環境作りや初期対応の見直しなどが求められます。
これらについて、市、学校、保護者、児童生徒の各主体の責任について想定した基本方針の策定を求めます。
食品ロス削減を強力に推進
本年10月に施行された「食品ロス削減推進法」に基づき、食品ロスの削減に関し、国、地方公共団体等で基本方針の策定が手掛けられます。
その際、食品廃棄の実態に関する調査等や、フードバンクへの流通の促進、さらに消費者の過度な鮮度志向や消費行動を改善するために「ドギーバック」の普及など、食品ロスに対する認識を高める必要があります。
バスの乗り方教室等の検討
一般的に、日ごろから電車、バスを利用する人は、車を利用する人よりも元気であるといわれます。
車を乗っている人は、身体が元気なうちは問題になりませんが、高齢等を理由に免許返納した後は、公共交通機関を使いたくても、乗り方がわからないために、外出ができないと言うことになりかねません。
そのために、外部との接触が極端に制限され、認知症やフレイルといった心配があります。
まだ元気なうちに公共交通機関を利用する機会を作ることで、免許返納後も、外出ができる環境を作ることを求めました。
その他要望事項(環境、経済、教育)
●防災教育、元教育などの充実
●学校問題解決サポート事業の創設
●公民館図書室のネットワーク化
●特別支援学級の増設
●市民に親しまれる農水産業の振興
●企業、創業の活発化と既存企業支援
●高齢者の生活を支える商店街振興
●ごみ減量政策の強化
●市営霊園における多様な墓地供給
●ごみ収集におけるカラス対策の推進
●期日前投票所の増設