船橋市飯山満町1丁目から米ケ崎町の台地に位置する「取掛西貝塚」が、いよいよ国史跡に指定されます。
令和3年6月18日、国の文化審議会は文部科学大臣に対して、船橋市の「取掛西貝塚」を国の史跡に指定することを答申し、これにより、「取掛西貝塚」が、国の史跡に指定されることが決まり、今後は、秋頃の官報告示により、正式に国史跡へ指定される予定です。
2017年7月に、会派で発掘調査に参加させてもらいました。
2018年には、ドローンを使って調査が行われました。
約1万年前の縄文時代早期前半の貝塚と集落跡です。
貝塚は、東京湾東岸部で最も古く、集落の規模はこの時期では、関東最大級です。
また、シカやイノシシの頭の骨を並べた動物骨集中が発見され、動物儀礼跡だとすれば日本最古のものです。
船橋市では、1999年より、2020年まで、8回の発掘調査を実施し、2017年より国史跡指定を目指して、本格的な調査を行ってきました。
素晴らしいですね。
あらためて知ってもらうために、関連イベントが開催されます。ぜひ、足を運んでみませんか!
(1)ミニ展示「いよいよ国史跡指定へ 取掛西貝塚」
会場・・・飛ノ台史跡公園博物館(船橋市海神4-27-2)
電話・・・(047-495-1325)
会期・・・令和3年6月19日(土)~7月11日(日)
(2)講演会「取掛西貝塚を考える~約1万年前の縄文ワールド第4弾~」
会場・・・船橋市勤労市民センター
開催日・・・令和3年8月14日(土)
詳細が決まり次第、広報・ホームページ等にてお知らせがあります。