すずらんブログ
2022年 05月 11日

飯山満川に設置されている水位計ですが、以前、船橋市内の設置場所をお知らせしたところ、実際に水位を知るにはどうしたらよいのか質問がありました。

スマホやタブレットなどの検索機能から「川の水位情報」を検索すると、川の水位情報の日本地図が示されます。

地図を拡大していき、確認したい河川上にある水位計設置マークをタップすると、情報が見られます。

国土交通省では、「川の水位情報」サイトにおいて、危機管理型水位計の水位情報に加え、通常水位計の水位情報、河川の現況を配信しています。

危機管理型水位運用システムとは、全国の自治体等が設置した危機管理型水位計から携帯電話回線で送られてきた水位情報をパソコンやスマートフォンの画面に提供するサービスです。

平成30年9月に国土交通省が報道発表した資料によると

①危機管理型水位計の水位情報に加え、川の防災情報に表示されている通常の水位と河川カメラの情報を同一画面で確認することができます。

②危機管理型水位計の危険水位や観測開始水位に加え、通常水位計の避難判断水位や氾濫危険水位を超過した場合に水位計のアイコンの色が変化し、より多くの危険情報を確認することができます。

③河川カメラのアイコンを選択すると河川の状況を画像で確認することができます。

危機管理型水位計

*川の水位が上昇した時に水位情報を提供する水位計で、川の水位が上昇した時のみ、10分毎の観測データーが送られてきます。

(水位が上昇していない時は1日1回だけデーターが更新されます)

*通常水位計より初期コストや維持管理コストが低減

近年では、台風や集中豪雨など甚大な水害が発生しています。

危機管理や住民の避難行動にかかるリアルタイムの水位情報で、スマートフォンやタブレット・PCなどから簡単に閲覧ができ、洪水が発生した時、河川周辺の住民が避難する際に役立ちます。

いざという時のために、一度どのようなものか開いて見ることをお勧めします。