岩手県紫波群紫波町の公民連携基本計画に基づいた、紫波中央駅前都市整備事業の「オガールプロジェクト」を視察研修しました。
平成28年8月23日(火)~24日(水)
オガールプロジェクト⇒JR紫波中央駅前の町有地10.7haを中心とした、都市整備を図るために、町民や民間企業の意見を聞きながら、紫波町公民連携基本計画を策定し、この基本計画に基づき、平成21年度から始まった紫波中央駅前都市整備事業のこと。
23日・・・オガールプロジェクトについてのプレゼンテーションと施設内見学をしました。
24日・・・図書館の新しい役割
A街区⇒オガールベース・・・民間事業者による複合施設
①ビジネスホテル(オガールイン)
②日本初のバレーボール専用アリーナ(オガールアリーナ)
③入居テナント(コンビニ・薬局・ラーメン店・文房具店・居酒屋・事務所)
④紫波スポーツアカデミーの拠点(バレーボール・サッカー)
B街区⇒オガールプラザ・・・官民複合施設
①図書館
②子育て支援センター
③情報交流館
④紫波マルシェ(産直販売所)
⑤眼科・歯科
C街区⇒役場庁舎
木造3階建て(国内最大級の木造庁舎)
地域熱供給による冷暖房システム
トイレ洗浄水の雨水利用、太陽光発電
D街区⇒エネルギーステーション(民間事業)
木質チップボイラーの熱を役場庁舎・オガールベース・住宅へ供給
建設中でしたが、保育園、教育サポートセンターなどオープンが予定されています。
*国からの補助金を使うのではなく、民間との連携で、町民の財政負担を最小限に抑えながら、図書館・町役場などの公共施設と民間施設を複合して開発を行っていました。
*町の人口は33,000人と小規模ですが、盛岡や花巻・北上など約60万人に利用してもらおうと、イベントや施設利用を工夫されていた事に驚きました。
*エネルギーステーションもあり、エコタウンの分譲中。
*魅力的なまちづくりでした。
*いたるところ芝生でしたが、自由に利用できます。
*とても、勉強になりました。民間事業者との連携は、これからのまちづくりに欠かせない事を実感しました。