すずらんブログ
2015年 07月 26日

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7月23日(木)24日(金)博多で開催された「教育改革は家庭教育支援から切り込め!」の研修会に参加しました。

23日は「家庭教育支援行政の実際」~ケーススタディと改善策~と題して、現状と改善策を学びました。

不登校の問題を解決するには、今起こっていることを解決するのは当然のことながら、遡っていくと、未然予防のために、家庭教育支援が必要だということです。

私は、常々、同じようなことを考えていたので、とても共感し、有意義な研修でした。

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講師の水野達郎氏は、34歳という若さではありますが、文部科学省の家庭教育支援に関するいくつかの検討委員会の委員でもあり、一般社団法人、家庭教育支援センター「ペアレンツキャンプ」代表理事で、不登校の訪問カウンセラーとして、多くの不登校児および生徒と関わっています。

最初の挨拶の中で、色々と教育について、議論されているが、ある程度の年齢を重ねた方が多く、現在子育てをしている世代とギャップがあることを認識されていない事が多い。現役世代の声が必要なんです。と語っていましたが、まったくその通りだと思いました。

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24日は「地域資源を活用した新しい家庭教育支援のカタチ」~子どもをとりまく隙間を埋める~です。

文科省が考えている「家庭教育支援チーム」の役割について学びました。

それぞれの地域で、不登校対策なのか、全ての親に対する家庭教育支援なのか、どこに力を入れるのか、考えなければなりませんが、船橋市においても取り組む必要があると考えています。各担当課では、きめ細かく対策がとられていますが、一人の子の成長を考えた時には、相談窓口が一本化されていませんので、福祉部局と教育委員会との連携など、しっかりと考えて参ります。

とても暑い日でしたが、とても有意義な研修でした。