共育コラム
2017年 02月 23日

子育てアドバイザーの萩本悦久さんの「祖父母の子育て参加にアドバイス」を読んでいたら、なるほどな~と思った事がありましたので、ご紹介します。

「孫のために、○○をしなければいけない」と肩ひじを張る必要がなく、逆に、「孫に教えてもらう」「孫から学ぼう」という軽い気持ちで関わることが大切。

私もそうですが、子育ての先輩として、「~しなさい」とか「~だめよ」と命令や禁止を投げ掛けることがありますが、これは、子どもが嫌がる言葉です。

孫に教えるのではなく、教えてもらおうと切り替えると、子どもは、自分の気持ちを理解してくれたと思います。

例えば、テレビやゲームで遊んでいると、ついつい「あと10分で終わり~」「目が悪くなるからもう駄目だよ」と言ってしまいがちですが、「誰が正義の味方?悪者はだれ?」と聞くと、一生懸命に教えてくれます。

勉強にしても同じで、「この漢字忘れたから教えてよ」とか「九九を忘れたから、教えて」と頼むと、喜んで教えてくれます。

また、時には、孫に「ばーば、体を動かしたいから、公園に連れてって」と頼めば、喜んで近くの公園に連れて行ってくれます。

孫は、親と一緒の時は、親に頼りますが、親がいないと、自分が祖父母を守らないといけないと思うようです。

「教える」ではなく「教わる」発想の転換が必要ですね。

また、関わりの中で、「あ・い・う・え・お」のコミュニケーションを心掛けましょう!とありました。

ありがとう」⇒感謝の言葉

いいね」⇒共感の言葉

うれしい」⇒信頼の言葉

えらい」⇒励ましの言葉

おはよう」⇒心を開いて相手に近づく挨拶の言葉

今はスマホやゲーム社会です。外に行かなくても家の中で十分遊べます。

人とじかに会って、会話をする機会が減っています。子どもたちに良質な言葉に触れさせることができるいいチャンスです。

言葉がけをたくさんして、子どもたちに喜びを与え、自信を付けさせるためにも「あ・い・う・え・お」のコミュニケーションを心掛けましょう。

これなら、気負う必要がなく、孫育てに参加できますね!!

お父さん、お母さんもちょっと言葉を変えてみると、子どもの喜ぶ姿を多く見られるかもしれませんよ。