すずらんブログ
2020年 12月 15日

船橋市民ギャラリーで開催中の「椿貞雄と清川コレクション」を見に行ってきました。

椿貞雄は大正末から昭和にかけて船橋で暮らし活躍されていました。

大正15年、30歳の時に、船橋尋常小学校(現・船橋小学校)で、図画教員として働いていました。

自画像です。このような方だっだのですね。

お孫さん達の似顔絵です。

オープニングに来られた方もいたようです。

夏見の高台から船橋大神宮の灯明台をを臨んだ風景だそうです。

昭和20年3月の東京大空襲での被害を聞き、群馬県に疎開した時の絵ですが、碓氷川・淺間遠望・磯部・妙義山とあり、群馬県のお隣長野県軽井沢で育った私は、とても懐かしく感じました。

この時代に生きていたわけではありませんが、浅間山の麓で育ちましたので、碓氷峠や磯部・妙義山は、よく知る場所です。見入ってしまいました。

ここからは、清川家のコレクションです。

清川家は、初代の清川務が明治20年、船橋に病院を開業してから三代にわたり医業を営み、地域に貢献されてきました。

清川家三代にわたり収集・保存されてきた184点の美術品は平成11年から12年にかけて、船橋市に寄贈されました。

見応えたっぷりの作品が展示されています。

12月23日(水)まで開催されていますので、ぜひ、足を運んでみませんか!

時間は、午前10時から午後5時(金曜日は午後7時まで)

入場は無料です。

船橋市民ギャラリーは、本町2-1-1 スクエア21ビル3階です。

 

 

2020年 12月 13日

ふなばしMOREベジ協力店

船橋市では、市民の野菜摂取量を増やし、健康的な食事ができる環境づくりを進めるため、「ふなばしMOREベジ協力店」推進事業を開始しました。

これは成人が1日あたり目標とされる野菜の量350グラムを摂取できるよう、より身近な食の環境整備を図るものです。

野菜を意識して食べている人は多いと思いますが、現状では、あと70グラム(小鉢1皿分)が不足していると言われています。

健康に無関心な人や多忙で食事に時間をかけられない人でも、健康的な食事ができるよう、外食や中食(惣菜・弁当)で野菜たっぷりメニューが食べられる、また野菜のおかずをもう一品加えるなど“市民の野菜摂取量増加につながる取り組み”を行う飲食店や惣菜店、更に内食(家庭)でも野菜摂取量の増加につながるよう、八百屋や直売所も推進事業者として登録し、オリジナルステッカーを店舗に貼り出しています。

そして市ホームページの特設サイト上で登録店舗情報を公開し、SNSによる情報の拡散やお店の発掘の促進、登録事業者のコラム掲載、学生が発案したメニューを飲食店で提供するコラボイベントの企画等で周知に努めています。

外食やお総菜・お弁当等、お店でも工夫されていますが、家庭でも、美味しい野菜をたっぷり食べましょう!!

 

2020年 12月 07日

体育館の高窓の開け閉めには、手すりもなく、頑丈なはしごを使って、窓の開け閉めを行っていました。

会派の木村修議員が、平成30年第3回定例会で「学校の体育館の安全対策」として、取り上げました。

小学校では、必ず教員が行い、中学校では、基本教員ですが、生徒が行う場合もあります。この場合は必ず教員が立ち会うことになってはいますが、常に危険が伴います。

この危険を回避するための方策を取るべきと提案しました。

船橋市の学校の体育館は、昭和40年から50年代前半にかけて建設されたものが多く、窓等の開閉のためのスペースに手すりがない構造となっています。

小学校は55校中43校、中学校は27校中22校、合計82校中65校は手すりが付いていません。

今年度、全ての学校に設置されたことを伺い、法典小学校におじゃまし、見学させていただきました。

法典小学校には、以前、御滝中学校でPTAの副会長をしていた時にお世話になった校長先生が、その後、法典小学校の校長先生になったので、校長室に行けば、写真があるかなと思い、行かせていただきました。(校長室に写真があり、懐かしく感じました)

かなり重たい頑丈なはしごから、移動が楽になった軽いはしごに取り替え、はしごを掛ける所も数か所設置されました。

手前の白いものが今回設置された手すりです。

いのち綱もあります。

もともと設置されている窓際の手すりにフックを掛けて、窓等の開閉を行います。

この場所は、幅70㎝位とのことです。

事故が起こってからでは遅すぎます。危険だという認識で、手すりのない学校全てに設置されたことは、良かったと思います。

コロナ禍で、常に窓を開けているそうですが、安心して窓の開け閉めができます。

体育館では、子ども達の元気な声が、響き渡っていました。

 

2020年 12月 07日

「玉川旅館」動画・VR画像を公開

本年(2020年)4月末をもって、多くの市民に惜しまれながら創業100年の歴史に幕を下ろし、解体・撤去が行われた「玉川旅館」。

解体が行われる前に市で記録保存のため撮影した動画・画像が市ホームページで公開されています。

YouTubeで公開されている動画は、「玉川旅館物語ダイジェスト編」約2分15秒、ナレーションありの「玉川旅館物語 本編」約9分30秒、ナレーションなしの「玉川旅館物語 資料編」約16分30秒の3編と館内約90ヶ所を360度VR体験できる画像です。

「玉川」の名は、創業者の父が船橋大神宮の奉納相撲で名乗っていた四股名に由来しており、かつて塩田であった地に大正10年(1921年)に料亭として創業し、のちに旅館としての営業を開始しました。

昭和初期に建てられた本館・第一別館・第二別館の3棟は国の登録有形文化財となり、第二別館1階の一番奥の「桔梗の間」は、文豪太宰治が宿泊した部屋として伝えられていました。

2020年 12月 03日

12月2日(水)から23日(水)まで内装が新装された船橋市民ギャラリーで、令和2年度船橋市所蔵作品展「椿貞雄と清川コレクション」が開催されています。(入場無料。午前10時~午後5時。金曜日は午後7時まで)。

今年度は、船橋市が「清川コレクション」を収蔵してから20年の節目を迎えたことを記念し、その中心画家である椿貞雄の生涯と画業、そして、清川コレクションに残された船橋ゆかりの芸術家の作品など約250点を過去最大規模の展示会として紹介しています。

学芸員が3年以上にわたり関係者への取材や作品の来歴などの調査研究を続けてきた成果を、展示内容でお伝えすると共に約200点におよぶ出品作品の図版をカラーで掲載した図録として一冊にまとめ会場で販売しています。

また毎週金曜日には14時から1時間、学芸員により展覧会の見どころをスライドを使って紹介しています。

明治から昭和にわたる船橋の美術活動の豊かさを感じていただける市所蔵作品展にぜひ足を運んでください。