すずらんブログ
2017年 05月 20日

初夏を思わせるような、晴天のもと、各地で小学校の運動会が行われました。

地元の、金杉台小学校のグランドでは、小中合同の運動会が行われ、応援に行って来ました。

金杉台小中学校では、連携教育が8年前から行われています。その一環として、合同の運動会を行っています。

小学校に入学したばかりの1年生と2年生の合同のダンスです。

今どきのというか、先生の好みなのか、星野源さんの「恋ダンス」です。一生懸命に踊る姿と、両手でハートマークをするのが印象的でした。

小1・2と中1の交流玉入れです。

音楽に合わせて踊っていたかと思ったら、突然、玉入れが始まりました。

校長先生とじゃんけんし、勝ったら、そのまま走る。あいこだったら、サッカーボールを持って走る。負けたら、サッカーボールを蹴りながら走る。じゃんけんぽんで運だめしも楽しく応援できました。

この他にも、交流綱引き(これは、綱をXに交差させて、4方向に引きます)、金杉台の乱(これは、中3が、おんぶで、騎馬戦)など、少人数ながら、工夫された競技が行われました。

急に暑くなったため、5~6競技が終わると、係も含め、自席に戻り、休憩。担任の健康観察を始め、水分補給や凍らせたペットボトルなどで、首を冷やしたり、木陰に入るなど、熱中症にならないために、工夫をしていました。

来週も他の小学校で、運動会が行われます。皆な頑張れ!!

 

 

2017年 05月 14日

13日(土)中央公民館で開催された「~共に生きる社会in船橋~」に参加しました。

第1部では、船橋における障がいにまつわる概要を、市役所の障害者職場実習先開拓員の方から、現状を伺いました。

職場実習先の開拓は、平成23年から、国の緊急雇用事業で、開拓員を雇用しました。

それまでは、特別支援学校の先生が、一軒一軒電話をし、訪問しながら、実習先を開拓してきました。

特別支援学校の先生方から、大変な現状を、幾度となく、会派で伺っていました。

実習先を先生方だけに任せるのではなく、企業の状況が良くわかっている経済部も関われないか、その当時、市議会議員だった、角田ひでお衆議院議員が、議会で取り上げました。

その結果、障害者職場実習先開拓員が雇用され、現在に至っています。

平成23年から平成28年までの6年間で、927社中550社を訪問し、相談330回、実習受け入れが280回、就職は50名と実績をあげています。

これからは、庁内の関係部署との連携が大きな課題となっています。

次に、共に生きる為のケーススタディとして、福祉タクシーの現状、障がい者雇用、障がい者グループホームの課題、新たな取り組みが報告されました。

第2部では、松戸徹船橋市長と荻野晃一車いすラグビー元日本代表監督をゲストに迎え、つまがり俊明市議がコーディネーターを務め、パネルディスカッションが行われました。

荻野氏の、『若者の方が、「何か手伝う事ありますか」「何かやっているのですか」と手を貸してくれたり、声をかけてくれる。障がいは、個性、どうやって楽しく生きていくのか、多くの支えが必要』との言葉が印象的でした。

松戸市長は、『行政はルールが必要、コミュニケーションが大切。勇気を持って、誰に対しても、勇気をもって声をかけることが大切』今後の抱負を語ってくれました。

多くの方が、それぞれの立場で何ができるのか、一人では不可能でも、他の人の力を借りて活躍されていることがとても印象的でした。

 

 

2017年 05月 09日

船橋市では、船橋人参と小松菜を使った、缶入りパン「パンマルカン」を防災備蓄しています。

備蓄食品なので、賞味期限は5年間です。

最初に作ったものが、そろそろ賞味期限が近づいています。

5月6日に開催された「ふなばしブランド野菜フェア」で、小松菜のパンマルカンが配布されていました。

缶の裏を見ると、「2017・09」となっていました。

防災備蓄品の賞味期限が近くなったものを、無料配布し、新たなものを備蓄する事は、とても良いことだと思います。

食品ロスの観点からも、自治体はもちろん、各家庭でも、意識を持ってください。

我が家にあるものを確認したところ、2020年だったので、まだ食べなくても大丈夫でした。

この、パンマルカンは、パン本来のしっとり感はもちろんですが、風味もよく、美味しいです。

ただし、災害時は栄養が取れなかったりするため、チョコチップを混ぜることにより栄養が取れるように、カロリーが高くなっていますので、カロリーを気にする方は、食べすぎに注意してくださいね。

「ふなっこ畑」で購入することができます。

農産物直売所 「ふなっこ畑」

住所 船橋市行田3-7-1(行田公園の近くです)駐車場有ります。

営業時間 午前9時30分~午後6時

定休日 火曜日

 

2017年 05月 01日

遅くなりましたが、4月19日(水)、20日(木)に開催された「社会保障フォーラム」で学んできたことをまとめてみました。

講義1「平成29年度の厚生労働省予算と制度改正~医療、介護、福祉はこう変わる~

厚生労働省 社会保障担当 参事官 度山 徹氏

将来推計人口の概要から説明を受け、社会保障の給付と負担の現状と推移など、社会保障を取り巻く環境の変化を教えてもらいました。

平成29年度予算では、年金受給資格の期間が短縮されたことや、保育士等のキャリアアップの仕組み・処遇改善、介護保険制度における介護人材の処遇

改善等、厚生労働省が考えていることを、分かりやすく説明があり、地方自治体が地域の課題を掘り起こし、その地域にあった形で取り組んでいけばよいことがわかりました。

講義2「認知症高齢者と地域で暮らす」

NPO法人 楽 理事長 柴田 範子氏

今までのケアは、人が中心ではなく、介護が中心だった。これからのケアは、人の生活・人生・暮らしが中心。

これは、認知症デーサービスで食事や入浴など施設内で、介護を中心にケアしていましたが、小規模多機能型居宅介護に移行し、改めて地域との関係を強化するために、町内会長や民生委員に相談し、様々な取り組みを始めました。

近所の高齢者の方と交流、食事会や行事には、地域の方も参加し、顔見知りになっています。お互いが思いやりを持てる言葉がけが出来ていることに驚きました。

施設内だけのサービスから、外に出て、地域の方との交流を通し、生活することの重要性を教えていただきました。課題はあるものの、学ぶことは沢山ありました。

講義3「地域住民の命と健康を守るために–地域包括ケアシステムと栄養士、薬剤師の役割」

厚生労働省 医薬・生活衛生局長 武田 俊彦氏

高齢者の多剤投与の状況を教えてもらいました。多剤投与というのは、複数の医療機関から合計10種類を超えて投薬されている事です。

お薬手帳を利用し、同じ物は減らしてもらうことが大切です。中には、薬を減らすことで、認知症のような症状が治まり、食欲が出て健康状態が良くなる事例があるそうです。食べるということの大切を学びました。

日本薬剤師会 相談役 漆畑 稔氏

薬について、作用と副作用は、基本的に同じもの。例えば、花粉症の場合、鼻水は止まるが、涙や唾液も止まってしまい、胃の粘膜がやられてしまう。

多剤投与と相互作用、分かっているのは2錠から3錠までで、それ以上は未知の世界。かかりつけ薬剤師の必要性を教えてもらいました。

訪問管理栄養士 奥村 圭子氏

食べる事の重要性を通し、栄養パトロールを行っています。食生活機能の改善や市民に対する市民教育も行っています。

「薬」で治し寿命延伸の時代から、「食」を支援し健康寿命の延伸の時代へ考えさせられました。

ここで、一日目が終了しました。

 

講義4「空き家を活用した住宅セーフティーネット制度–低所得世帯に家、賃補助、住宅金融支援機構から融資も」

国土交通省 住宅局審議官 伊藤 明子氏

空き家といえば、誰も住む人がいなくて、古くなり、このまま放置されていたのでは、近所迷惑になってしまうので、何とかしてほしいという要望を受けますが、ここでは、耐震化やバリアフリー化で、高齢者や子育て世帯などに住宅を提供するものです。登録住宅に対する補助や低所得者の入居負担の軽減などの支援措置が行われます。

居住支援協議会が立ち上がり、様々な取り組みを、船橋市でも考えています。

講義5「地方議員は首長、行政のチェック機能を果たしてしるか」

元宮城県知事、神奈川大学特任教授 浅野 史郎氏

テレビでもお馴染みの、浅野元宮城県知事の話は、とても具体的でした。

議員は、当たり前ですが、主役は住民であること、その住民から、要望、不満を聞き出すことから始める。

「今、困っていることは何ですか?」「行政の何が不満ですか?」御用聞きが大切。

そして、政策的条例を作ることの大切さ。

首長と議員の関係を、実績に基づいての話でしたので、とても引き込まれる内容でした。

二日間の講義を終え、とても勉強になりました。

現場で何をすべきかよく考えて、これからも取り組んで参ります。

 

 

 

2017年 04月 27日

改正障害者雇用促進法が昨年4月に施行されて1年がたち、障がい者の雇用環境の改善が進んでいます。

頻繁に通る高根の道沿いに、ハウスが建てられ、大きな看板に「わーくはぴねす農園」と書かれ気になっていましたので、視察をさせて頂きました。

障がい者の就労を支援するコンサルティング会社「エスプールプラス」が農園の窓口となり、企業に有料で貸し出し、その企業が農園で働く障がい者を雇用します。企業の担当者がしっかりと農園に足を運んでいるのも特徴だと思います。

ここでは、知的障がいの方が、鍬や土を使わない養液栽培で野菜を育てています。農機具を使わないので、安全です。また、土ではないので、清潔な環境の中で、働くことができます。

3レーン6山を一つの企業が有料で借り、働く障がい者3人と担当者1人(シルバーの方)が1組となりその企業に雇われています。

野菜栽培の工程

①野菜を育てる培地を平らにならす(農地なので、平らにするところから行っています。ここだけは、土です)

②種をまくための培地への穴開け

③種まき

④水やり

⑤収穫(企業の社員食堂で利用されたり、福利厚生として無料で野菜を配布。お礼をこのような形で表しているのも、素晴らしいと思います)

⑥残った根っこを取り除く・・・・など

企業に雇われているため、勤務時間は、週30時間は働きます。

最低賃金が保証されているため、働き甲斐があります。

新しい雇用のあり方を通し、勉強をさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年 04月 25日

平成28年4月から、利用定員が18名以下の通所介護事業所は、「地域密着型通所介護事業所」に移行されました。

「地域密着型通所介護事業所」では、利用者の方やその家族、地域住民の代表、行政職員または地域包括支援センターの職員などが集まって、おおむね6か月に1回、「地域運営推進会議」の開催が義務付けられています。

薬円台にある施設で開催された「地域運営推進会議」に参加しました。

今回は、宿泊サービスについて、現状と課題を伺いました。

例えば、認知症の方が宿泊する場合、顔なじみの職員や慣れている施設に宿泊するため、安心感があり、急な宿泊にも対応できるそうです。

ショートステイを利用する場合は、予約制のため、対応が難しいこともあります。

ただし、宿泊サービスは居室が狭いため完全なプライバシーが守られなかったり、介護保険外のサービスのため、行政指導ができません。船橋市では、ガイドラインを制定していますが、現場の状況と合わないこともあり、検討が必要です。

どちらにしても、利用者の皆さんが、喜んで、施設を利用している事が一番だと感じました。

ケアマネさんや地域包括支援センターの方から、現場の声を聞き、私の役割は、この声を、行政に伝える事だと思っています。

ケアマネさんから、認知症カフェの案内を頂きました。

一度覗いてみようと思います。皆さんも、お気軽に参加してみませんか!!

 

2017年 04月 15日

東京駅前の丸ビルで、異業種交流会のランチ会が開催され、参加しました。

異業種ということで、お料理研究家の方や、オーガニック野菜に詳しい方、保険関係、企業・店舗・地域活性化に取り組んでいる方など、本当に多くの異業種の方たちと、交流することができました。

食品ロスについて、話をしてほしいと頼まれていましたので、資料を用意し、食品ロスの話をさせてもらいました。

食べられるのに捨てられてしまう食品がいかに多いか知ってもらいました。

日常生活の見直しのポイント

①買い物前に冷蔵庫の食材を確認する

②空腹状態で買い物に行かない

③数量・期間限定品に惑わされない

④できるだけ食材を使い切る

⑤災害時の備蓄食品は少しずつ食べて買い足す

⑥料理を注文しすぎない

⑦賞味期限だけでなく、五感を使い判断する

「消費期限」は、「食べられる期限」で、お弁当屋ケーキなど、傷みやすいもので、消費期限内に食べるようにしましょう。

「賞味期限」は、「おいしく食べられることができる期限」で、スナック菓子や缶詰など、冷蔵庫や常温で保存ができ、「賞味期限」が過ぎてもすぐに捨てずに、自分で食べられるかどうか判断をすることが大切です。

この違いをあまり気にせず、「賞味期限」が過ぎると、捨てている方が多く見受けられます。企業側では、余裕をもって期限を設定していますので、過ぎても、味が変わっていなければ大丈夫です。

642万トンの食品ロスのうち、312万トンが一般家庭から出ていますので、一人ひとりが意識を持って、食品ロスを減らしましょう。

企業や飲食店なども、今後様々な取り組みをすることとなります。

出来ることから挑戦しましょう!