すずらんブログ
2018年 01月 28日

 

薬円台にある船橋市郷土資料館が、約3年にも及ぶ改修工事が終わり、1月28日(日)リニューアルオープンしました。

8時40分より、リニューアルオープン式典が開催され、薬円台小学校の児童2人を含め、市長・議長・教育長・地元町会長によるテープカットが行われました。

私も、文教委員長として、式典に参加をさせて頂きました。

2階の第1展示室では、デジタルコンテンツで、画面に触れると、

  

床と壁に、地図とイラスト、資料写真が投影され、船橋の歴史ガイダンスが見れます。

タイムスリップゲートで、市の歴史の概要がイラストで見ることができます。

これは、イラストレーターさんと学芸員の方が、かなり議論を交わしながら、細かいところまで、こだわったそうです。

これを見るだけでも、船橋市の移り変わりが良く分かります。

船橋の歴史を語るのに欠かせない「馬たちの風景」があります。

現代のサラブレットと中世馬を比べてあります。

船橋で発掘された石器・土器など考古資料が展示されています。

実際に使われていた道具類が展示されています。

漁師が着ていた漁師半纏は、とても小さく感じられますが、漁をするのには、体にぴったりしている方がいいのでしょうか。それとも、人が小さかったのでしょうか。実際に見て下さい。船橋は海苔が取れますが、海苔下駄も展示されています。

講座で読む古文書なども展示されていますが、ほとんど読めませんでした。

この他にも、鉄道網の発達や都市の発展など、子どもも大人も楽しんで見ることができます。

所々に、デジタルコンテンツがあり楽しめます。

3階の第2展示室では、企画展・特別展が開催されます。

今回は、「ちょっと昔と今×居間@郷土資料館」が3月11日まで開催されています。

1950年~80年代にかけてのどこか懐かしい「昭和の居間」が再現されています。テレビで見かけるちゃぶ台があります。

おばあちゃんの家にもあった井戸ポンプが展示されていました。

子どもの頃、おばあちゃんの家に行き、井戸水を汲んだものです。懐かしい~

入館料は無料です。

開館時間は午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)

休館日は月曜日、祝日の翌日(土・日は除く)(5月3日~5月5日は開館)年末年始(12月29日~1月3日)

お問い合わせは郷土資料館 ☎047ー465-9680

ぜひ、足を運んでみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

2018年 01月 20日

「NPO法人童謡文化を広める会」主催の、「うたいつぐ船橋の童謡」コンサート公演が、1月20日(土)船橋市民文化ホールで開催されました。

船橋市制が施行された頃(80年前頃)、ノーベル文学賞作家の川端康成氏が、船橋にやってきました。

今はもうありませんが、当時、割烹旅館三田浜楽園に、何度も足を運び、小説を書いていました。

三田浜楽園で、童謡を歌い遊ぶ半玉(見習いの芸者だそうです)の金弥に出会い、ひたむきに生きる彼女たちの姿を書いたのが、「童謡」です。

船橋市役所前にある湊町2丁目公園に、「文学碑」「三田浜塩田・楽園説明版」「三田浜塩田碑」があります。市役所に来たときにはぜひ足を運んでみて下さい。正面入り口の真正面です。

今回のコンサートは、彼の心に響いた童謡がいつまでも鳴り響きますように。子ども達の心が輝き続けますように。との願いが込められた創作オペラ「童謡」が披露されました。

第一部では、三田浜楽園での様子が目に浮かんでくるようでした。

健伸幼稚園の麦の子合唱団による、子ども達の歌声。半玉と士官学校生の様子などが披露されました。

「シャボン玉」や「赤い靴」などで知られる、詩人・野口雨情の直孫の野口不二子さんと主催者の瀬川千里さん、歌のお兄さんで活躍していた、たいらいさおさんによる、トークで、童謡の深さを知ることができました。

「シャボン玉」の2番は、「シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 産まれてすぐに こわれて消えた」とありますが、雨情の子どもが、産まれて7日で亡くなった事を表したそうです。

詩の意味を感じ取りながら聞いていると、童謡の素晴らしさが、伝わってきました。

第二部では、ボニージャックス60周年記念「昭和歌歴」と題して、「神田川」「白いブランコ」「シクラメンのかほり」など、青春時代を思い起こす、素敵な歌声を聞かせてもらいました。

フィナーレでは、出演者全員がステージに集まり、参加者とともに、「里の秋」「赤とんぼ」「ふるさと」を歌いました。

久々に、心が洗われた気がしました。中学・高校時代がよみがえってきました。

素晴らしい、歌声に感謝です。

 

2018年 01月 08日

船橋市民文化ホールで成人式が行われ、文教委員長として参加しました。

自分の成人式は、雪が降った次の日で、道路がぬかっていたことが、思い出されます。

振袖を着て、町の公民館に行きました。内容は、30数年もたっているので、残念ながら覚えていません。

我が子の時は、親は参加しませんので、とても楽しみでした。

船橋市では、今年から3部制になり、(今までは、2部制)式典・20歳のアピールと約1時間でしたが、素晴らしい時間を過ごしました。

6132名が成人となり、中学校単位で地域分けし、3部制になりました。

皆さん、成人おめでとうごさいます。

「挑戦~自分の可能性を信じて~」を合言葉に、実行委員会が立ち上がり、新成人とOB/OGが力を合わせて、運営していました。

若い人たちの素晴らしいパワーを感じました。

フィナーレは、参加者全員で「船橋成人手締め」です。

初めて聞きましたが、よちよち歩きから指1本で三本締め、親に感謝し2本・3本・4本最後は、市長の「成人おめでとう」の掛け声で、5本で三本締め。

(間の言葉を覚えていなくてごめんなさい)

1月7日の新聞に、政府は、22日から始まる通常国会に、成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案を提出する方針とありました。

選挙権が18歳になったことから、改正されます。

通常国会で成立すれば、施行日は22年4月になる見込みで、この時から18歳で成人になるため、引き下げの初年度は、3学年が同時に成人年齢になるため、成人式の対象者が、3倍になります。

今でも、会場の都合で、3部制ですが、3倍になると、約18,000名と約なり、会場の確保が難しくなります。

また、年度で対象者が決まりますが、大半が高校3年生で成人式を迎えることとなります。大学受験等を控えた大事な時期でもあります。

成人式をいつ開催するのか、議論が必要です。

 

 

 

 

 

2018年 01月 06日

 

1月6日(土)船橋アリーナで、消防出初式が開催されました。船えもんとチーバくんがお迎えしていました。

消防職員430名消防団員520名が部隊機と共に、入場する姿は、勇壮でした。女性消防団員も頑張っています。

国歌斉唱の後、消防殉職者に対する黙とうが行われました。

そして多くの方が、表彰されました。代表授与でしたが、長年の活動に対する功労・精勤が認められたものです。

市民の安心・安全のために、頑張っている方達です。

昨日、緊急地震速報が流れ、驚きましたが、ここ最近、夜中に地震が発生しています。震度1位でも、体が反応しています。

昨夜も、地震が発生しました。首都直下型地震が今後30年の間に起こる可能性があると言われていますので、油断大敵です。

この一年、災害が起こらないように祈るばかりです。

 

 

 

2017年 11月 16日

11月7日(火)パシフィコ横浜で開催された「図書館総合展」に行って来ました。

各ブースの展示を、説明を受けながら、見て回りました。

ADEAC(アデアック)は、地域の資料をデジタル化し、公開するためのクラウド型プラットフォームシステムで、インターネットで、いつでも、どこでも、無料で閲覧できるそうです。

船橋市西図書館所蔵の浮世絵コレクションと千葉関連の地図・絵図がデジタル化され、公開されています。

当日は、西図書館のものが、写され、船橋市のキャラクター「船えもん」を探そう!と、楽しく拝見しました。

こちらは、我が会派の先輩議員が、貴重な資料をデジタル化できないか、取り上げていたことが実現し、平成29年7月7日に公開となりました。

【船橋市デジタルミュージアム】 インターネットで無料で見ることができますので、ぜひご覧ください。

千葉関連の浮世絵をはじめとする貴重な資料を数多く所有し、その中から1000点余りを公開しています。

他にも、多くのブースがありました。

全国の新しいタイプの図書館で、恩納村文化情報センターが紹介されていました。

午後1時から5時まで「岐路に立つ図書館~3つの視点から進化の方向を探る~」と題して、3名の方からの講演を聞いてきました。

第1講は、テレビでおなじみの、脳科学者、茂木健一郎氏

AI(人工知能)は、ビッグデータがないと判断ができないが、人間は、沢山のジャンルの本を読むことにより、博識・判断力が身につく。

子どもというのは、関心のあることを深めていく。それには、図書館が必要。

また、時間と空間を超えたコミュニケーションがとれ、新しいジャンルの出会いができる。

ネット時代における本の役割について、ツイッターやフェイスブック等は、断片的であるが、脳への影響は、本が必要。

様々な角度から、図書館の本質を教えてくれました。

第2講は、北海道大学大学院法学研究科教授、宮脇淳氏

パワーポイントを使いながら、図書館と自治体政策の再生について、図書館のあり方を話してくれました。

図書館が、情報と人が結びつく創造性の接点となるように、ネットワークハブ機能が必要。

公民館・体育館は、サークル内それぞれの人の結びつきはあるが、他の利用者との結びつきは難しい。

図書館は、勉強や趣味などいろいろな価値観を持った人が集まって来るので、様々な人を結びつけることができる。

自治体政策をいかに再生していくか、図書館を例に話してくれました。

第3講は、立命館大学文学部教授、湯浅俊彦氏

図書館という「メディア」の可能性を話してくれました。

2000年ごろから電子出版、デジタル書籍が出来てきました。

プロセスを丁寧に紹介。

障がい者サービスとして、視覚障がいの方のために、音声読み上げ図書ができた。

多文化サービスでは、定住外国人支援センター(長田市)ペッパー君を利用(江戸川区立篠崎図書館)楽天と連携協定書を交わした(浜松市)

児童サービスでは、電子絵本の導入。

 

情報化・多機能化・民間化等も含め図書館がどこに向かっていくのか、図書館のあり方を話してくれました。

3人とも、図書館のあり方を示していました。

今までは、静かに、本を読んだり、勉強をしたりする場所だった図書館が、司書を活用し、地域のコミュニティの場所となることを強調していたことに、驚きを感じました。

新しい図書館が、各地でできていますが、まさに、地域のコミュニティの場所としているところが多いと感じました。

船橋市は、これから市民のコミュニティの場所となるような図書館を目指すように、提案をして参ります。

2017年 10月 01日

9月30日(土)船橋親水公園で、千葉モードビジネス・瀧澤学園の「ダサイン祭り」が開催され、行って来ました。

開会のセレモニーでは、いきなりの指名で、後藤校長先生を真似して「グッドモーニング」「ナマステ」もう一つ何かありましたが、何語なのか分かりませんでしたが、元気よく、挨拶をさせていただきました。

大勢の生徒たちが、友人を誘って参加。

「ダサイン祭り」は、ネパールのお祭りだそうです。

毎年、この時期に開催されるそうです。数年前までは、生徒が帰国してしまい、授業にならなったことを受けて、4年前から、ならば学校で開催しよう!ということになったそうです。

ネパールの幸せになる儀式です。お米とヨーグルトと色素(赤と白)を混ぜて、額に塗ります。色は、部族によって、分けられているとのことです。

時間がたつと、固まるようです。

コーンのような物(黄色の苗)も一緒にもらい、髪飾りや耳に付けていました。

目上の者が、行い、本来であれば、お小遣いをあげるのだそうです。ここでは、校長先生が行っていました。

カラフルな民族衣装をまとい、とても嬉しそうな笑顔が印象的でした。

衣装は、ネパールから持参し、入学式などの行事に身にまとうそうです。

賑やかなお祭りなのかと思いましたが、それほどでもなく、友達との楽しそうにお喋りをしたり、写真を撮っていました。

親水公園なので、前面は海ですが、ネパールには海がないので、飛び込んではだめだよと、校長先生があいさつのなかで言っていました。さすがに飛び込む人はいませんでしたが、多くの人が、海をバックに写真を撮っているのが、印象的でした。

留学してくるまでに日本語を覚えてくるので、何人かとおしゃべりをしましたが、友達同士の会話は、全くわかりませんでした。でも、楽しいということは、見ていてよく伝わってきました。

 

2017年 09月 03日

問い掛けの工夫で、やる気に

8月26日(土)船橋中央公民館で開催された、特別支援教育振興大会の教育講演会が開催されました。

講師は、立教大学心理学部の中田洋二郎先生です。

家族支援と連携を求めて、様々な角度からお話をされました。

ADHD・アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム障害・ペアレントトレーニングなど、言葉や少しの知識はあったものの、とらえ方や、本人の気持ちなど、今までとは角度が違う観点からの話でしたので、考えさせられました。

知的障害を伴わない発達障害への関心は、1980年代以降、欧米でアスペルガー症候群やADHDなどの関心が高まり、日本では、1990年代から2000年代に、LD・ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群への関心が高まってきました。

診断名が、自閉症から自閉症スペクトラム症と変わってきました。

スペクトラムとは、連続して分布している状態のことを指し、特徴のある障害が重なり合っていることを示すそうです。ですので、診断名で判断するのではなく、個々に判断することが大切とのことです。

例えば、暴力など問題行動を起こす子ども対応の留意点では、その子どもの診断名から想定される一般的な対応では解決せず、他の障害があることも考慮した対応が必要です。

どのようないきさつで、暴力という行動が起こっているのか、よく話を聞くことが大切ということです。ついつい、暴力そのものがいけないという観点から、怒ってしまいがちですが、その子にとっては、こだわりの強い部分を否定されたりした時に、暴力という行動が起こっていることがあるので、とにかく話をよく聞くことが大事だと思います。

また、自分の育て方が悪いのかと、周りから攻められて行き場のない思いをしている方も見受けられます、発達障害があったために、育てづらかったことがわかりホットする方も見受けられます。このような時、早くから、もしかしたらと思ったら、子育て支援センターなどに相談してみたら、と勧めていましたが、保護者の気持ちを聞き反省しました。

ある保護者の声が紹介されました。

『療育手帳を取得すれば、様々なサービスが受けられることは承知している。しかし、療育手帳を取得するということは、子どもに、障がいというレッテルを貼ること、親が躊躇するのは、当たり前』

良かれと思っていたことにハッとしました。

最後に、ペアレント・トレーニングから学ぶ発達支援のヒントから、学んでほしい三つの事を話されました。

①性格ではなく行動を見ましょう。

②ほめるときは行動をほめましょう。

③親の行動が変わると子どもの行動も変わります。

ペアレントトレーニングは、小さな変化、小さな成功を大切にし、成功への注目と成功体験を与える工夫が基本となります。

子どもの発達などで心配なときは、『子ども発達相談センター』を利用しましょう。

船橋市北本町1-16-55

保健福祉センター5階

電話 047-424-7012

電話 047-409-1754(相談専用)

月曜~金曜 9:00~17:00(祝休日・年末年始を除く)

心理発達相談員・保育士・作業療法士・理学療法士・言語相談員が相談にのります。

落ち着きがない、コミュニケーションがとりづらい、言葉の遅れが気になる、友達と遊べないなど、心配な時は、遠慮なく相談をして下さい。

対象は、就学前のお子さんと保護者です。

障がいのある、またはあるかもしれない幼児児童生徒の就学に関する相談は、総合教育センターで行っています。

総合教育センター

船橋市東町834

電話 047-422-7734

月曜~金曜 9:00~17:00(祝休日・年末年始を除く)