すずらんブログ
2020年 10月 05日

おくやみコーナー開設

10月1日、会派で要望してきた「おくやみコーナー」が市役所1階戸籍住民課の一画に開設されました。

故人の死亡による必要な手続きがわからない、各種手続きが多岐にわたり市役所内の窓口を渡り歩かなければならないということが無くなるように手続きを集約して行えるように設けられ庁内12課23業務の受付ができます。

可能な対象手続きは、戸籍住民課で発行可能な証明書の発行、介護保険被保険者証などの預かり、軽易な申請書の受付、関係課で手続きが必要な部署への案内、相続・税金など、庁外の手続きに関する軽易な案内です。

同時に必要な手続きや市役所以外の手続き先、利用できる制度やサービスを掲載した40Pの「おくやみハンドブック」を作成しました。

「おくやみハンドブック」は、住所地が船橋市の方に限られますが、死亡届を出されたご遺族、または葬祭業者に、戸籍住民課・各出張所・船橋駅前総合窓口センター(フェイス)で渡されます。

また、市のホームページからダウンロードも出来ます。

ご利用は関係書類等を揃える必要があるため3開庁日前までの事前予約制となっています。

戸籍住民課 047-436-2270

予約受付時間 午前9時~午後5時

土曜日・日曜日・祝休日・12月29日~1月3日を除く

2020年 09月 21日

交通ビッグデータ見える化協議会

市では、国、県、警察、市で構成する「船橋市交通ビッグデータ見える化協議会」を設立し、先月末に初会合を開催して交通渋滞の緩和と交通事故の削減に向け検討を開始しました。

市の人口は今後も増加傾向が予想される一方、都市基盤の整備の遅れから、幹線道路に交通が集中し、慢性的な渋滞が発生し、市として長年の懸案事項となっています。

しかし、道路整備には時間を要することから、車両や携帯電話などのGPSから得られるビッグデータを利用した効果的な交通渋滞対策について検討してきました。

今回、慢性的な渋滞の解消や生活道路における交通事故を削減するため、国土交通省から提供される交通ビッグデータを使用し、市内の交通状況を見える化することにより、国道や県道と並行する路線で速度低下が特に著しいことや、生活道路における急ブレーキ多発箇所が明らかになり、事故が発生しやすい場所を把握することができました。

今後はこの結果を基に、対策を強化していくエリアの選定や解決策の立案などを新たに設立した協議会で検討していきます。

*交通ビッグデータ・・・従来のデーターベース管理システムでは、記録、解析が難しい巨大なデーター群のことで、車両の走行履歴、交通事故のデーター等の道路交通に特化したもの

 

2020年 09月 13日

海洋プラスチックごみ調査を開始

9月1日、日本大学生産工学部と海洋プラスチックごみの発生起源に対する効果的な抑制策等を検討するため「環境に関する連携協定」を締結しました。

現在、世界的に問題となっている「海洋プラスチックごみ」について、市でも課題解決について検討を進める中、昨年10月に市の現状を把握するために日本大学生産工学部の協力のもと、三番瀬の干潟5か所で調査を実施しマイクロプラスチック(プラスチック微細片・発泡スチロールなど)を、各所で1平方メートルで200~300個程、確認しました。

同協定では、マイクロプラスチックごみの種類や、発生起源を把握するため高瀬・西浦下水処理場や市内の河川で採水して、調査を行います。

また、三番瀬における漂着実態を調査するため、ドローンで航空撮影による海洋プラスチックごみの分布調査を行うほか、下水処理場と同様に海水を採取し、ごみの量や種類を測定し、効果的な抑制策等を検討します。

今後、相互に連携協力することで恵み豊かな自然環境の保全を推進します。

2020年 08月 30日

「ふなばし市民大学校」授業動画配信

コロナ禍で今年度休校中の「ふなばし市民大学校」が、家にいながら授業が体験できるように市ホームページの「ふなばし生涯学習チャンネル」にて、授業動画を配信しています。

「ふなばし市民大学校」は、今まで別々に実施されていた、老人大学・ボランティア大学・スポーツ健康大学・生涯学習コーディネーター養成講座を一つにまとめ、より充実させて、平成16年度から開校されています。

多くの方が学べるように全学科、18歳以上となっています。

今回の企画は、自粛生活が長引き、心身への影響が心配されることから、学ぶ意欲を刺激することで健康な生活を送るきっかけづくりとして始まりました。

動画は「船橋かるた」を使用した船橋の名所クイズや、気功の呼吸法で内臓を強化する「3Q体操」、筑波大学健康増進学研究室の資料をもとに作成した「簡単に出来るフレイルチェックと予防」、秋冬野菜の育て方など、様々な内容が満載です。

動画は5分から15分程度の講義形式で気軽に見ることができ、内容は本物の授業さながらに担当する講師や同校修了生が指導しています。

今年度入学予定だった学生を含め、この機会に広く市民の皆さんに同校の授業を体験してもらえるような企画となっていますので、ぜひ視聴してみてください。

2020年 08月 23日

「Webで古文書講座」配信中

市では、郷土資料館で人気の「古文書講座」を自宅でも受講できるようにと、「Webで古文書講座」を市ホームページで動画配信しています。

「古文書講座」は郷土資料館で毎月定期開催され、主に江戸時代に作られたさまざまな種類の古文書をテキストとして使用し、くずし字の読み方を丁寧に解説している大変人気の講座です。

今回コロナ禍で開催が出来なくなったことから、動画配信を使い、幅広い層が楽しめるオンライン講座として立ち上げました。

講座では初心者は動画を視聴し、要点を学んでから古文書を読む、上級者はテキストを印刷して読み進め、答え合わせとして解説動画を見るなど、個々のレベルに合わせた学習ができるよう工夫されています。

また、とっつきにくい古文書のイメージを変えるためにテキストの解説だけでなく、古文書にまつわるエピソードや市内の史跡も5分程度にまとめて紹介し、見るだけでまち歩きをしている気分が味わえるようになっています。

第1回は、「三咲の掛け軸~ひらがなのくずし字を読んでみよう~」です。

昔はひらがなの「か」の書き方が10種類以上もあったことや、三咲の家のふすまだった資料から、くずし文字の読み方を学ぶことができます。

2020年 08月 16日

中学校に音声翻訳機を導入

市では、日本語を十分に理解できない生徒および保護者とのコミュニケーションが円滑に図れるよう「音声翻訳機」を市内22中学校に導入しました。

市内には帰国・外国人児童生徒1310人が在校し、その内、日本語を十分理解できない児童生徒は222人います。

これまで日本語指導員および日本語指導協力員が通訳を行い、児童生徒と教師とのコミュニケーションをつないできましたが、子どもたちと市長が船橋の将来を語り合う“こども未来会議室“で
「外国の友達が日本語に不安を抱えているので母国語での作文を認めたり、テストにふりがなをつけたり、日本語指導員を常駐させてほしい」という提案があり、音声翻訳機の導入を決定しました。

音声翻訳機は、英語や中国語をはじめ、タガログ語・ベトナム語・ネパール語など74言語の翻訳が可能で、市内在校生徒の母国語をすべてカバーしています。

導入した中学校では、日本語が十分に理解できない生徒・保護者との個人指導や面談、提出文書の説明などに活用しています。

さらに、休み時間に生徒同士がコミュニケーションをとるためにも活用ができます。。

音声翻訳機を使うことで、日本語に慣れていない生徒が、母国語で考えを伝え、安心して学校生活を送ることができます。

市は今後、未導入の中学校や小学校にも導入を検討しています。

2020年 08月 13日

感染防止対策取組事業所

船橋市では、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に取り組んでいることを届け出た事業所を、「船橋市新型コロナウイルス感染防止対策取組事業所」として登録し、ステッカー等の提供やホームページで周知を行います。

市民の方々が安心して利用できるように、また従業員の方々が安心して働けるように支援を行うことで、感染拡大の防止と社会経済活動の維持の両立を図ります。

事業所は店舗だけでなく工場や事務所等も対象となります。

感染防止対策の内容

*利用者・従業員の体調管理。

*手洗いの徹底・マスクの着用。

*ソーシャルディスタンスの確保。

*「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避。

*施設の清掃・消毒。

*業態別の感染防止対策の実践

感染防止対策チェックリストが用意されています。

詳しくは、商工振興課(事業者向け助成金事務局)047-436-3320へお問い合わせください。

店舗等での感染防止対策が行われていても、感染のリスクは残ります。

皆さまにも引き続きマスクの正しい着用、手洗い、手指消毒を徹底していただくようにお願いいたします。