2022年 01月 29日
1月29日(土)に開催された「第24回船橋市男女共同参画フェスティバル」すべてに参加はできませんでしたが、講演会「フードバンクの活動からみるひとり親家庭の現状」に参加しました。
NPO法人フードバンクふなばしの笹田代表から、なぜフードバンクを始めたのか。
どのような支援活動をし、どのような人が活用しているのか、事例やアンケートを通してみえてくるもの。
そして、私たちにできること。
とても丁寧に、優しさの中でかかわっていることが伝わってくる講演でした。
特に、コロナ禍で母親が失業したり、減収により生活が困窮している様子や、離婚調停中で生活費をもらえない事、母親が体調を崩したり、子どもが入院で仕事どころではないなど、ひとり親家庭ならではの大変さが伝わってきました。
個人・企業からの寄付で賄っていますが、食品を送る時に、一筆添えて送っているとのこと。
アンケートとして返信される中に、心温まる言葉に、勇気づけられたこと、今は自分が支援をしてもらっているが、いつかは支援する側になれたらと思い頑張りたいとの声などが届き、支援の輪が広がっていることがわかりました。
質疑・応答では、全国的な問題であり、行政がもっとかかわるべきとの意見もありました。
また、郵送代や送るときの段ボール代など、様々な費用がかかるが、気持ちだけでは長く続かないので、行政の支援が必要との意見もありました。
この点については、しっかり考えます。
帰りがけに、男女共同参画啓発パネルや習字の作品が掲示されていたので見てきました。