すずらんブログ
2018年 03月 04日

「若草の会」は、特別支援を必要とする方たちが、学校教育を卒業した後、社会的自立を目指して、学習や体験、仲間づくりの場として、船橋市中央公民館主催の「青年教室若葉の会」を開催し、40年が経ちました。

今日頂いた記念誌によると、1961年に、特殊学級(現在は、特別支援学級)が船橋市立中学校に開設されました。

当時の卒業生は、15歳で学校教育を終え、就職か在宅かだった時代です。

1977年に、卒業生から「学校を卒業した後も、勉強がしたい」と担任に相談したことがきっかけで、この会が始まりました。

始めた当初は、各家庭が持ち回りで場所を提供し、「職場や社会生活での悩み事を話し合い、励ましあう場」でした。

1978年には、中学校の教室で実施するようになると、市内の特殊学級の先生も参加するようになり、定期的な活動がスタートしました。

一方船橋市では、障がいのある子の保護者と担任たちで「障害児教育を考える会」を結成し、共に歩んできました。

会員の方や支援されているスタッフ・役員、先生や保護者の皆さんの参加で、市内26ある公民館で、唯一、青年対象の生涯学習事業となっています。

第1部では、記念式典が行われ、市長・議長・特別支援学校長の挨拶や記念誌・記念品の紹介、会員の方から働いている様子などが紹介されました。

第2部は、祝賀会として、スライドと歌とダンスです。

ボーリング大会、運動会、カラオケ大会、宿泊旅行、ハイキング、趣味の講座では、お料理や英語講座など、多彩に行われいる様子が、スクリーンで紹介されました。

どの写真も、満面の笑顔で、楽しそうでした。

歌では、「YAH YAH YAH」の曲が流れると、皆が踊りはじめました。壇上に上がり、元気一杯に踊る姿は、嬉しそうでした。

「YMCA」も会場内の皆で踊りました。私は、踊りが苦手ですが、壇上の方や隣の方の動きを見ながら、体を動かしました。

何で、あんなに体が反応するのか、チョッピリ、羨ましかったです。

腕を大きく上にあげ、YMCA、普段の運動不足が解消されるようでした。

南中ソーランも元気に踊っていました。

最後に「世界に一つだけの花」を全員で歌いました。

満面の笑顔に触れることができた一日でした。