2016年 11月 10日
最近、農福連携が注目を浴びています。
農福連携とは、障害者が農業の担い手となることです。農林水産省や厚生労働省、地方自治体が支援し、主に知的、精神障害の方を対象に、高齢化、後継者不足に悩む農業に参加してもらう取り組みです。
船橋市内でも、高根にある農地を企業が借りて、始めようとしています。
また、この事とは別に、刑務所や少年院を出た後も、働き口が得られず、再び罪を犯してしまう再犯者率の高さが課題となる中、農業を通じた自立・更生支援が成果を上げているところがあります。
法務省が取り組んでいる「茨城就業支援センター」があります。新聞の記事を読み、船橋市でも、自立・更生支援が出来ないものか、農業センターへ行き、相談をしてみました。
農業センターの目的は、都市化の影響に伴い、農業を取り巻く情勢は厳しく市民との調和や地域性を生かした、新しい姿の農業が必要です。そのために、農業センターでは、都市農業の振興と産地の育成を図るために、野菜、果樹の新品種、新技術の展示および土壌診断などを行い、船橋の将来を担う農業者の様々な要望にこたえています。
目的が、違うため、就業センターのようなことは出来ませんが、市民家庭園芸講座や市民開放デーなどで、土と触れ合うことは可能とのことでした。
様々な課題はありますが、一人で考えるよりも、専門家の皆さんと話をする中で、何かできないか、ヒントを得た気がします。
お忙しい中、話を聞いて下さり、また、センターを案内して下さった、職員の皆様、ありがとうございました。
梨の研究で、木と木の間を狭くし、早く実がなるように研究を始めるところだそうです。