1月22日(金)EQ概念を取り入れた不登校・ニート改善指導の第一人者の後藤康夫先生をお迎えして、EQ教育について研修を行いました。
EQとは、こころの知能指数、生き抜く力、とでもいうのでしょうか。
5つの領域
①自分自身の情動を知る
・情動の自己認識、自分の中にある感情を認識する能力。
・自分自身の気持ちがよくわかっている人は迷わずに生きられる。
②感情を制御する
・感情をうまく制御できない人は、いつも不快な気分と戦わなければならない。(いらつきやストレス)
・感情をうまく制御できる人は、逆境や混乱から早く立ち直ることができる。
③自分を動議づける
・目標達成に向かって自分の気持ちを奮い立たせる能力。
・何かに集中したり、習得したり創造したりする上で不可欠。
・この能力をもっている人は何をやっても生産的で効率的。
④他人の感情を認識する
・共感もまた情動の自己認識の上に成り立つ能力であり、根本的な人間関係処理能力。
・共感能力にすぐれている人は、他人の欲求を表す社会的信号を敏感に受け止めることができる。
⑤人間関係をうまく処理する
・大部分が他人の感情をうまく受け止める技術。
・人気やリーダーシップや調和のとれた人間関係を支える基礎。
・こうした能力に優れている人は、他人との協調が必要な仕事を何でもうまくこなす「スター」になる。
後藤先生は、不登校・ニートになってしまった原因をさぐり、その原因を改善する指導をおこなっています。
多くの保護者から、子どもが小さいうちから、このことを学んでいたら、違っていたかもしれない。と、言われるそうです。
今起こっていることを改善することは当然ですが、不登校にならない、させないためには、生まれた時からの初動教育が必要です。
母子手帳をもらった時から、こころの教育が必要です。
どうのようにしたらいいのか、しっかりと考えて参ります。