すずらんブログ
2024年 03月 09日

3月9日(土)14時から二和公民館で開催された「地域のみんなで考える在宅療養」に参加しました。

船橋市医師会が受託している「船橋市在宅医療支援拠点・ふなぽーと」皆さんご存知ですか?

通院が難しい・自宅で治療を受けたい・退院後のかかりつけ医がいないなど、在宅医療や介護に関する相談窓口です。

看護師・ケアマネジャー等が相談にのってくれます。(相談料は無料です)

船橋市保健福祉センター1階にあり、午前9時~午後5時・月曜~金曜(土日祝日および年末年始を除く)

船橋市北本町1-16-55

電話047-409-1736

市民公開講座やまちづくり出前講座などを通じて、在宅医療について考えるきっかけづくりをしています。

今日の講座は、認知症の家族をテーマに「本人の意思があいまいな中、どのように決めていくのが望ましいか」~あなたならどう考えますか~と題し、医師会の先生が扮装し、寸劇動画の上映からスタート。

シンポジウムでは、訪問診療医、介護支援専門員、訪問看護師、当事者家族など様々な立場から語っていました。

食べ物が上手く呑み込めずに、誤嚥性肺炎になると、命の危険があり、胃ろうを進められますが、一度胃ろうをしてしまうと、外せなくなると思っていましたが、決してそうではなく、口からの食事が可能になると、管を抜き、数日で塞がるので一度おこなっても、口からの食事ができるようになるそうです。

内視鏡を使って、お腹に穴をあけて管を介して、直接胃に栄養を入れる方法で、局所麻酔で約15分程度。痛みもほとんどないようです。

誤嚥を繰り返す場合は、口腔ケアが重要。

尿路感染は、水分をしっかりとること。

また、栄養不足になると、皮下脂肪が減り、床ずれを起こすので、胃ろうは大事。

目から鱗が落ちるとは、この事だと思いました。

訪問看護や介護など、専門家の人に話を聞いてもらうことは必要です。

専門家は、本人はもちろん、家族の不安や困りごとを聞き出し、次のステップに進めます。

家族の葛藤に向き合い、信頼関係を築き考える。ドクターとの橋渡し役。

在宅療養は、「病気になっても」「最期を迎える時に」「住み慣れた我が家」で暮らし続けることを可能にします。

ぜひ、ふなぽーとに相談してください。

最後は、「大切な人に伝えるノート」の紹介がありました。

お近くの地域包括支援センター、ふなぽーと、市役所などにあります。