すずらんブログ
2021年 10月 15日

コロナの影響が長期化する中で、子ども達や子育て家庭に大きくしわ寄せが及んでいます。

例えば、臨時休校や学校行事の中止や縮小・延期などで、多くの子どもたちは、精神的な負担が増していると言われています。

また、保護者も精神的な負担が増えているほか、在宅勤務などで、在宅が増えたことで家事・育児の負担や食費・光熱費等の出費が増加し、家計が苦しいとの指摘もあります。

コロナ禍を克服し、未来を担う子どもたちは、次世代の人材です。

少子高齢化の中で、若い世代を元気にしなければなりません。

高齢者を支えるのは、現役世代です。

高齢者中心の社会保障制度はかなり制度化されていますが、子育て支援のところではまだまだ制度化が必要です。

この度の衆院選に向け公明党は、特例的な支援策として、0歳~高校3年生まで、子ども1人あたり10万円相当の「未来応援給付」を掲げています。

多くの方から、質問がありましたので、まとめてみました。

Q1・・・対象者は?

A1・・・*0歳~高校3年生まで、約2,000万人を想定(2019年10月1日時点の人口推計によると、0歳~18歳の人口は合計1,978万人のため)

*子どもたちの間に分断が生じないように、親の所得による制限は設けず、高校等に就学していない方も含め高校3年生に相当する学年まで、すべての子どもたちに支給。

Q2・・・財源は?赤字国債で将来世代に負担を付け回すのか?

A2・・・*約2,000万人✖10万円=約2兆円

*赤字国債で将来世代に負担を付け回すのではなく、国の2020年度決算の余剰金(約4.5兆円)や、2021年度予算への繰越額(30兆7,804億円)の内容を精査して活用することにより、財源の捻出を検討。

Q3・・・必ずしも子どものために使われないのでは?

A3・・・*例えば、東京都は「出産応援事業」として、育児用品・子育て支援サービス等に使える10万円分のポイント(ギフトカード)を新生児に付与している。

*給付の仕方については、現金給付に限らず、このような現物給付も選択肢になりえるが、今後、具体的に検討。

*現金給付で行えば、スピード感がある。(児童手当給付金の仕組みを活用すれば、早く届く)しかし、子育てのために使われるという質を考えると、ポイント等もあり得る。

Q4・・・選挙目当てのバラマキでは?

A4・・・*コロナ禍から子どもたちを守り、次世代の育成に寄与するという明確な目的があるので、バラマキ批判には当たらない。