出産は、まさに命がけの偉業です。
妊娠がわかり、嬉しさと不安の10か月。誰もが無事に生まれてきて欲しいと願っていますが、出産は何が起こるか誰にもわかりません。
そのような中、今回は新型コロナウイルス感染症という未知の病が蔓延する中、とても不安で、神経質になってしまう妊婦さんもいます。
5月に出産をされたあるお母さんは、健診以外は外に出るのが不安で、ノイローゼになりそうな位、心配で心配でたまらなかったと言っていました。
また、別のお母さんは、無事に出産しましたが、立ち合い出産ができなかったり、出産時もお見舞いが禁止され、退院まで一人で寂しかった。不安だった。
出産の時は、必ずしもそうではありませんが、夫や親などが病院で見守っている中で出産をしますが、今回はそうはいきません。
自分の時や子ども達の時のことを考えると、本当に本当に心細かったと思います。
この様な現状を目の当たりにし、私は、今回の特別定額給付金で、4月28日以降に生まれた子に対しても、何らかの形で給付金が出せないか、考えています。
6月25日に臨時議会が行われましたが、この時に、議案外ではありましたが、会派の代表が質問した時に、要望として訴えてもらいました。
今回、会派で、「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書(第3回)」を、7月22日に、松戸徹船橋市長に提出しましたが、その中で、「特別定額給付金の対象外となった4月28日以降に生まれた子に対する給付金の支給」を筆頭に掲げてもらいました。
9月議会で、何らかの形で、議案としてあがってくることを期待しています。
産後は、睡眠不足の日々です。やっと寝たかと思うと、3時間ぐらいでお腹がすき、泣き出します。特に夜中の授乳は大変です。
無理をせず、赤ちゃんが寝たときは、一緒に寝て、体を休めましょう。
船橋市では、不安を抱える妊婦さんに対し、分娩前のPCR検査を行い、不安の解消を図ります。
また、万が一感染した場合、退院後に、助産師や保健師等が、定期的に自宅へ訪問や電話等により、不安や孤立感の解消、育児に関する助言をするなど、寄り添ったケア支援を実施しています。
安心して妊娠・出産・子育てができるように、子育て世代包括支援センター【ふなここ】では、保健師・助産師・心理士が相談にのってくれます。
コロナ禍で、混乱や戸惑いを感じている方も多いと思いますが、一人で抱え込まずに、気軽に相談をして下さい。
窓口に行くことが不安な方は、電話での相談も行っていますので、まずは、お電話を!