令和2年度予算への要望書②
前回に続き、一部ですがご紹介いたします。
安心の高齢社会健康寿命の延伸
いつまでも健康で生き生きと暮らせる船橋へ
「お元気ポイント」の創設
相互扶助の仕組みであり、健全に維持していかなければならない介護保険制度ですが、「介護保険料を支払っているが、全く使っていないので損をした気持ち」と言う方も少なくありません。
また今後の高齢社会で健康寿命の延伸が重要です。
船橋市で行っている「健康ポイント事業」や「特定健診の受診勧奨等の効果をさらに上げるためにも、ボランティア活動や健康寿命延伸への努力をしている方々の「お元気ポイント」の創設を求めました。
国保データベースの活用
船橋市は国保データベースを活用し、被保険者への様々な取り組みを行っていますが、民間の健保組合加入者の情報は確認できず、退職後に国保に加入した場合には、その方の医療情報を引き継ぐことができません。
現在、国では患者本人や医療機関が、保険の種別にかかわらず、特定健診データや薬剤情報等の経年データが閲覧できるシステムの構築を検討しており、その仕組みができれば、市民全体の健康状態の把握が容易になります。
国の動向を注視し、船橋市として、いち早く参加できるように準備を進めるべきと考えます。
ロタウィルス予防へ助成を
ロタウィルス感染症は感染症胃腸炎の1つで、乳幼児の重症胃腸炎のうち最も頻度の高い胃腸炎で、5歳になるまでにはほぼ全員がかかり、下痢や嘔吐、発熱、脱水症状が1週間ぐらい続き、ノロウィルスよりも発熱を伴う場合が多く重症度が高いとされています。
来年10月からの定期接種化に伴う公的助成により、接種費用を原則無料に出来るよう求めました。
その他要望事項(福祉・健康など)
●免許返納を想定した公共交通の乗り方教室の開催検討
●看護師の人材確保
●医療センターの緩和ケア体制の充実
●薬剤師による在宅業務の支援
●民生・児童委員の業務量の削減
●学習支援を小学生まで拡充
●ヘルプマークの援助者の増加対策
●健康ポイント事業の拡充