すずらんブログ
2019年 09月 26日

四市複合事務組合(船橋市・習志野市・八千代市・鎌ヶ谷市)において、平成29年度より整備工事を進めていた、第2斎場「しおかぜホール茜浜」が、間もなく完成し、10月8日(火)供用開始となります。

一足先に、内覧会に行ってきました。

302台の駐車場。地上2階(PH1階)鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、とても広々とした施設です。

供用開始となってしまうと見ることができない  火葬炉の中です。

 

1炉室に3炉あり、時間差で炉を使用するため、波型の白い扉がスライド式になっているため、他の炉を見ずに最後のお別れができます。

馬込斎場では、15基あり、重なった時は、全て見えていますが、ここでは、静かにお別れができます。

この様な炉室が5室あり、合計15基となりますが、供用開始時は、12基だそうです。

馬込斎場では、大型炉5基、普通炉10基ですが、しおかぜホール茜浜は、超大型炉3基、大型炉12基

棺のサイズも、(縦220㎝×横70㎝×高さ60㎝)から(縦240㎝×横80㎝×高さ65㎝)と大きくなっています。

 

収骨ですが、左側は炉から出した状態ですが、収骨するのにとても熱く、火傷の恐れもあるため、ステンレスのトレーに移してから、収骨するそうです。

 

炉の裏側です。

 

遺体保管室ですが、左側上下の2室が超大型用です。合計12体収容可能です。

火葬棟1階の様子です。とても広々としています。

2階は、待合部門となっていて、会葬者の動線を短くまとめてあるのが特徴です。

 

式場部門では、アプローチの面して4つの式場があり、各式場の利用者動線や運営のための業者の動線は、交錯することなく利用できます。

祭壇も用意されていますが、それぞれの式場に移動できます。

2階のロビーからは、東京湾が一望できます。

 

待合用に、キッズスペースも用意されています。

 

キッズ用のトイレ(左側)も。

オストメイト用もあります。オストメイトとは、癌や事故等などにより、消化管や尿管が損なわれたため、腹部などに排泄のための開口部(人口肛門・人口膀胱)を造設した人のことをいいます。

外に、トイレもあります。

海沿いには、遊歩道も整備されていました。

とても素晴らしい第2斎場でした。

四市複合事務組合の第1斎場は、馬込斎場ですが、今後、大規模改修が予定されています。

令和3年3月末に工事予定だそうです。

その時には、式場は使えなくなります。火葬炉は、不足する可能性があることから、一部の炉を利用しながらの工事を予定しているとのことです。