2013年 11月 25日
11月20日(水)「まちなか防災空地整備事業」について、会派の3名で、神戸市に行って来ました。
「まちなか防災空地」とは、密集市街地において、火災などの延焼を防止するスペースを確保することを目的に、災害時は一時避難場所や消防活動用地、緊急車両の回転地などの防災活動の場として、平常時は、広場・ポケットパークなどのコミュニティの場として利用する空地のことです。
上記の写真は、古くなった建物を解体した跡地です。管理は、地域でつくる「まちづくり協議会」等が、整備、維持管理をしています。前の道路が、認定道路ではない為に、建て替えをするにも、建築許可がおりない場所です。
行き止まりの解消をするために、「緊急避難サポート」として、扉を設置し、民地の側から、扉を開けて、はしごで降ります。また、階段を設置し、避難路の確保をしてあります。
いたるところに、「広いみち000m」の張り紙がしてあり、狭い道からどのくらい行けば広い道に行けるのか、一目でわかるようになっていました。
神戸市の東垂水区を視察しましたが、住宅が密集し、火災が起こったらどうするんだろうというような場所が沢山ありました。空き家を解体したり、扉や階段を設置することで、逃げ道を作るというのは、住民にとって、心強いことだと思います。
船橋でも、住宅密集地域がありますので、参考になりました。