健康で過ごすことが最優先ですが、これから迎える暑い夏を、節電しながら快適に過ごすために、ちょっとした工夫をしてみませんか。
エアコン・・・すだれで日差しカット、扇風機の併用も効果的
夏の暑さを和らげるために、エアコンの使用は欠かせません。
日差しのカットや空気の循環によって、エアコンへの負担をできるだけ小さくしましょう。
レースのカーテンやすだれなどで、日が当たるのを抑えたり、扇風機を併用したりすることをお勧めします。
小まめなフィルターの清掃も行い、冷房効率が悪くならないよう室外機の周りに物を置かないようにしましょう。
スイッチのON/OFFは、大手電機メーカーによると、暑い時期はつけたままにしておくことが節電につながるとしています。
パソコン/テレビ・・・小まめに電源をOFF,省エネモードも活用
コロナ禍でパソコンは、リモートでの会議、授業などを行う上で手放せない必需品ですが、待機電力の消費量はバカになりません。
使用しない時は、スリーブ状態(一定時間の操作がなかった時、パソコンの電力を抑えるために、ディスプレーなどの動作を一時的に停止すること)にせず、小まめに電源を切るようにしましょう。
また、画面の明るさ調整などの設定を見直すのも節電に役立ちます。
テレビは、就寝時など、見終わって消すときは、主電源を切るように心掛けましょう。
リモコン待ち状態では、電力を消費します。
テレビゲームを終えて片付ける時も、この点に気を付けましょう。
テレビによっては、部屋の明るさに合わせた画面の明るさを自動調整できたり、一定時間経過すると、自動的に電源がOFFになる機能が付いているものもあります。
冷蔵庫・・・庫内はいっぱいにしない、常温保存可のものは入れない
家にいる時間が長いと、食事の準備などで、冷蔵庫の使用頻度が高くなると思います。
次のような点に気を配りましょう。
余ったカレーやお料理を熱いまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上がってしまい、冷やすための余分なエネルギーが必要となります。
少なくとも、あら熱を取って、人肌ていどに冷ましてから入れましょう。
冷蔵庫内がいっぱいになってしまうと、均一に冷えなくなり、冷やすために必要な電気の量が増えてしまいます。
ずっと前から保存している食品はありませんか?
「後で食べるから、とりあえず冷蔵庫に入れておこう」と入れた食品は、結局食べずに捨てられることが多いようです。
かさばる野菜が大量に余ったら、冷蔵庫に入れるのではなく、干し野菜にするのもどうでしょうか。
ジャガイモやショウガなど、長期の冷蔵は、低温障害でかえって腐りやすくなる場合があります。
未開封の缶詰や瓶詰、調味料などは、常温で保存ができます。
ちょっとした工夫や見直しで、節電ができます。
しかし、節電も大切ですが、何よりも健康に過ごすことが最優先です。決して無理はせず、できそうなことから取り組んでみませんか!
最近の家電は、省エネ家電が増えています。子どもと一緒に節電を考えてみませんか!