すずらんブログ
2023年 01月 22日

廃PET材を活用した道路整備

市では、廃棄される”ペットボトル”を原材料とした環境に優しい舗装材をふなばし三番瀬海浜公園近くの市道の舗装修繕に活用します。

施工する潮見地区は、物流倉庫や製造工場などが多くあり大型トラックが頻繁に通行する地区で、道路が通常より摩耗しやすく轍ぼれが生じやすい場所です。

今回の取組は、ペットボトルとしては再利用できない低品質の廃PET素材の有効活用と道路舗装の耐久性向上を両立させるものです。

舗装修繕には、廃PET素材を原料として、特別な化学処理を施した添加材(高耐久アスファルト改質材)を使用します。

通常のアスファルトにこの添加材を配合することで、高耐久化(約5倍の長寿命化)を図ることができ、舗装の劣化による粉塵の低減や舗装材の製造過程で発生するCO2の削減、さらには修繕回数が減ることでコス卜の削減も期待されます。

この添加材を混入した舗装材は、静岡県磐田市などの自治体で導入されていますが、関東地方の自治体では初めてとなります。

地球温暖化や海洋ごみ、エネルギー問題等、世界規模で取り組むことが課題となっています。

このような土木分野における環境への配慮が進むことを期待します。

2023年 01月 15日

 

国際理解セミナー「世界の国からこんにちは」が3年ぶりに市民文化ホール(本町2-2-5)で1月24日(火)18時から開催されます。

今回はミクロネシア連邦のジョン・フリッツ駐日特命全権大使をお招きして、市との交流の歴史をはじめ、美しい風景、民族衣装、食べ物や観光資源など、さまざまなテーマでミクロネシア連邦について楽しく学びます。

船橋市とミクロネシア連邦は、チューク州ザビエル高校の生徒が市立船橋高校の学習体験やクラブ活動に参加したり、市で役目を終えた消防車をチューク州に贈呈するなど、交流を深めてきました。

現地の様子を伝えるビデオ上映もありますので、市内にいながら、旅行気分を味わえる、またとない機会です。

参加費は無料、先着300名まで。

23日(月)17時までにメール(firaoffice@gmail.com)に「国際理解セミナー申込」と明記の上、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレスを記載してお申し込みください。

 

2023年 01月 10日

2月4日(土)に認知症サポーター養成講座と成年後見制度講演会「成年後見制度と相続・遺言~将来の自分・家族のために~」が中央公民館(本町2-2-5)6階講堂で開催されます(参加費無料)。

午後1時からは、講師に吉田敦子氏((有)さざんか代表取締役/キャラバン・メイト)を招いて認知症を正しく理解し認知症の人や家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」の養成講座を開催。

受講した方には、サポーターの証である認知症サポーターカードが渡されます。

午後3時からは講師に南川麻由子氏(弁護士)を招いて将来に備えて知っておきたい制度である、法定後見制度と任意後見制度、相続・遺言について講演が行われます。

後見制度の利用を検討中の方、将来に備えたいと考えている方は、弁護士から直接説明が受けられます。

講演はそれぞれ90分程度、定員は70名です。

両方でもどちらか片方でも参加できます。

参加は電話で事前申し込みとなります。(地域包括ケア推進課☎047(436)2558)

 

2023年 01月 09日

1月9日(月)穏やかな日差しの中、日大駅入口交差点において、11時~12時、成人の日街頭を行いました。

民法の改正に伴い、令和4年4月から成年年齢が18歳に引き下げられましたが、船橋市では、成人式の対象年齢を検討するにあたり、市内在住の中学3年生~高校2年生とその保護者にアンケートを実施した結果、20歳を対象に「船橋市成人式」として、開催されることとなりました。

私の方からは、18歳に成人年齢が引き下がり、選挙権はもちろんですが、今までは親の承諾がなければ契約ができなかった、賃貸契約やローン契約ができるようになりましたが、トラブルも多く発生しているため、心配な事がある場合は、「消費生活センター・188(いやや)」に相談して欲しいことをお伝えしました。

また、20歳の誕生月に、年金機構から年金の案内が届くので、必ず納めて欲しいことも訴えました。

納めずにそのままにしておくと、催告状が届き、さらにそのままにしておくと督促状が届き、財産の差し押さえが行われるので、必ず、免除や猶予の手続きをとること、可能であれば、親に相談し、収入があり、税金を納めている人に払ってもらうと、税金の控除対象になることもお伝えしました。

さらに、万が一、障がいをおってしまった時には、障害年金がもらえること、結婚をして家庭を築いた時、一家の柱である父親が万が一亡くなってしまった時、後に残された家族のために遺族年金がもらえること、このような補償がついているのは、公的年金のみであり、民間の年金には万が一の時の保証が付いていない事もお伝えしました。

公明党は、今まで25年以上支払わないと、年金を受給する権利がありませんでしたが、少しでも多くの方に年金を受け取って欲しいとの思いから、25年を10年に変更しました。

また、国民年金よりも受け取る金額が高くなる厚生年金の加入条件を緩和し、パートの方でも厚生年金に加入しやすくしました。

年金を維持するために、基礎年金の半額が税金から支払われているので、誰でも、消費税など税金を払っているので、必ず、年金を受け取って欲しいと思います。

年金はいずれ破綻するのではないかなど、不安をあおる人がいますが、年金だけが破綻することはありません。年金が破綻する時は、国も破綻します。

不安を安心に変えていくのが私たち議員の役目です。

船橋市の事は、私たち市議会議員が、県の事は県議会議員が、国の法律や制度を考えるのが国会議員です。

しっかりと連携をして、不安を安心に、小さな声をかたちに頑張って参ります。

2022年 12月 31日

南三咲2丁目、滝不動駅踏切を超えてすぐの横断歩道が、ほとんど消えていました。

多くの車が通り、歩行者の方が、横断歩道が消えていたため、怖い思いをされたそうです。

私も時々車で通過しますが、横断歩道があることを忘れてしまうほど、消えていました。

仲村県議を通して、横断歩道の塗りなおしをしてもらいました。(横断歩道は警察の管轄のためです)

この場所は、銀行のATMやクリニックもあり、多くの方が利用されますので、良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

2022年 12月 28日

年末年始、かかりつけ医の休診日を必ず確認しておきましょう。

万が一、休診で具合が悪くなったり、ケガをした時、救急車を呼ぶべきか迷うことがあると思います。

その様な時は、0120-2784-37「ふなばし健康ダイヤル24」をご利用ください。

最寄りの医療機関や夜間・休日に受診できる医療機関を案内しています。

また、応急処置なども教えてくれます。

12月28日(水)のふなばし情報メールで、「救急車の適正利用のお知らせ」が届きました。

【新型コロナウイルスの感染拡大の影響等により救急出動が増加し、医療・救急体制への負荷が増大していると共に、全ての救急隊が出動してしまう「全隊出動」の時間が増えているため、現場到着までの時間や病院収容までの時間が伸びています。脳卒中や心筋梗塞、重症外傷など一分一秒を争う事案では人の命に関ります。一人でも多くの命を救うため、救急車の適正な利用へのご協力をお願いいたします。】

船橋市は、15台・非常用5台の救急車があり、救急救命士が乗車し、傷病者等に救急処置を行いながら、医療機関まで搬送します。また、重度傷病者に対する高度な救命資機材が備えられています。

ドクターカー(特別救助隊)は、24時間医師が同乗して出動します。

医療センターの敷地内に救急ステーションがあり、配備されています。

通常、救急車を要請すると、要請した場所から一番近い救急車が出動し、それに加えて、心肺蘇生が必要な重度傷病者が発生した時には、ドクターカーも出動します。(ドクターカーの医師が診察、診療を行った場合は、後日、医療センターから診療費の請求が届きます。)

発熱・咳・のどの痛みなどの症状が出た時は、船橋市のホームページの新型コロナウイルス感染症 特設ページをご覧ください。

 

 

 

 

2022年 12月 26日

令和4年第4回定例会での質問・討論をしましたのでご報告いたします。

核家族化が進む中、孤立感や不安感を抱く妊婦さんや、子育て家庭も少なくありません。

全ての妊婦・子育て家庭に対し、安心して出産・育児ができるようにすることが重要で、この様な中、0歳~2歳に焦点を当てた「伴走型相談支援」「経済的支援」を一体的にみる「出産・子育て応援交付金」が創設されました。

では、なぜ0歳~2歳に焦点をあてたのでしょうか。

もう皆さん当たり前だと思っていることかもしれませんが、義務教育では、教科書の無償化が1963年度から段階的に実施され、1969年度に全小・中学校の児童・生徒を対象に完全実施されました。

2019年10月からは「幼児教育の無償化」2020年4月から「私立高校の授業料実質無償化」「高等教育の無償化」がスタート。(公立高校はすでに授業料実質無償化となっています。)

幼保から大学までの無償化が切れ目なくつながっています。これらの事から0~2歳における経済的支援がないため、今回の「出産・子育て応援交付金」が創設されたわけです。

妊娠届を出した時の「出産応援ギフト・5万円」は、妊婦さんが対象で、妊婦さんの口座に振り込まれます。

また出産後の「子育て支援ギフト・5万円」は、保健師さんの面談を受けた養育者ということで、面談をご夫婦で受ければ、どちらの口座でもよいが、必ず母親が面談を受けるので、たいていが母親の口座に振り込まれることが明確になりました。

このことはとても画期的なことです。

児童手当や様々な支援金のほとんどが、世帯主となっているため、複雑な家庭環境の場合、母親が手にすることが難しいケースもあります。

さらに、「伴走型相談支援」でも、妊娠8か月面談を新たに行い、面談を希望しない人やアンケートの回答で、保健師さんの判断で、支援が必要な場合は、働きかけていくということです。

船橋市では、妊娠届時に、保健師等が面談をし、妊娠・出産支援プランを作成し、その場で説明をしています。

場所は市役所1階の母子健康手帳交付コーナー・各保健センター・船橋駅前総合窓口センター(フェイスビル5階の10番窓口)です。

また、出生後概ね30日~60日以内に乳児家庭全戸訪問をし、乳児検診や予防接種、個別のニーズに合わせ、産後ケアサービス、保育園入園手続き等の紹介をおこなっています。

出産は命がけだと常々伝えてきましたが、今回、母親に視点が充てられたことをとても評価します。

この事業の開始時期は、令和5年2月からですが、令和4年4月1日以降に出産された全ての方が対象となり、遡及されます。

①令和4年4月1日~令和4年12月31日までに、出産した方・生まれた子の養育者・・・出産応援ギフト(5万円)と子育て応援ギフト(5万円)

②令和4年4月1日~令和4年12月31日までに、妊娠届を出し、出産していない妊婦・・・出産応援ギフト(5万円)

上記①,②の方は、2月7日頃に申請書が発送されます。

③令和5年1月1日~令和5年1月31日までに、出産した方・生まれた子の養育者・・・子育て応援ギフト(5万円)

上記③の方は、2月16日頃に申請書が発送されます。

④令和5年1月1日~令和5年1月31日までに妊娠届を出し、出産していない妊婦・・・出産応援ギフト(5万円)

①~④までの方には、遡って支給されますので、お手元に申請書が届きましたら、速やかに返信してください。

令和5年2月1日以降は、妊娠届を出したとき、出産後、保健師等の面談を受けた後に支給されます。

*令和4年4月以降、事業開始前に他自治体で妊娠届をした方が転入してきた場合や、事業開始前に「出生している方」が転入してきた場合は、船橋市の支給対象となります。転出された方は、転入した自治体で支給対象となりますので、ご確認ください。

今回は、少しでも早くお手元に届けたいとの思いから現金支給となりましたが、令和5年度以降は、国からの情報を整理し、出産・育児関連商品の商品券であったり、妊婦検診交通費やベビー用品等の費用助成や、産後ケア・一時預かり・家事支援サービス等の利用料助成・利用料減免等具体的にすることも検討する必要があります。

妊娠届時の面談の実施時、乳児家庭全戸訪問までの面談時にアンケートを実施しますので、アンケート結果を基に検討されます。

また本市では、地域担当の保健師さんが、関わってくださっていることは重々承知していますが、保健師さんは母子の健康管理が主な役割です。

実際にママ達が望んでいるのは、家事援助や話し相手、体調が悪い時に利用できるサービスです。

産後ケアは、助産師さんが、母体・新生児のケアをはじめ、授乳や沐浴等の育児指導、育児相談を行っています。

また、掃除や洗濯、買い物などの生活援助は、船橋市福祉サービス公社が行っている、さざんかホームヘルプサービスがありますが、こちらのサービスは、あくまでも家事援助だけで子育ての援助や相談はできません。

産後ドゥーラは、家事や育児を中心とする訪問支援です。

食事作りや掃除、洗濯などの生活援助はもちろんですが、赤ちゃんのお世話やお母さんの悩みを聞いてあげ、寄り添って支えることができます。

また、家庭訪問することで、家庭の様子を把握することができます。

例えば、玄関の靴がぐちゃぐちゃになっていたり、乱雑な部屋の様子などからも、お母さんが置かれている状況がわかり、じっくりと話を聞いて寄り添うことができます。

また、上にお子さんがいる場合、例えば、上の子が赤ちゃん返りをし、困っているときに、上の子を見てくれる人がいるだけでも、ほっとします。

夜泣きが大変で、寝ることもできずにいることもありますが、昼間、家庭訪問で来てくれ、赤ちゃんを見ていてもらい、ゆっくり体を休めることができたとの声も届いていますが、産後ドゥーラの利用は、全額自己負担で1時間当たり2500円~3000円ほどかかると言われているため、保健師さんからは、問い合わせはあるものの、高額のため利用できないという声が届いていることを、昨年の第4回定例会で紹介をしました。

産後ケア事業の宿泊型は課税世帯で1日2800円、通所型は1日2000円、さざんかホームヘルプサービスの生活援助は1時間950円となっています。

産後ケア事業とは別に、市川市では、産後家庭訪問支援ヘルパー派遣事業があり、1時間当たり800円、千葉市では、エンゼルヘルパー派遣事業が、1回2時間当たり1680円で行っています。

どちらも、ヘルパー派遣事業所はもちろんですが、産後ドゥーラの方も登録されています。

本市においても、家庭訪問支援ヘルパー派遣事業を行うべきと考え提案をしたところ、子育て支援部からは、孤立感や不安感を抱く妊婦や子育て家庭を支える環境整備が必要なことは認識しているので、先進市の事例など研究するとの答弁がありました。

10月に「21世紀の豊かな子育てのために、地縁・血縁にかわる新たな縁づくりを~今、本当に必要なアウトリーチ型の子育て支援とは?~」というオンライン研修に参加しました。

こちらは、ホームスタート・ジャパンの方が、寄り添う家庭訪問で子育て支援をおこなってくる中で、何が必要なのか。

コロナ禍で出産をしたお母さんたちは、病院でも、ママ達との交流もなく、独りで出産、公園に行っても、マスクで顔も覚えられない、ましてやママ友も作れない、孤立しているママ達が多くいる中、何が大変なのかも分からず、人に頼っていいことを知らないママ達が沢山いることを紹介してくれました。

ホームスタートは、地域の子育て経験者が、週に1回2時間程度、未就学児のいる家庭を定期的に訪問し、ママ達が話したいことを聴き、子育て経験があるからこそ、一緒にグチや大変さを語り合ったり、何気ない会話をしたり、一緒に買い物や公園などに行ったりしています。

船橋市内でも活躍をしています。

家庭訪問支援ヘルパー派遣事業もそうですが、今後、多く人の力も借りて、妊娠・出産・育児の悩みに寄り添うべきと考えます。

あるママさんからの要望ですが、船橋市で訪問型サポートがスタートするならば、妊娠が分かり、母子手帳をもらう時に、訪問型サポートの情報と利用チケットがあったら、つわりがひどい時や不安な時、体調が悪い時など利用しやすい。

産後は、出生届を提出した時に、訪問型サポートの情報と利用チケットがあったら、夜泣きで辛い時や上の子の面倒が大変な時、体調がすぐれない時などに利用しやすい。と言われていました。

産前産後のママの子育て環境が良くなることで、虐待やうつが減少することを願っています。