すずらんブログ
2022年 08月 16日

「玉川旅館」調査報告書

市では、令和2年4月に100年の歴史に幕を下ろした「玉川旅館」の記録保存事業を行い、調査結果を取りまとめた報告書「玉川旅館―歴史と記憶」を作成しました。

大正10年に創業し、昭和初期建築の3棟が国の登録有形文化財となっていた玉川旅館は、船橋のランドマークとして市民だけでなく太宰ファンや外国人観光客など、たくさんの人々に親しまれてきました。

また、同旅館は、海岸の埋め立て前の風景を伝えるなど当時の船橋の様子を残す建造物でもありました。

市では同旅館の解体前に、外観および内部の撮影や建築の専門家による構造等の調査、建築写真家による写真撮影等の記録保存事業を行い、報告書では、解体された本館、第一・第ニ別館を、約100点の写真や解体前に測量した平面図とともに解説しています。

玉川旅館の歴史や関係者のインタビューも掲載し、玉川旅館の全てがこの1冊に詰まっています。

報告書は市役所文化課、郷土資料館、飛ノ台史跡公園博物館等で販売(頒布価格1100円)しており、市ホームページでも公開しています。

2022年 08月 07日

FMS9 ボランティア募集

第9回ふなばしミュージックストリート(FMS9)のボランティア募集が始まりました。

今年のFMS9は、“進めミュージックパワー”をテーマに10月15日(土)、16日(日)の2日間開催を予定しています。

コロナ禍の中、動画配信という形で開催してきましたが、今回は屋外会場も含め有観客でのライブ開催を予定しています。

ボランティア内容は、事前ボランティアとしてSNSにあがるイベントの情報をご自身のアカウントで拡散していただくこと、イベント前日の準備、イベント当日に撮影、会場スタッフ(当日の設営や司会、受付、物販など)、本部(総合案内、迷子・落とし物などの対応)として活動していただく、そしてイベント翌日の片付けとなっており、参加出来るものにご応募いただくこととなります。

応募の締め切りは9月30日(金)。

9月24日(土)13時から市役所にてボランティア説明会が開催されます。

応募についてはFMS9公式ホームページをご覧ください。(https://funabashi-ms.net/volunteer/) あなたも一緒にFMS9を盛り上げましょう!

2022年 08月 01日

大東京湾展2022

夏の特別展「大東京湾展2022」がふなばし三番瀬環境学習館(潮見町40)で8月31日(水)まで開催されています。

本展は環境学習館開館5周年を記念する特別展で東京湾の生きものや環境、歴史、レジャーなどを紹介しています。

入場料は特別展のみでは400円(中学生以下無料)となっており常設展示エリアの利用料を含むセット料金も用意されています(一般700円等)。

東京湾に出かけようをテーマにした展示の東京湾ヒストリービジョンでは、古代からの東京湾の成り立ちを紹介、東京湾ビーチコーミングでは湾内9ヶ所で拾ったものから湾の特色を探ります。

大きな東京湾の衛星写真絨毯で東京湾を俯瞰したり、東京湾NOWカメラで湾内各所のライブ映像を見たり、東京湾ドライブ動画で東京湾沿岸260㎞をぐるっと早送り映像で巡ったりと東京湾を体感することが出来ます。

水土日祝日には11時と15時にミニ実験ショーが開催されるなど、東京湾を楽しむ展示が多数用意されています。

ワークショップ「東京湾おえかき水族館」(参加費400円)も連日13時から16時まで開催しています。

ぜひ、足を運んでみませんか。

2022年 07月 26日

とびはくへのトビラ~縄文と出会う~

第21回目となる縄文コンテンポラリー展inふなばしが「とびはくへのトビラ~縄文との出会い~」と題し、飛ノ台史跡公園博物館で8月28日(日)まで開催されています。(入場料一般110円、市内在住中学生以下無料)

縄文コンテンポラリー展は縄文文化の理解を目的に、アーティスト・研究者たちが縄文文化から受けたインスピレーションを平面・立体・映像・パフォーマンスなどで表現しています。

今回は「縄文との距離」に着目し、アーティストが1対1で向き合った縄文時代の遺物とそれを基に制作した作品を同時に展示することで、縄文と現在を隔てる距離を縮めることを意図しています。

今回出展しているのは9名の作家と海神中学校の生徒、館内だけでなく屋外の公園内にも作品が展示されています。

また会期中は「縄文&ワークショップ」が週末に開催されます。

自然素材やリサイクル材料で土偶や土器、竹製けん玉などを作ります(有料・要予約 詳しくは博物館ホームページをご覧ください)。

コンテンポラリー展という「トビラ」を開けて、新たな出会いをぜひ楽しんでみませんか。

2022年 07月 11日

セミのぬけがら調査

毎年人気の「夏休みセミのぬけがら調査」を8月に4回開催されます。

セミのぬけがらを集めて、種類を調べることで市内の自然環境の変化について学ぶことが目的です。

クマゼミが発見されると地球の温暖化が進んでいることを示す目安となります。

参加対象は小学生以上で、小学校1・2年生は保護者の同伴が必要です。

この調査では、公園内でぬけがらを採集し、屋内でぬけがらの調べ方・分類方法について学んだ後に集めたぬけがらで標本をつくります。

参加費は100円。

開催日程は、8月5日(金)運動公園、8月9日(火)アンデルセン公園、8月19日(金)行田公園東、8月23日(火)行田公園西。

時間は行田公園が8時45分から12時30分まで、他の公園は9時15分から12時30分までとなります。

募集人員は、行田公園は40名、その他の公園は30名、応募多数の場合は市内在住者優先で抽選となります。

申込みは、行田公園が27日(水)までその他の公園は15日(金)まで、メール、FAX、ハガキなどでの申込みとなります。

詳しくは市ホームページをご覧ください。

2022年 06月 12日

プラネタリウム館 夏の映像番組

梅雨入りして夜空の星が観られる機会が減っていますが、総合教育センター(東町834)のドーム径18m、座席数255席で県内最大級のプラネタリウム館では毎週土日、キッズ向けと一般向けの投映を行っています。

今夜の星空生解説の後は8月21日(日)までは夏の映像番組が投映されており、11時からのキッズ向けでは「しまじろうとながれぼしのねがいごと」、13時30分と15時30分からの一般向けでは、「スペースコロニー 人類の新たな大地」が投映されています。

アニメ「機動戦士ガンダム」で描かれ有名になったスペースコロニーですが、今から100年、さらに後の世界として描かれています。

20世紀後半、人類は地球から外へ出る挑戦を始め、月や火星の探査などはその第一歩でした。

人類がついに地球を離れ完成させた住処、宇宙に浮かぶ新たな大地、スペースコロニーの世界をお楽しみください。

投映時間はいずれも約1時間、観覧料は一般500円、高校生250円、市内在住の中学生以下は無料となっています。

2022年 05月 23日

「20歳のソウル」公開記念特別展覧会

市立船橋高校吹奏楽部卒業生の感動の実話を描く映画「20歳のソウル」が27日(金)いよいよ全国公開されます。

主人公の浅野大義さんは野球部の応援歌「市船soul」の作曲者。

試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ「神応援曲」と呼ばれています。

映画の公開を記念して船橋市民ギャラリー(本町2-1-1)では24日(火)から6月5日(日)まで特別展覧会が開催されます(10時から18時まで、入場無料)。

展覧会では、映画のスチール写真、オフショット写真や撮影で使用した楽器、衣装、台本をはじめ市船吹奏楽部の活動の足跡として演奏会、コンクール等の写真、パンフレット、賞状、トロフィ、衣装なども展示されます。

更に浅野大義さん愛用のキーボード、祖父忠義さんの私設ギャラリー「写輪館」も会場内に再現されます。

毎週土曜日には小編成ではありますが、市船吹奏楽部の演奏も行われる予定だそうです。

映画をご覧になる前でも、映画を観てからでも、映画の世界をより深く感じていただける展覧会に是非足を運んでみませんか。

ストーリー

浅野大義は、市立船橋高校吹奏楽部に所属する男の子。

担当はトローンボーン。

活発で優しく、そしてまっすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、青春を謳歌していた。

なにより特別な存在である顧問・高橋健一先生に大きな影響を受け、心身共に成長していった。

大義は、野球の強豪校でもある市船・野球部のために、オリジナル応援曲の作曲に挑戦。

作曲の難しさと葛藤しながらも高橋先生からの叱咤激励もあり「市船soul」が誕生する。

そして、いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ「神応援曲」として呼ばれる様になる。

高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていた。

そんな中、ある日突然、大義の身体に異変が襲う。

診察の結果、大義の身体は癌に侵されていた。

 

昨年、この本を読み、上映されるのを心待ちにしていました。

特別展覧会にも足を運んでみます。