8月21日(水)お隣の鎌ヶ谷市へ視察に行きました。
特別支援教育の取り組みとして、「LITALICO教育ソフト」をトライアル導入していますので、トライアル導入の経過を伺いました。
特別支援学級に在籍する児童・生徒の一人一人の個性に合った教材を用意する必要性。
学校の先生からは、学習用端末で使える教材の要望。
また、経験の浅い特別支援学級の担任が増えたこと。
近隣他市で使用している教育ソフトなどを調査したり、幾つかのアプリやソフトを比較検討した結果、「LITALICO教育ソフト」をトライアル導入したとのことでした。
市役所を後に、近くにある、鎌ケ谷小学校へ移動し、校長先生はじめ担当の先生方に話を聞きました。
校長先生からは、トライアル導入した経緯や先生の負担軽減、その子にあった教材の選択ができることなどを語ってくれました。
担当の先生から、実際に保護者アンケートをもとに、個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成ができるので、慣れてくれば、負担軽減になるとのこと。
まだ、トライアル導入なので、本格導入には、予算要望が必要なことも語っていました。
今回は、鎌ヶ谷市議も同席していましたので、後押しが出来ればと語っていました。
校長先生からは、先生の負担軽減はもちろんですが、家庭での状況、学校での状況など多面的に見ることができ、なによりも子どもの理解が深まることが最も重要で、ソフトに頼るのではなく、あくまでも、先生自身の取り組みが重要。
保護者の協力が必要、客観的に見ることができ、個別指導計画は、親と一緒に考えることができる。
データーの蓄積ができるので、今までは、担任が変わると見立てが変わり、指導が変わることもあった、今後は、データーを見て支援ができる。(アセスメント機能がある)
現場に足を運んで、話を聞くことはとても大切です。
本市においても、導入ができないか、参考にし、提案したいと思います。