すずらんブログ
2023年 03月 04日

雨水対策・雨水利用に取り組んでいます。

始まりは、学校の校庭に雨水が溜まり、いつまでたっても校庭がぬかっていて、校庭が使えないことに目がいきました。

下水道部に確認すると、全ての学校ではありませんが、校庭に雨水が溜まる仕組みになっていることを知りました。

下水道部長に、「校庭の地下に貯めることができたらいいのに」と、話をすると、「自分たちも、地下に貯留槽を設置することを考えていたところだった」「印旛沼流域から始めたい」というので、古和釜中学校から設置が始まりました。

平成25年から、毎年1校、設置を進めてきました。

現在は、古和釜中学校・三咲小学校・高根台中学校・特別支援学校 高根台校舎・古和釜小学校の6校に設置されています。

設置された学校の校庭には、このような案内板が設置されています。

来年度予算で、高郷小学校に設置される予定です。

平成28年に船橋小学校が建て替えられました。

この時に、雨水利用を提案しました。

 

令和3年の塚田南小学校の新設時にも、雨水対策・雨水利用を求め、校庭や樹木への散水に利用しています。

 (浄化装置です)

新設の塚田南小学校では、さらに、トイレの水にも利用しています。また、工事が始まると、井戸水が湧き出てきたため、雨水が溜まらなくても、トイレ等に利用できます。もちろん浄化装置を設置しています。

令和5年第1回定例会でも雨水対策・雨水利用を取り上げました。

橋本・・・校門から校庭を通って校舎や体育館に入る学校がいくつかあります。

「校庭を通ると靴がいつも汚れて嫌になっちゃう」と言っている生徒もいました。普段でもこのような現状ですが、災害時には多くの方が避難所としてやってきます。

校庭の地下に設ける雨水貯留槽は、学校周辺の浸水被害の軽減だけでなく、学校の校庭の排水についても、整備前に比べて、良くなるものと期待しています。

今後も、浸水対策に寄与する学校の校庭への雨水貯留槽設置を計画的に進めること、また、学校の利用者が不便を感じることのないよう、設置する際には、特に、地下に設置すべきと考えますがいかがでしょうか?

下水道部長・・・地域の浸水被害の状況などを考慮し、計画的に進めて参りたい。また、教育委員会と調整とともに、学校利用者にも配慮した構造を検討してまいります。

医療センター・救急ステーション、児童相談所や消防局及び消防指令センターの移転建て替えが予定されていますので、雨水対策・雨水利用を確認しました。今後もしっかりと取り組んで参ります。