2020年 12月 07日
「玉川旅館」動画・VR画像を公開
本年(2020年)4月末をもって、多くの市民に惜しまれながら創業100年の歴史に幕を下ろし、解体・撤去が行われた「玉川旅館」。
解体が行われる前に市で記録保存のため撮影した動画・画像が市ホームページで公開されています。
YouTubeで公開されている動画は、「玉川旅館物語ダイジェスト編」約2分15秒、ナレーションありの「玉川旅館物語 本編」約9分30秒、ナレーションなしの「玉川旅館物語 資料編」約16分30秒の3編と館内約90ヶ所を360度VR体験できる画像です。
「玉川」の名は、創業者の父が船橋大神宮の奉納相撲で名乗っていた四股名に由来しており、かつて塩田であった地に大正10年(1921年)に料亭として創業し、のちに旅館としての営業を開始しました。
昭和初期に建てられた本館・第一別館・第二別館の3棟は国の登録有形文化財となり、第二別館1階の一番奥の「桔梗の間」は、文豪太宰治が宿泊した部屋として伝えられていました。