すずらんブログ
2020年 06月 09日

新しいコンクリート造の外壁の両側は、個人の外壁です。

かなり低い位置に土留めがありますが、この場所は、赤道と呼ばれる場所です。

不動産用語集によると、「赤道とは、公図上で地番が記載されていない土地の一つで、道路であった土地をいう。古くから道路として利用された土地のうち、道路法の道路の敷地とされずにそのまま残った土地がこれに該当し、国有地である。公図に赤色で着色されていることから『あかみち』と呼ばれている」とあり、現在は市が管理しています。

大きな木がありますが、土が崩れはじめ、根っこが見えていました。台風や大雨などで、土が削れたら大変なことになるのではと心配された方から、相談がありました。

市に確認すると、赤道ではあるが、公図と現地が合っていないので、直ぐにどうこうできないと言われていました。

また、根が張っているので、木が倒れる心配はないと言われ、半ばあきらめかけていましたが、町会長さんにも相談をし、町会からも、市に依頼していただきました。

台風が来る前に、やって欲しいと強く要望したところ、この様な外壁が完成しました。

大きな木は、根から切り落とされていました。

工事途中の写真を撮ってきました。

間に鉄筋も入っています。

見通しも良くなりました。

これから、大雨や台風の時期を迎えますが、一安心です。