6月9日(木)の一般質問の報告をします。消防団の応援を取り上げました。
5月28日(土)に開催された「消防団ポンプ操法大会」では、ポンプ車の部・小型ポンプの部で、多くの方が、技術を競い合いました。
日頃からの訓練の成果を見させていただきました。
消防団の方は、自営業や農業等、中にはサラリーマンの方もいます。仕事を傍らに、夜遅くまで、訓練されていることと思います。
優勝されたチームは、6月26日(日)に行われる「東葛飾支部消防操法大会」に出場と伺っていますので、頑張って下さい。
火災の時、現場に行くと、市民から見て、誰が消防隊員なのか誰が消防団員なのかわかりません。
消防隊員は、鎮火し、ある程度のことが終わると、次の出動に備えて署に戻ります。
消防隊員も行いますが、火災が鎮火すると現場の警戒に当たっているのが、消防団員です。意外と、このことを、地域の方たちには知られていません。
また、消防訓練や中学校等へ出向いて防火講話も行っています。
昨年9月の台風18号の時は、土砂災害の危険のおそれがある地域の住民に、広報活動を行っていました。地域防災の要として、頑張ってくれています。
中でも、女性消防団員は、現在15名の方が住民への訓練指導に頑張っています。平成25年度から3年計画で、男性消防団員に対する、救命講習の応急手当の指導を行ってきました。
実際に、消防団員の方から、この講習を受けて助かった。
コンビニの前で、倒れている人がいたので、応急手当を、迷うことなく行うことができた。コンビニからAEDを持ってきてもらった。実際には、AEDを使用することなく、救急隊員に引き渡すことができた。と聞いております。
いざという時、応急手当を躊躇してしまいますが、日ごろからの訓練のおかげで、行動できたことは素晴らしいと思います。3年計画という事でしたが、今後の計画について伺いました。
消防局から、受講できなかった団員と新たに入団した団員がいるので、普通救命講習を計画する。
女性消防団員の存在は、あまり知られていません。
災害時、被災者への声掛けや、話を聞くなど、女性の役割は大きいと思います。市民まつりをはじめ、様々なイベントの時に、広報活動を行っているようですが、今後入団促進について、どのようにしていくのか伺いました。
消防局から、女性消防団員は、応急手当の普及指導、消防訓練、広報活動の火災予防活動等におけるソフト面において、女性ならではのきめ細やかな対応を行ってもらっているので、今後も、フェイスブックを活用しての情報発信、各種イベントにおいてのPR活動等、入団促進をすすめる。
これまで、何回となく、消防団のことを取り上げてきました。
国からの「消防団を中核とした地域防災力の充実強化」を受け、本市では、いち早く取り組んでいただきました。
「消防団員の処遇改善」で、平成26年6月に、消防団員退職報償金を全階級一律5万円(最低支給額20万円)引き上げました。
また、平成27年4月に報酬として、団員のみ、2,500円引き上げ、費用弁償として、火災・地震等による出動を1回3,500円(従事時間が4時間以上の時は7,000円)警戒出動・訓練等は1日2,500円に引き上げました。
また、装備の改善等として、災害現場で情報共有のため、双方向の通信手段を確保する観点から、車載無線機59台、携帯無線機138台を整備。
また、風水害等の災害現場での活動時の安全を確保するため、沿岸部の消防団に、ライフジャケット、全員に、防塵マスク・防塵メガネ・ケブラー手袋の整備等がされました。
消防団員確保策として、消防団のフェイスブックを開設し、情報発信もしています。もちろん見ています。いいね!も、しています。
このように、様々な取り組みを積極的に行ってきましたので、これからは、我が地域の、防災を担う消防団を、応援するサポーター作りをしたいと思います。
以前から、団員証を見せれば、サービスが受けられる、いわゆるチーパスのような物を作ったらどうかと、提案をしてきましたが、検討はされたのか伺いました。
消防局から、この取り組みは、地元商店街等が消防団員とその家族に物販店、飲食店利用の際に、そのテナントごとにできるサービスを提供してもらうことで、消防団への応援及び地域の活性化につなげようとするものであり、現在、取り組んでいる他市を参考に、引き続き、調査研究する。
導入に向けて引き続き調査、研究をするということなので、実現するように、今後も取り組んで参ります。
商店街の皆さんの声を聞き、提案できるように、頑張ります。