船橋市議会議員 はしもと 和子

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  • グローバル教育研究所「母親の出番です!」のプログラムを受講しました。

    2019年11月08日

    11月7日(金)品川にあるTKP品川カンファレンスセンターで開催された、グローバル教育研究所 理事長 渥美育子氏による、グローバル教育について、学んできました。

    まず初めに、渥美先生から、子どもの将来のために考えるべき重要事項が変わってきている現状を聞き、20世紀までは、人格形成・キャリア選択・健康が重視されてきましたが、21世紀は、親子で、世界で何が起こっているのか、世界情勢の変化を理解し、話し合う事が重要だとの話がありました。

    グローバル教育とは世界全体と連動する教育であり、今の時代に連動し考える教育。日本の学校教育が世界に連動しないのは、Speed(時間)とSpace(空間)。子どもが未来に一番必要なものをいま与え、教えてあげるのが一番親切であり、それは、母親にしかできない。

    日本の教育では大きな器づくりが欠けている。イスラム教・ユダヤ教・キリスト教など一神教の国では、生まれた時から教えられてきていることが、日本では、アイデアは良いが、何かが不足している、教育にしても、中学校から高校、大学と蓄積されたことが活かされていない。高校は大学に入るための勉強になっている。

    渥美先生は、90年代にボストン郊外で起業し、世界トップレベルの多国籍企業(IBM・DuPont・UTC・北米Honda R&Dなど)のグーロバル化を支援してきました。

    2001年のアメリカ同時多発テロに遭遇し、世界の子ども・学校の教育にグローバル教育を導入する必要性に目覚めたそうです。

    2007年に、帰国し、グローバル化に遅れた日本の大企業で世界市場戦略やグローバル人財の育成を支援しています。

    日本は、グローバル化・デジタル化に20年以上遅れ、猛スピードで変化する世界についていかれないことや、今、15歳の子どもが、45歳になるとき、日本は今の形で存続しているかどうかわからない安全保障上の危機に直面している現状も話してくれました。

    基本的な理解として

    ①グローブ(globe)=球体としての地球、地球丸ごと

    1991年12月に冷戦体制(アメリカを中心とした資本主義陣営と、ソ連を中心とした社会主義陣営の二つに世界が分かれ、対立が起こりました。アメリカとソ連は、直接戦争はしませんでしたが、和解もできずにいたため、『冷たい戦争(冷戦)』と呼ばれ、第二次世界大戦の直後から、この状態が40年以上にもわたって続きました)が崩壊し、その後、世界全体が眺望できるようになりました。

    このころから、『世界市場』が誕生し、原則、市場原理というルールでどの企業も自由競争できるようになりました。

    *グローバル人財・・・世界全体を土俵にし、自国だけでなく、人類・地球のことも考えて仕事ができる人

    *グローバリスト・・・国境が消えても世界が統合され最大の効果は、利益があがればよいと主張、行動する人

    ②インターナショナル=価値観も発想も真逆

    世界はインターナショナル(国と国の間の関わり)時代からグローバル(地球丸ごと、世界全体)時代に変わったが、日本はこの変化を体験できなかった。

    ③グローバル教育の基本は、日本という国とその固有の価値観を1つの重要な軸と考え、他方世界全体としっかりつながる軸もまた、重要だと考え、バランスある堅固な価値観を持つグローバル人財をめざしています。反グローバリズムの超国家主義ではありません。

    ここまで話を聞き、お隣の方と、自己紹介から始まり、共に考え、発表をしました。

    ゲーム1:未知のストーリー作りで世界中の人への共感力を育てよう

    題=ある国のニュースを聞いたら、自分が登場人物の一人だったらどうだろう。と考え、ストーリーを語る。子どもにも、当事者だったらどうだろうと想像力を使ってストーリーを展開してもらう

    私たちは、アメリカの銃社会を考えてみました。男の子が、家から玉の入っている銃をバックに入れて学校に行ったニュースがありました。

    子どもの気持ちは、見せびらかしたかったのではないか。とか、銃が子どもの目につく場所に置いてあることが問題なのでは、、、3分間でしたので、その程度の事しか話せませんでした。

    発表では、いかに日本の治安が良いのか再確認できたことを話しましたが、このゲームの主題が全く分かっていなかったことに気が付きました。

    このゲームでは、自分が登場人物だったら、どのような気持ちなのか考え、共感する心が大事であること。

    地球丸ごとの世界全体が土俵であり、他の人への共感力を養うことだと感じました。

    しかしながら、決して日本の良さを否定するものではなく、日本固有の価値観を持ちつつ、世界とつながることが重要であることを学びました。

    言葉では理解しても、実際に、当事者になって考えるには、自分自身が世界に目を向けていなければ、できなことだと実感しました。

    世界76億の人が、何に最高の価値をおいているかによって、4つの文化コード(code=社会の価値観)に分けたものが紹介がされました。

    4つの文化コードの原点は、東洋思想と世界宗教

    リーガルコード=法律・ルールが価値の中心で、悪いことをしたら、親も子もなく罰する

    モラルコード=人間関係が価値の中心で、子が悪いことをしたら、謝って許してしまう

    レリジャスコード=神の教えが価値の中心で、男性が優位、女性蔑視

    ミックスコード=リーガル、モラル、レリジャスのうち2つが併存

    他の文化コードの人が日本人をどのようにみているのか。

    例えば、法律重視のリーガルコードのアメリカに行き、沢山の食事を用意してもらった時、味が口に合わなかったとしても、とりあえず、日本人は、美味しいと伝える=相手を思いやる心

    でも、アメリカ人から見た時、思った事をはっきり言ってほしい。曖昧にしている。

    また、神の教えを重視のレリジャスコードの国の人から見たら、無宗教、よりどころが無い日本人に対し、絶対の価値感がないので信用できないし信頼もできないと思っている。

    次に、世界を変えた10代の子供たちは、どういう家庭で教育をうけたか?

    国連の環境サミットでスピーチする機会を自らつくり、『地球をこれ以上壊さないで』と訴えた12歳のセヴァン・スズキ(リーガルコード)

    両親とも学者で社会変革者。彼女が8歳の時、南アマゾンの奥地への旅行に連れて行った。そこで彼女は、水力発電ダム開発阻止に立ち会ったそうです。

    彼女が12歳の時、南米ブラジルのリオで開かれる環境サミットに、出席してスピーチをしたいと主張したところ、止めるのではなく、実行するよう勇気づけ、資金集めに協力をしました。

    家庭教育の特長は、国連がサミットを開くと聞き、子どもこそが招かれるべきだと考え、カナダからリオへ。

    パキスタンの12歳の少年が殺された児童労働のニュースがきっけで、12歳で南アジア諸国を訪れ、児童労働をやめさせるために、記者会見、署名運動、子どもの救出、教育などのあらゆる手段を使い、世界レベルでの社会変革者となったクレイグ・キールバーガー(リーガルコード)

    彼は、新聞のマンガを読むのが日課だそうです。たまたま、パキスタンの少年の記事が目に留まり、行動したそうです。

    家庭教育の特長は、子どもがある課題にとりつかれたら、良いアドバイザーになって支援する。両親も社会変革者です。

    また、本当に危険だというところまでいったら「〇〇〇という理由でNO」だとはっきり言う。そのことにより、子どもは「じゃあ、その問題が解消すれば、YESなのね」と言って、全力で問題解消に取り組み、願いが叶うように努力する。

    第二次世界大戦中、ドイツナチス政権により、ユダヤ人大量虐殺の対象となり、オランダに逃亡、収容所で命を落としましたが、逃亡中に書き続けた日記によって、時代の証言者となったアンネ・フランク(リーガルとモラルのミックスコード)

    彼女は、ユダヤ系ドイツ人ですが、反ユダヤ主義のナチス政権により、アムステルダムの隠れ家で2年暮らしました。

    家庭教育の特長は、ユダヤ的と言われる親密な家族関係。特に父親がずっとアンネの成長を見守り、記録を付けることの重要性を教えられました。

    少女にも教育をと訴え、イスラム教徒タリバンに撃たれた当時15歳のパキスタンの少女、人権運動家のマララ・ユスフザイ(レリジャスコード)

    家庭教育の特長は、父親が地元で女子にも門を開く学校を経営。家父長制度の社会に生きるイスラム教徒だが、父親が例外的に男女平等思想の持主。

    「ひとりの子ども、ひとりの先生、1冊の本、1本のペンが世界を変える」「少女が未来の職場で輝くためには、特にSTEM(科学・技術・工学・数学)の知識を得ることが重要」という力強いメッセージ、行動力は正義のために行動する父親の影響が大きい。

    タリバンは女子に学問は不要と女子校を破壊し続けました。

    これらの4人の少年少女の行動を通し、両親の態度は、日本人の保護者の多くに見られる態度とどこが根本的に違うのか。世界に衝撃を与えることができた『共通の要素』は究極のカギは何なのか、討論しました。

    親の価値観であったり、正義・平和・貧困・弾圧・社会的政治的迫害など共通の当事者意識を持つことの必要性。粘り強く考え行動することが重要。

    自分の言葉を記録することの重要性、大きな器で世界観をもっているのか、寄り添っていけるのかが大切だということを学びました。

    子どもは、純粋な正義感をもちます。大人になるにつれ、その正義感を忘れてしまいます。親が日常的に世界観に立った会話をすることが大切です。

    グローバル教育と言っても、難しい事をするのではなく、親が、大人が世界に目を向け、今、世界で何が起こっているのか、素直に子ども達と話し合うなかから、グローバル人財が育つのではないでしょうか。

    まずは、今できる事をしっかりと取り組んで参ります。

    皆さんも難しく考えず、世界に目を向けてみましょう。

     

船橋市議会議員 はしもと 和子
  • 船橋市議会議員

    「笑顔で・誠実・迅速に」をモットーに「笑顔の庶民派NO.1」 を目指し、「現場を歩き」「対話に動く」皆様とのひざ詰の対話を 行ってまいります。

  • 略 歴

    ・昭和35年・長野県軽井沢生まれ
    ・県立小諸商業高等学校卒業
    ・八十二銀行入行
    ・昭和57年より船橋市在住
    ・夫・二男一女・義母の6人家族

  • 「すずらん」それは、白い鈴のような可憐な花の一つ一つが、小さくても花弁の向きを変え、表情豊かに咲き誇っています。

    花言葉は『幸福』です。

    自分自身の本然に輝く幸福を光らせ、一人ももれなく、幸福になる。それが、人生の目的です。

    私を支援してくださるお一人お一人が、幸福になるよう、共に歩んでいきたい。との願いを込めて、「すずらん」としています。

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