すずらんブログ
2016年 12月 29日

児童虐待防止に向けて、船橋市では、4月より、妊娠期からの個々の状況把握と妊婦の不安感や孤立感の緩和を図ることを目的に、母子健康手帳を交付する時に、保健師等による面接を行い、その後も継続的な支援がおこなわれます。

00953

虐待の未然防止のため、保健師らが生後4カ月までの乳児がいる全ての家庭を訪問し、育児不安などの相談に応じる「こんにちは赤ちゃん事業」も行われていますが、妊娠期から、専門家に相談ができる体制が整います。

また、虐待の背景には、親の孤立や産後うつなど、さまざまな要因が考えられることから、保健師などの専門家が、妊娠から育児までワンストップで切れ目なくサポートする「子育て世代包括支援センター(日本版ネウボラ)」の設置が求められています。

20160415_neuvola

望まない出産や、ひとり親となってしまう出産など、様々な悩みを抱え不安で一杯の方が多くいます。妊娠が分かった時から、保健師等専門家が、相談にのることにより、少しでも不安をやわらげ、安心して出産・育児ができるように、考えています。

船橋市の場合、センターを設置するというよりも、今ある、子育て支援センターや保健センターなど多くの場所で、相談できる体制を作るように、関係部署と連携を密にしています。

学校に上がっても、切れ目のない支援ができるように、母子保健・子育て支援・教育と連携していきます。

189

子育てに悩みは付き物です。近くに相談できる人がいない場合など、虐待の疑いが無くても、子育てに対して相談できるのが、児童相談所です。

発達障害のことも相談にのってくれますので、ぜひ利用してみては如何でしょうか。

一人で悩まずに、気軽に相談しましょう!