すずらんブログ
2013年 05月 06日

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今日の毎日新聞に、春日市の取り組みが紹介されています。市長部局からの異動により教育委員会事務局に移動してきた方が、事務局の多忙ぶりに驚き、改革が進みました。学校への予算執行権を委譲し、ある金額以下は校長が決裁できるようにしたり、予算編成権も委譲するなど、学校に任せることを多くしたことにより、学校側からは、コスト意識を高めたり、学校の独自色を出せるようになったりと好評です。また、事務局では、文科省や県教委の下請けという受け身から、諸問題と学校共に改善していこうという姿勢が強まったといいます。

私も、2月に春日市へ視察に行きました。3月議会で、取り上げましたが、なかなか話が進みません。

決して、教育委員会を批判するものではなく、どうしたら、学校の抱える問題を解決できるのか。事務局の多忙と教員の多忙をどうしたら和らげてあげられるのか考えているつもりなのに、思いが伝わらずにいます。

どんなに制度改革をしても、実際に行っている事務方の意識が変わらなければ、無意味です。まず、意識改革から取り組んでもらえるように、今後も、教育委員会と議論をして参ります。

皆さんのご意見もお聞かせ下さい。