共育コラム
2015年 04月 01日

駄々っ子(2~3歳)お店の中や、道の真ん中でも、かまわずに駄々をこねるわが子。

お店で大騒ぎになると、どうしていいか分からなくなってしまい、ついつい、声を荒げたり、手を出してしまうことはありませんか?

公園で遊んでいて、帰らなければならないのに、「帰りたくな~い。もっと遊ぶ~。」と言って、帰らず、イライラすることがあります。

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孫を見ていて、こんな時、どのようになだめようか迷います。振り返ってみると、自分の気持ちが、落ち着いていれば、「そう。帰るの嫌なんだ。もっと遊びたいの?滑り台楽しかったの?」等と、気持ちを共感して上げることができますが、時間がないとか、騒がれたことにイラついて、「帰らないんだったら、置いていくからね。」などときつい言葉を投げかけてしまうことがあります。

お店の中では、自分がイラついているときは、最悪ですね。回りのことなど構わずに、泣き叫ぶ子を力ずくで、外に連れ出します。その場から逃げるように外にでますが、子どもは泣き止まず、どうしていいか分からなくなってしまいます。

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このような光景を目にすることがありますが、どの様に声をかけてあげたらいいのか、悩んでしまいます。

駄々っ子のしつけの方法は「力づくで抑えようとはせず、子どもの気持ちをいったん受け入れて上げること。」だそうです。

公園で帰るのがイヤだと、騒ぐ子どもは、「ママは絶対にダメって言うはず」という思いがあって、だからこそ大きな声で駄々をこねるのだそうです。そこで、いったん「そうか、楽しかったね。また来ようね。」と受け入れてあげるだけで、気持ちがほぐれて、親の言うことを素直に聞けるようになります。

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駄々っ子の背景には、親の精神的、物理的な余裕のなさがあるのかもしれませんね。少し余裕をもって、子どもの声に、耳を傾けてみませんか?