「国史跡 取掛西貝塚」展
「1万年前のタイムカプセル 国史跡取掛西貝塚」展が飛ノ台史跡公園博物館(海神4-27-2)で5月12日(日)まで開催されています。
入館料は、一般110円、小~高校生50円(常設展示の見学もできます)、市内の中学生以下は無料です。
取掛西貝塚は船橋市で初めて国史跡(全国の遺跡の中でも特に重要なもの)に指定されました。
飯山満町1丁目から米ケ崎町にまたがる、標高約25mの台地上に立地する縄文時代の遺跡で、面積は約76,000㎡(東京ドーム約1.6個分)あります。
発掘調査の結果、約1万年前(縄文時代早期前葉)と約6千年前(縄文時代前期前半)という、2つの時期の貝塚を伴う集落跡が見つかっています。
今回の企画展では、出土した土器・石器・骨角製品等を中心に約200点を展示しています。
会期中は前回の企画展で大好評だった、見学者に合わせた難易度別クイズを用意しており、正解者には先着で景品がもらえます。
学芸員による企画展の展示解説も3月17日(日)13時30分から30分程度で実施されます(予約不要)。
また、17日(日)までは同時に小企画展「船橋の貝からみた海の変化」を開催し、収集保管している約30万年前から現在までの絶滅種を含む多種多様な貝殻化石を陳列し、過去の船橋における温暖化と寒冷化や海面変動を紹介しています。
ぜひ、足を運んでみませんか。