すずらんブログ
2019年 07月 29日

7月28日(日)松戸市東倫理法人会主催のイブニングセミナーに参加しました。

講師は、ベネッセコーポレーションの『こどもちゃれんじ』の初代編集長で、『しまじろう』を開発した「水野次郎」氏です。

2009年には、民間人校長として千葉県教育委員会に採用され、中学・高校の校長を9年間勤め、現在ではキャリアコンサルタントとして、大学や高校に勤め、学生や生徒のキャリア支援を行いながら講演会活動等、活躍されています。

『しまじろう』が生まれるまでの経緯を通して、さまざまなことを教えてもらいました。

『しまじろう』はなぜ、とらでなければならなかったのか。幼児が好きな動物は、男の子は、象やライオンなど大きな動物。女の子は、犬や猫、うさぎなどかわいい動物。その中には、とらは下位であったそうですが、考えても答えが出ないことは、直接、幼稚園に足を運び、子ども達に選んでもらったそうです。⇒現場主義。

トップダウンではなく、みんなの意見を聞き、知恵を出し合う。⇒ファシリテーションが大事。教育者や時代の最先端に求められている。

専門知識・市場調査・保護者理解・子ども観察などコンセプトをもとに、意見を引き出すことが、大切。

作者や画家など、一流の人は、お金に困っていないので、コンセプトが伝われば、協力をしてくれる。

ある画家の言葉です。「人の命と草花の命とは、全く同じ重さである。自然は美しいから美しいのではなく、愛するから美しいのです。」

今、なぜコミュニケーション能力が求められているのか。

日本人の表現は、とても豊かで、奥行きがあります。

生活習慣の変化で、「話す・聞く・書く」が変化をしている。

コミュニケーション阻害語で、「ムカつく・うざい・チョウ~・やばい」等、自分の気持ちを表しているが、相手との適切な関係を築くには、網の目が粗い。

情緒や感情を豊かな言葉で取り交わす必要がある。

価値観の多様性の今日では、権威的なリーダーシップでは、ダメである。

問題が高度化・複雑化しているため、特定の専門知識だけではなく、複数の専門性を掛け合わさないとダメである。

そのためには、人々の能力を最大限に引き出す、ファシリテーションが求められている。

『しまじろう』が生まれるまでを通して、求められている事、何が必要なのか、とても勉強になりました。

私自身も、様々な考えや意見を持つ方と対話をする中で、コミュニケーション能力を向上させなければならないと思いましたし、さらには、それぞれが持つ能力をいかにして最大限引き出すことができるのか、学びました。

 

 

 

 

2019年 07月 22日

「みまもりあいプロジェクト」開始


認知症高齢者等の行方不明者捜索のためのスマートフォン用行方不明者捜索支援アプリ「みまもりあいアプリ」を活用し、利用を広めていくことで、行方不明者の早期発見と家族への支援を進める「みまもりあいプロジェクト」が始まります。

8月6日には、このアプリを開発した(一社)セーフティネットリンケージと「みまもりあいプロジェクトに関する協定」を締結します。

行方不明者情報が寄せられると、市役所から半径20キロメートルの人を対象に、地域包括ケア推進課から捜索依頼がアプリ登録者に届き、性別・身長・体重などの特徴、衣服や持ち物などの情報が伝えられます。

行方不明者を発見した場合には、アプリを通じて電話をすることで警察につながり、捜索依頼者へと情報が届きます。

早期の捜索には多くの方に協力いただくことが大切です。

是非、このアプリに登録してしていただき市民同士が見守り合える「互助のまちづくり」にご協力ください。

2019年 07月 17日

千葉県教育委員会では、LINを活用した相談窓口が試行的に開設されます。

対象は、県内高校に通学する高校生です。『国公私立高等学校・特別支援学校(高等部)』

期間は、令和元年7月20日(土)~9月3日(火)17時~21時までです。

相談内容は、いじめ・不登校・友人関係・家族関係・性に関することなどで、専門の相談員が対応します。

相談するには、LINEの公式アカウントを友だち登録する必要があり、学校を通して、19日までに、カードが配布されます。

学校から配布されたカードから、友だち登録し、相談ができるようになります。

カードが配布されるときには、先生から説明を受けます。

欠席をしている生徒にも、家庭訪問や、個人面談など何らかの方法で、手渡しすることになっていますので、19日までに、連絡がない場合には、遠慮せず、学校に問い合わせをしてください。

電話相談では緊張してしまうといった声や、親や先生に相談しにくいなどの声もあり、気軽に相談できるSNSを活用した相談窓口の設置を、全国的に公明党で取り組んできました。

船橋市においても、SNSを活用した相談窓口の設置を取り上げてきましたが、実現には至っていませんでしたが、仲村ひであき県会議員が県で取り上げてくださり、今回、高校生を対象に、実現しました。

高校生が悩みを打ち明けることができる環境づくりが大切です。

いじめや不登校等の未然防止や早期発見につながります。

高校生のみなさん、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

2019年 07月 10日

飯山満町2丁目628付近のT字路に、カーブミラーを設置していただきました。

住宅街の道路ですが、狭いため、見通しが悪く、怖い思いをしたという、ご近所の方からのご要望を受け、設置のお願いをしていました。

カーブミラーが設置され、大変に喜ばれています。

 

 

2019年 06月 21日

昨年の第3回(9月)定例会で取り上げた「走る広告塔」が、実現し、公用車に広告が掲載されています。

走っているのを見て、あれ?と思われた方もいるかと思いますが、たとえわずかでも、市の収入になるのではないかと、提案をさせていただきました。

市が直接広告主を募集しているわけではなく、広告会社が55台分を3年契約で契約し、1年毎に使用料として、市の歳入となります。

広告を掲載する公用車の種類、規格は、以下の通りです。
【車両一覧】
車両    軽乗用車(20台) 軽貨物車(3台) 軽貨物ワンボックス車(32台)
広告の大きさ  縦40㎝ 横50㎝
広告掲載場所  後部ドア両側面

これからも、財源の確保のために、提案ができればと思っています。

 

 

 

2019年 06月 19日

太宰治と船橋


作家太宰治の生誕110年を記念し、西図書館2階ギャラリーで7月10日(水)まで「太宰治と船橋」を開催しています。

太宰治は津軽の大地主の家に生まれながら、故郷を離れ東京近辺を転々としていましたが、昭和10年から11年の1年3カ月の間を船橋で過ごしています。

太宰治は船橋を、自身の回想記「十五年間」で「私は千葉県船橋町の家がもっとも愛着が深かった」と述べており、転出する際は、もう一晩この家に寝かせてくださいと手放しで泣いたと記しています。

今回の展示では当時の船橋の街並みをパネルで振り返りながら、「晩年」「ダス・ゲマイネ」など船橋時代に執筆された作品を紹介するほか、実践女子大学文芸資料研究所の協力で近年新たに見つかった、太宰が師事した作家・佐藤春夫宛ての書簡が公開される等貴重な資料7点が展示されます。

市内の太宰治ゆかりの地も紹介されますので、展示をご覧になった後は、ぜひ旧宅跡や夾竹桃と文学碑のある中央公民館前、玉川旅館等太宰治の足跡を訪ねてみてください。