すずらんブログ
2013年 10月 14日

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船橋市では、環境への負荷低減や地球温暖化防止を推進すること目的に住宅用省エネルギー設備(リチウム蓄電池、 HEMS 、 電気自動車充給設備)を設置した方に対して設置費の一部を補助 してい ます。

定置用リチウムイオン蓄電池システム 一律10万円

家庭用エネルギー管理システム(HEMS)一律1万円

電気自動車充給電設備(電気自動車等への充電及び電気自動車等から住宅への電力の供給が可能な機器) 一律5万円

※電気自動車等への充電のみの機器は対象外です。00156

【補助対象となる設備】

・未使用品である(中古品は対象外)

・申請者個人が購入し、所有しているもの。

・国の補助対象に指定、承認されているもの。

・機器の保証の開始日が、平成25年4月1日以降のもの。

【申請受付期間】

平成25年10月23日(水曜日)~平成25年10月29日(火曜日)

【問い合わせ先】環境保全課 地球温暖化対策推進室 / 電話番号: 047 -436 -2465

詳しくは、PDFをご覧ください。

住宅用省エネルギー設備

2013年 10月 07日

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市町村議会議員短期研修「防災と議員の役割」

10月3日(木)

 

【今、なぜ防災なのか?】丸亀市川西地区自主防災会 岩崎会長より

 

*地震だけでなく、ゲリラ豪雨や竜巻・爆弾低気圧・海水温の上昇などが起こっている。異常気象が異常でなくないる。

*自分の住んでいる地域では、災害が起きないという固定観念を持っている人が多い。

*「備えあれば憂いなし」という言葉があるが、災害を遠い将来のものとして、危機意識をもてない。

*最低限家庭でやるべきこととして、避難所・避難経路の確認と確保。行政が指定している場所が本当にいいのか、コースなど自分で確認しておくことが大事。

*家具や大型家電の転倒防止をしておかないと、いざという時に、下敷きになり、逃げることも、人を助けることもできない。

 

 

【瀬戸内市の地域防災の推進について】瀬戸内市危機管理課 松井主任より

 

*行政の役割は「公助」。職員、市役所自身の自助、職員・部署同士、関係機関との共助によって機能が果たされる。

*新たにシナリオなき発災対応型の図上訓練(DIG)の導入。

*地域と協議して企画する協働イベントの実施や自主防災組織の結成が進まない地域は、実働訓練を加えるなど、地域によって研修内容を変えている。

*小中学生や保護者を対象に啓発して、大人もその気にさせる。

*小中学校、幼稚園、保育園や事業所にも研修に参加してもらい、地域連携、拠点形成を議論させる。

*瀬戸内市は、観光資源が豊富のため、訪れる観光客への対応が必要。観光協会と共催で「観光と防災を考えるセミナー」の開催。

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【ゲーム型教材「クロスロード」による体験学習】

神戸クロスロード研究会 友永氏より

*クロスロードは、阪神・淡路大震災の時、災害対応にあたった神戸市職員のビデオインタビューの中から、災害時に直面した職員が対応に悩み、苦しんだ事例を短い設問にまとめ、ゲーム形式の研修教材としたものです。

*実際に5名のグループで、行ってみました。

事例として・・●あなたは、食糧担当の職員です。

●被災から数時間。避難所には3,000人が避難しているとの確かな情報が得られた。現時点で確保できた食料は2,000食。以降の見通しは、今のところなし。

●まず、2,000食を配る?

YES(配る)かNO(配らない)。

瞬時に決め、どうして、YES?/NO? なのか。

自分の答えに問題点や気になる点はないのか。

経験談や事前にするとよいこと等。

話し合います。

私は、YES(配る)にしました。分けて配ればいいですし、分けられないのであれば、高齢者や子供など弱い立場の人から配ってあげればいいと思います。

しかし、グループの中では、平等ではないので、配らない。次にいつ届くか分からないので、半分とっておく。とか様々な意見が出ました。

参考情報

《証言》「・・・強く感じたことは、公平と効率という原則があります。役所の場合は、公平最優先になるわけです。・・・非常時には、ある程度公平を捨てて効率を優先して・・・時には考えていく必要があったのではないか。」

《解説》公的機関である役所が遵守すべき「公平性の原則」と「必要性の原則」あるいは「効率性の原則」との間でジレンマが生じている。

 

●あなたは、病院の職員です。

●入院患者を他病院へ移送中。ストレッチャー上の患者さんを報道カメラマンが撮ろうとする。腹にすえかねる。

●そのまま撮影させる?

6問やってみました。証言・解説もいただき、そうなのかと考えさせられました。災害対応において、「正解」を求めがちですが、必ずしも「正解」があるとは限らないこと、また、過去の事例が常に正解でないこともあることがわかりました。また、迅速に判断を求められるので、日ごろからの訓練が大切だと実感しました。

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10月4日(金)

 

【地域防災の考え方と向上作戦】【災害図上訓練DIG】【災害(その時)まで議

員として何ができるか?】 山口大学大学院理工学研究科 瀧本准教授

 

*危機管理の基本を住民に伝えることが必要。

1・予防(被害想定と備え)

2・応急対応

3・復旧

 

*最も大切なのが、1・予防であること。目から鱗でした。

私たちが今まで行ってきた、防災訓練(消火訓練・負傷手当避難訓練・炊き出し・・・)は、災害後の事後対応であり、2・応急対応であること。いつ起こるか分からない災害に対し、本気になれないのが人の常です。

*予防の観点から、家具転倒防止や建物の耐震補強は重要であり、このことを、地域住民に伝えていくことが、私たち(議員)ができること。

*水を3日分用意しましょう!と言われて2ℓのペットボトルを用意してますが、実際に持って避難所に向かうのは、容易ではありませんが、500mlならば、いくつかあるポケットに入れて持っていくことが可能です。

*持病薬を財布の中に入れておけば、避難所で、何を飲んでいるのか聞かれたとき、その薬を見せればいいのです。

*防災グッズ(家具固定棒等)を運動会等の景品にすれば、わざわざ購入しなくても済む。運動会の種目に、防災借り物競争だとか、みんなで一緒にバケツリレーなどを取り入れることも必要。

*私たちが様々なところで伺ったことを、市民の皆様に伝えていかなければならないと痛感しました。

*実際に、図上訓練DIGを行いました。昨日にクロスロードとは違い、大きな地図を用意し、まずは、図上で危険個所をチェックします。(今回は、自分の住む地域ではないので、事前に用意されていました)例えば、危険なブロック塀の家とか、消防車等が入れそうもない狭い道路、一人暮らしの高齢者宅、赤ちゃんのいる家・・・わかる情報を書き入れていきます。当日は行いませんでしたが、実際には、この後外へ行き、実際に歩いて、危険個所を点検しながら確認し、また、地図に書き込んでいくという作業です。

*火災が発生したと仮定し、どのような行動をとるのか、どの道を通って避難所へ行けばいいのかなどを、皆で話し合いました。

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*今回の研修は、防災とは何かを考えさせられ、議員として、何をすべきか考えさせられた研修でした。

2013年 10月 06日

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市では、水害の軽減と水循環系の再生を目指し、雨水の流出を抑える施策を進めています。河川や下水道整備に加え、公共施設への貯留施設や雨水浸透マスの設置、緑地の保全等を行っていますが市民の皆様にも、浸透マス等の設置を呼び掛けています。

補助金の額 いずれも設置費の2/3

1、雨水浸透マス      一基あたり2万円まで

2、雨どい取付型雨水貯留タンク 限度額2万円まで

3、浄化槽転用雨水貯留施設   限度額10万円まで

問合せ 下水道河川管理課財産管理係436-2622

雨水浸透マス等設置補助事業

2013年 09月 29日

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「船橋みらい債」は、市民の皆さんを対象に発行される債券です。市の様々な事業に関心を持ってもらい、協働による魅力あるまちづくりを進めることを目的としています。

発行額は5億円で、発行日は11月29日(金)です。10月1日現在、市内在住で20歳以上の方で、10万円単位で、1人300万円まで購入できます。

今年度集まった資金は、保育園の改築や放課後ルーム・公民館の整備などに活用されます。

10月1日(火)~15日(火)に往復はがきで申し込んでください。はがきの書き方は、9月15日号の広報ふなばしをご覧ください。

詳しくは、財政課・フェイス・各公民館・出張所・連絡所・図書館などで配布しているパンフレットか市のホームページをご覧ください。

船橋みらい債を発行

 

2013年 09月 16日

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市営住宅の空き家募集が始まりました。入居予定は12月初旬です。来月の申し込みに間に合うように、書類等準備しましょう。

昨年度は芝山団地の一部を借り上げ、今年度は、同じく芝山団地と行田団地の一部を借り上げて、提供しています。

詳しくは、住宅政策課 ☎436-2679へお問い合わせください。

PDFをご覧ください。

市営住宅の入居者募集

 

 

2013年 09月 15日

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9月14日(土)勤労市民センターで行われた、「地震防災フォーラムIN船橋」に行って来ました。

まず初めに、国土交通大学校測量部長の鎌田高造氏による講演で「私たちが住んでいる土地と災害~千葉、船橋の地形、地盤と大地震対策~」について、地震の種類やマグニチュードと震度の違い、どういう地盤が危険なのか、とても分かりやすく教えていただきました。

船橋の状況は、15万年前よりも古い地盤はなかった。活断層はおそらくない。海老川沿い及び海岸沿いは湿地帯だった。S56年前に建てられた建物は、耐震化が必要。

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次に、市役所の危機管理課職員による、「船橋市の大地震対策について」市の防災計画から、様々な取り組みを紹介してもらいました。

議会で聞いていることばかりですが、まとめてみると、結構いろいろなことを行っています。

「地区別防災カルテ」市を24区分し、地域ごとの防災力、災害危険度などが掲載されています。市のHPや図書館等で閲覧できます。

地域防災計画の大幅な見直しを行い、災害職員行動マニュアルをA5サイズで作成し、全職員に配布。

防災ハンドブックを作成し、全世帯に配布。防災ラジオを全町会・自治会に配布。総合防災訓練の全会場で避難所運営ゲーム(HUG)。

避難所施設の指定拡大と看板の整備。学校等の宿泊可能避難所に発光液を使った看板が設置されました。停電になっても、発光されるので、看板が見えるとのことです。

防災備蓄体制の整備では、防災倉庫(10か所)、全ての避難所(131か所)に分散して備蓄。食料、クラッカー、アルファー米、ミルク、生活関連用品など。特徴的なものとして、特産品の人参・小松菜を使って、パンを作り、缶に入れて保存食にしました。現在2万食用意してありますが、10万食まで増やす予定です。

カセットガスボンベの発電機各学校へ2其、公民館に1其用意。PHS電話。(契約者が減少し、回線がパンクする可能性が無くなったので、連絡用として採用)

津波一時避難施設の指定。公共施設は8か所。民間施設は11か所。いざという時の避難場所の確保を今後も広げていきます。

飲料水の確保として、防災井戸を24コミュニティーの1か所づつ設置。非常用給水栓を小・中学校、公民館等の受水槽に蛇口を付け、飲料水を確保。給水車を2台配備。ペットボトルを全避難所に備蓄。これで、61万人×2・5日 1日3リットル を確保。

災害が起こったとき、避難所生活をするより、我が家で生活する事がどれだけいいかは、TV報道等を見ていても感じることと思います。我が家でできること、水や食料の確保は当然ですが、耐震補強や家具転倒防止、火災を起こさないように、コンセント周りのホコリを取り除くなど、お互いに総点検してみませんか。