11月20日(水)「まちなか防災空地整備事業」について、会派の3名で、神戸市に行って来ました。
「まちなか防災空地」とは、密集市街地において、火災などの延焼を防止するスペースを確保することを目的に、災害時は一時避難場所や消防活動用地、緊急車両の回転地などの防災活動の場として、平常時は、広場・ポケットパークなどのコミュニティの場として利用する空地のことです。
上記の写真は、古くなった建物を解体した跡地です。管理は、地域でつくる「まちづくり協議会」等が、整備、維持管理をしています。前の道路が、認定道路ではない為に、建て替えをするにも、建築許可がおりない場所です。
行き止まりの解消をするために、「緊急避難サポート」として、扉を設置し、民地の側から、扉を開けて、はしごで降ります。また、階段を設置し、避難路の確保をしてあります。
いたるところに、「広いみち000m」の張り紙がしてあり、狭い道からどのくらい行けば広い道に行けるのか、一目でわかるようになっていました。
神戸市の東垂水区を視察しましたが、住宅が密集し、火災が起こったらどうするんだろうというような場所が沢山ありました。空き家を解体したり、扉や階段を設置することで、逃げ道を作るというのは、住民にとって、心強いことだと思います。
船橋でも、住宅密集地域がありますので、参考になりました。
「木造住宅耐震診断助成制度」の平成25年度分の交付申請書の受付が、12月13日(金)で終了します。
地震に強いまちづくりを進めるために、木造住宅の耐震診断を実施する場合に、診断費用の一部が助成されます。
【対象となる住宅】下記のすべての条件に当てはまる住宅が対象となります。
なお、建築基準法等の規定に違反している住宅は対象外となりますのでご注意ください。
●昭和56年5月31日以前の旧耐震基準により設計・建築された、市内に存する木造の戸建住宅又は併用住宅(居住の用に供する部分の床面積が当該住宅の延べ面積の2分の1以上を占める)
●地上階数が2以下で、在来の軸組工法によって建築された住宅
【助成金の額】診断にかかった費用の3分の2 (千円未満切り捨て、上限4万)
問合せは、公共建築物保全課 / 電話番号: 436-2632
11月19日(火)西宮市へ視察に行きました。会派で参加者を募り、3名で行って来ました。
現在、飯山満町2丁目の泰真院跡地のマンション建設について、地域住民の方と、事業者との住民説明会が行われています。
何回か関わるうちに、条例について学び、他市ではどうなのか気になり、調べたところ、西宮市の条例が参考になると思い、視察を打診したところ、快く受け入れくてださいました。
実際にお話しを伺い、事業者側からは、厳しいとの意見もありますが、許可申請を出す前に、住民からの調停を受け入れているので、大きな、トラブルはないとのことでした。
船橋の「環境共生まちづくり条例」と比較すると西宮市の「開発事業におけるまちづくりに関する条例」では、西宮市の方が、事業者にとって厳しい内容になっています。詳しい内容を担当課の方に伺いましたので、船橋でも変えるべき項目は、変えていかなければなりませんので、今後、勉強してきたことを活かせるようにしてまいります。
PTA会長さんから、「防災について、市の取り組みを教えてほしい」との依頼があり、本部役員の方と、校長先生・教頭先生を交えて、防災について話し合いました。
「地区別防災カルテ」ご存知ですか? 市内を24区分(行政コミュニティー)地域ごとに、防災力、災害危険度などが掲載されています。市のホームページや図書館等で閲覧できます。
「防災ハンドブック」を全世帯に配布されていますが、お手元にありますか?
防災無線が聞きずらい地域があることを受け、「防災ラジオ」を100世帯に1個を基本に、全町会・自治会に配布しました。
今年の総合防災訓練の全会場で、「避難所運営ゲーム・HUG」を開催しました。
避難所施設の指定拡大と看板を整備。学校等の宿泊可能避難所に発光液を使った看板が設置されました。校門等に設置されています。停電になっても、発光されるので、看板が見えるようになっているとのことです。
防災備蓄体制では、防災倉庫(10か所)、全ての避難所(131か所)に分散して備蓄しています。主なものに、食料・クラッカー・アルファー米・ミルク・生活関連用品など。特徴的なものとして、船橋の特産品である、小松菜・人参を使ってパンを作り、缶に入れて保存食にしました。現在は2万食用意してありますが、10万食まで増やす予定です。
カセットボンベイ式の発電機を各学校へ2基、公民館に1基。PHS電話。(これは、契約者が減少し、回線がパンクする可能性が無くなったので、連絡用として採用されました。)
津波一時避難場所を、公共施設8か所・民間施設11個所を指定しました。今後も、いざという時のために、避難場所の確保をしています。
飲料水の確保として、防災井戸を24コミュニティーに1か所設置。非常用給水栓を小中学校、公民館等の受水槽に蛇口を付けました。給水車を2台配備。ペットボトルを全避難所に備蓄。これで、61万人×2・5日(1日3ℓ)を確保します。
船橋市も頑張って色々なことをしています。
しかし、災害が起こった時、避難所生活をするより、我が家で生活することがどれほどいいかは、TV報道を見ていても感じる事と思います。我が家でできること、水や食料の備蓄はもちろんですが、建物の耐震補強や家具転倒防止、火災を起こさないように、コンセントのホコリを取り除くなどお互いに総点検してみませんか。
また、家具転倒防止の小物などは、運動会などの景品にするとか、運動会で、バケツリレーやタンカーに人を乗せて運ぶ競技などを取り入れるといいと思います。いざという時、人は、やったことのない事は体が動かないものですが、逆にやったことのある事は、自然と体が動くものです。何かのイベントをやるときに、取り入れられたらいいですね。
貴重な浮世絵をホームページで公開中!!
公明党が実現しました。
市立図書館では、古文書や浮世絵などの貴重な資料を所蔵しています。その中から、浮世絵の一部をホームページで公開しています。
『船橋市図書館』で検索してください。
歌川広重や葛飾北斎といった巨匠が描いた房総の風景画や房総出身の力士を描いた相撲絵などが鑑賞できます。
H23・12月議会で、わが会派の高木あきら議員が「西図書館には錦絵を初めとする貴重な資料があります。この資料というのは古文書類が3,500点、また錦絵を中心とした絵画500点、地図類が500点、書誌学資料400点、さらには絵はがき、拓本、掛け軸など合わせて約6,000点が所蔵されております。その意味におきまして、新しく建てる図書館にぜひこの船橋市としての文化遺産と言えるこういった貴重な資料がありますので、まず展示できるギャラリーをつくっていただきたいと思いますが、それはいかがでありましょうか。
この錦絵等の貴重な資料の中から──約6,000点ありますからそれをすべてというわけにいきませんので、ホームページでこの中で選りすぐったものを厳選して一般に公開できるようなそういったこともぜひやっていただきたいと思いますのでいかがでしょうか、お尋ねいたします。」と質問した ところ、
生涯学習部長より「国におきましても国立国会図書館の資料を電子化する作業を進めるなど、古い所蔵資料のデジタル化や映像などを含めたアーカイブの構築などを進めているところでございます。教育委員会といたしましても、郷土資料や貴重資料のデジタル化に関し問題点等を整理し、今後ホームページ上で公開できるよう検討してまいりたいと考えてございます。」
この質問が、今回の「図書館デジタルギャラリー」となって実現しました。 ぜひ、ご興味のある方は、ご覧ください。