
11月20日(水)「まちなか防災空地整備事業」について、会派の3名で、神戸市に行って来ました。
「まちなか防災空地」とは、密集市街地において、火災などの延焼を防止するスペースを確保することを目的に、災害時は一時避難場所や消防活動用地、緊急車両の回転地などの防災活動の場として、平常時は、広場・ポケットパークなどのコミュニティの場として利用する空地のことです。
上記の写真は、古くなった建物を解体した跡地です。管理は、地域でつくる「まちづくり協議会」等が、整備、維持管理をしています。前の道路が、認定道路ではない為に、建て替えをするにも、建築許可がおりない場所です。
行き止まりの解消をするために、「緊急避難サポート」として、扉を設置し、民地の側から、扉を開けて、はしごで降ります。また、階段を設置し、避難路の確保をしてあります。
いたるところに、「広いみち000m」の張り紙がしてあり、狭い道からどのくらい行けば広い道に行けるのか、一目でわかるようになっていました。
神戸市の東垂水区を視察しましたが、住宅が密集し、火災が起こったらどうするんだろうというような場所が沢山ありました。空き家を解体したり、扉や階段を設置することで、逃げ道を作るというのは、住民にとって、心強いことだと思います。
船橋でも、住宅密集地域がありますので、参考になりました。
11月19日(火)西宮市へ視察に行きました。会派で参加者を募り、3名で行って来ました。
現在、飯山満町2丁目の泰真院跡地のマンション建設について、地域住民の方と、事業者との住民説明会が行われています。
何回か関わるうちに、条例について学び、他市ではどうなのか気になり、調べたところ、西宮市の条例が参考になると思い、視察を打診したところ、快く受け入れくてださいました。
実際にお話しを伺い、事業者側からは、厳しいとの意見もありますが、許可申請を出す前に、住民からの調停を受け入れているので、大きな、トラブルはないとのことでした。
船橋の「環境共生まちづくり条例」と比較すると西宮市の「開発事業におけるまちづくりに関する条例」では、西宮市の方が、事業者にとって厳しい内容になっています。詳しい内容を担当課の方に伺いましたので、船橋でも変えるべき項目は、変えていかなければなりませんので、今後、勉強してきたことを活かせるようにしてまいります。
PTA会長さんから、「防災について、市の取り組みを教えてほしい」との依頼があり、本部役員の方と、校長先生・教頭先生を交えて、防災について話し合いました。
「地区別防災カルテ」ご存知ですか? 市内を24区分(行政コミュニティー)地域ごとに、防災力、災害危険度などが掲載されています。市のホームページや図書館等で閲覧できます。
「防災ハンドブック」を全世帯に配布されていますが、お手元にありますか?
防災無線が聞きずらい地域があることを受け、「防災ラジオ」を100世帯に1個を基本に、全町会・自治会に配布しました。
今年の総合防災訓練の全会場で、「避難所運営ゲーム・HUG」を開催しました。
避難所施設の指定拡大と看板を整備。学校等の宿泊可能避難所に発光液を使った看板が設置されました。校門等に設置されています。停電になっても、発光されるので、看板が見えるようになっているとのことです。
防災備蓄体制では、防災倉庫(10か所)、全ての避難所(131か所)に分散して備蓄しています。主なものに、食料・クラッカー・アルファー米・ミルク・生活関連用品など。特徴的なものとして、船橋の特産品である、小松菜・人参を使ってパンを作り、缶に入れて保存食にしました。現在は2万食用意してありますが、10万食まで増やす予定です。
カセットボンベイ式の発電機を各学校へ2基、公民館に1基。PHS電話。(これは、契約者が減少し、回線がパンクする可能性が無くなったので、連絡用として採用されました。)
津波一時避難場所を、公共施設8か所・民間施設11個所を指定しました。今後も、いざという時のために、避難場所の確保をしています。
飲料水の確保として、防災井戸を24コミュニティーに1か所設置。非常用給水栓を小中学校、公民館等の受水槽に蛇口を付けました。給水車を2台配備。ペットボトルを全避難所に備蓄。これで、61万人×2・5日(1日3ℓ)を確保します。
船橋市も頑張って色々なことをしています。
しかし、災害が起こった時、避難所生活をするより、我が家で生活することがどれほどいいかは、TV報道を見ていても感じる事と思います。我が家でできること、水や食料の備蓄はもちろんですが、建物の耐震補強や家具転倒防止、火災を起こさないように、コンセントのホコリを取り除くなどお互いに総点検してみませんか。
また、家具転倒防止の小物などは、運動会などの景品にするとか、運動会で、バケツリレーやタンカーに人を乗せて運ぶ競技などを取り入れるといいと思います。いざという時、人は、やったことのない事は体が動かないものですが、逆にやったことのある事は、自然と体が動くものです。何かのイベントをやるときに、取り入れられたらいいですね。
都賀にある「千葉モードビジネス専門学校」の文化祭に行って来ました。千葉までなぜ?と思われるかもしれませんが、昨年まで船橋にあった「旭日学園」が移転したので、今までのお付き合いを大切にしています。
「旭日学園」で出会った生徒さんから、「あ、橋本さんだ!」と声をかけてくれました。嬉しかったです。手作りのストラップ「ピリキッズ」を購入しました。
「ピリキッズ」というのは、
元JICA派遣員の相馬理香さんが通信制サポート校の旭日学園と協力してフィリピンのストリートチルドレンを支援する「ピリキッズ」事業を立上げました。
原産の「ピリナッツ」という木の実の殻にニスなどを塗って加工し、「ブレスレット」や「ネックレス」などのアクセサリーを製造するというもの。これを子ども達に作らせ、販売する事で「働く喜び」や「日々の食費」の確保を目指しています。
現地を旅行で訪れた旭日学園の八鍬征仁部長が相馬さんと出会い、支援について意気投合。相馬さんの帰国を待って同学園で「特別授業」を開催し、生徒らによる「ピリキッズ」事業を通じた本格支援につながりました。
旭日学園生徒らの活動に共感したイオンモール船橋(船橋市山手1-1-8)でのピリキッズ事業の紹介やふなばし市民まつり「ジョイ&ショッピングフェア」での模擬店出店などその活動は広がりを見せています。
たこ焼きを食べながら、金花さんに中国から日本に来た経緯を聞きました。とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。
これからも、出来る限りの応援をしていきます。