すずらんブログ
2018年 10月 14日

ピンクリボンとは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的に、世界規模で行われている啓発キャンペーンです。

一生のうちに「2人に1人」が、がんにかかり「3人に1人」が、がんで亡くなると言われています。しかし、日本対がん協会によると、検診による早期発見・早期治療により、約9割以上の方が治るといわれています。

生涯に乳がんを患う日本人女性は、11人に1人と言われており、厚生労働省の調査によると、乳がんで亡くなった女性は、2017年に1万4000人にも達しています。

早期発見のために有効なマンモグラフィーが全国配備されたり、子宮頸がん・乳がん検診の無料クーポンが配布され、さらに受診しなかった人に再度呼びかけを行うコール・リコールの導入で、検診受診率が、20%台だったものが、2016年には、40%台まで上昇しました。

4月20日時点で船橋市に住民登録がある次の生年月日の女性に、船橋市から、無料クーポンが、6月末に送付されていますので、受診されていない方は、受診しましょう。

子宮頸がん検診→平成9年4月2日から平成10年4月1日まで

乳がん検診 →昭和52年4月2日から昭和53年4月1日まで

がん患者が治療などで脱毛した際、医療用ウィッグ(かつら)や医療用帽子を着用することがあります。

これまで、運転免許証の写真を撮影するときに、医療用ウィッグ(かつら)の着用は認められる一方で、帽子は認められないことがありました。

あるがん治療中の女性患者から「免許更新の際に帽子をかぶった写真が認められなかった」との声を受け、この度、運転免許証の写真を撮影するとき、医療用帽子の着用が認められることになりました。

がんを無闇に怖がったり、誤解や偏見をなくすためにも、子どもたちへのがん教育がとても大事です。

正しい知識のあるドクターや看護師、保健師、がんを経験したことのある方などを外部講師として、がん教育を実施するために、平成28年4月に、文部科学省から「外部講師を用いたがん教育ガイドライン」が出されました。

船橋市においても、協力をしてくれる医療従事者の登録も始まっています。

学校現場で、がん教育が進むように、これからもしっかりと取り組んでまいります。

 

 

2018年 09月 30日

9月29日(土)プラネタリウム館で、命名記念イベントが開催されました。

7月11日、宇宙に「Funabashi」の名が刻まれました。素晴らしいですね。

岡山県にある美星スペースガードセンターで、平成12年に発見・観測された小惑星25892番が「Funabashi」と命名され、今後世界中で、正式名称として使用されるそうです。

何故「Funabashi」なのでしょうか。平成27年に、NPO法人 日本スペースガード協会が、船橋市総合教育センターで、小惑星探査体験活動「スペースガード探偵団」が開催されたことと、船橋市が以前から天文教育に積極的な取り組みをしていたことも評価されたそうです。

NPO法人 日本スペースガード協会が命名の申請を行ったときに、船橋のまちの特徴が以下のように記されています。

小惑星(25892)Funabashi命名文(日本語訳)

2000年11月22日に美星スペースガードセンターでバッターズ・プロジェクトにより発見されました。

船橋市は東京近郊に位置し、船橋沖は、江戸時代には将軍に海産物を寄進するいい漁場でした。

現在でも、たくさんの海産物が水揚げされています。

今日、市ではスポーツが人気で、プロスポーツチームのホームタウンとなっています。

命名認定書が市長に贈呈されました。

その後、NPO法人 日本スペースガード協会の浅見副理事長から、記念講演がありました。

プラネタリウム館で開催していますので、プロジェクターは頭上のプラネタリウムに映し出され、椅子を倒しての不思議な感じの講演でした。

市立船橋高等学校の吹奏楽部による特別演奏が、暗闇の中、行われました。

合唱もありました。「夜のうた」「手紙~拝啓 十五の君へ~」合奏は「夜空ノムコウ」「木星」他

楽器の音色は勿論ですが、歌声は心に響き、涙がこぼれ落ちそうでした。素晴らしい演奏に心が洗われた気がします。

最後は、プラネタリウム特別投映「2018 小惑星Funabashiへの旅」でした。

船橋の夜空から見える夏の星座から秋の星座。やがて火星と木星の間を公転する小惑星へ。その中の小さな惑星が「Funabashi」。他の惑星とは少し違った軌道だそうです。

平成30年8月現在、軌道がわかっているものだけでも78万個を超えていて、現在も次々と発見されています。

地球から約1億8000万キロメートル、太陽から約2億8000万キロメートル離れたところだそうです。

肉眼や一般的な望遠鏡では、残念ながら見ることが出来ません。

しかし、肉眼では見えない「Funabashi」を、分かりやすく学べるのがプラネタリウ館です。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

2018年 09月 01日

飯山満2丁目402付近(前原中学校裏門付近)の前原川にかかる橋が、昨年9月に亀裂ができた時に、利用者の皆様からとても危険なので、修繕の要望を頂いていました。

亀裂の入ったアスファルトは、昨年9月、すぐに修繕をしていただきました。

   

橋は木製のため、腐っていて歪みがあったり、釘が飛び出したりしていましたが、大規模な修繕となるため、昨年度中の予算では、修繕ができず、30年度予算で修繕をしました。

新年度予算といっても、業者発注し工事が始まるまでには、数か月要します。お盆までには終わるというので、行って見ました。

これで、安心して通れます。

早速、要望者の方へ報告に行くと、とても喜んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

2018年 08月 29日

今年度の調査は、一昨年度行った分布調査と昨年度の確認調査の結果を基にトレンチを設定し、調査が行われています。

8月28日(火)・29日(水)には、ドローンを使用して、調査が行われ、視察しました。

ドローン自体は、カーボンファイバーを使用し、軽かったのですが、バッテリーが思った以上に重かったです。バッテリー込みで、30㎏位になるそうです。

上に載っている白い箱のようなものがバッテリーで、このドローンは、レーザーで調査しています。

こちらは、カメラを搭載したドローンです。バッテリーは一つで良いそうです。

市販のカメラの殆どを搭載可能だそうです。

小型ですが、カメラを搭載し、タブレット端末と連携し、何が写されているのか、三脚のモニターに映っています。

 

ドローンを使っての調査は、写真と測量が一度にでき、何日もかかっていた測量が一日でできます。

しかも、X・Y・Zと立体的な調査ができるので、復元にも役立つそうです。

 

今回の調査では、昨年度よりも西側で早期の住居跡が発見され、縄文時代早期の集落範囲が、さらに西側に広がっていることがわかったそうです。

約一万年前の竪穴式住居で、住まなくなったら、周りの人が、その穴に貝殻を捨てているのだそうです。昨年の場所は、ヤマトシシジミの貝殻で、とても小さかったことを思い出しました。この場所は、それよりも大きな貝殻でした。

石器です。見事に研ぎ澄まされた石です。

今回の調査で、一番西側の場所からは、約二千年前の、弥生時代中期の集落も発見されました。

弥生時代の物は、市内で初めて発見されました。

まとまって出てきた弥生土器のかけらです。

船橋市では、取掛西貝塚の国史跡指定を目指して調査を行っています。

 

 

 

 

 

2018年 08月 26日

朝9時防災無線5分前に、訓練のため9時にサイレンが鳴ることが防災無線で流れました。この無線が、良く聞こえなかったと、反省会では、しきりに語られていました。

9時にサイレンがなり、シェイクアウト訓練が一斉に行われました。サイレンが鳴った時、その場で、姿勢を低くし、頭を守り、揺れが収まるまでじっとしている訓練です。

その後、各町会ごとに、(主に役員の方)宿泊可能避難場所である、各小中学校に、避難訓練をし、その後、様々な訓練を行いました。

私は、金杉台小学校へ行きました。

体育館で受付をしました。今日の訓練の次第がわかりやすく、張り出してありました。今回が初めてのような気がします。

備蓄倉庫へ行き、簡易トイレや車イス、カセットボンベの発電機等を体育館に運び、組み立てをしました。

施設管理班が校長先生の案内で、学校の危険個所が無いか、点検して回りました。

校庭にあった標的版が無くなっており、確認すると、ブロックで出来ていたため、危険なブロック塀の点検時に、撤去したそうです。子ども達が遊んでいたものが無くなることは、寂しい気がしましたが、事故が起こってからでは遅いので、仕方ありません。

一緒に回った施設管理班の方は、門扉の状態や外付の時計・アンテナ・電灯等、大きな地震がきたら落ちないか心配されていました。

大変暑い中行われましたが、こまめに水分補給をしながら、倒れる方もいなくて良かったです。

校長先生と訓練に参加していた先生とも様々なお話ができました。

 

 

 

 

 

 

2018年 08月 19日

8月17日(金)一宮少年自然の家で行われている、「一宮ふれあいキャンプ」の様子を見学しました。

長生郡一宮にある船橋市立一宮少年自然の家には、多くの児童生徒が利用しています。

夏休みには、家庭の中に閉じこもりがちで外出の経験が少なく、社会性に乏しい児童・生徒など、3泊4日のキャンプ生活を体験させ、成功感、達成感を味わわせて、社会性や自主性、自立性を培うことを目的として、青少年センター、総合教育センター、指導課、教員を目指す大学生ボランティア等多くの方が関わっています。

海が近いことから、昨年から、ウォークラリーをやめ、サンドアートが行われています。

スライム・・・水をたくさんかけ、とても滑らかなスライムです。目は、貝殻をちりばめています。

クジラ・・・何ができるのか見ていましたら、今にも泳ぎだしそうな、クジラでした。枝を使って、水が吹き出しています。

バス・・・周りにはバス停もあります。海に続く道も最後に描き、今にも動きだしそうです。

新幹線・・・海からやってきたような感覚になりました。線路もあり、貝殻を上手に使っていました。

4班に分かれ、皆で協力しながらの作品です。最初は何ができるのだろうかと思っていましたが、どれも素晴らしい作品が出来上がりました。

それぞれの作品を前に、誇らしげに写真を撮ってもらっていました。

終わった後は、スイカ割りも行われました。

午後からは、キャンプファイヤーの準備。

歌や、各班の出し物の練習が行われ、6時15分から、キャンプファイヤーが盛大に行われました。

先生や私たちも一緒になり、フォークダンスを踊りました。

最後に、火がともされ、友とは、と考えながら、しばらくの間、静寂な時間が過ぎました。

参加した児童・生徒も何かを感じとれたことと思います。きっとこれからの人生にプラスになることでしょう。

 

 

2018年 08月 09日

8月6日(月)夕方6時30分から開催された「金杉地区管渠布設工事(その42・その46・その56)」の住民説明会に参加しました。

2019年6月(その46は10月)の供用開始に向けて、下水道工事が行われるため、工事内容や宅地内排水設備工事、下水道使用料・受益者負担金について、各担当課から説明がありました。

金杉台小学校の体育館で開催されましたが、この日はいくらか涼しかったため、大きな扇風機で間に合いましたが、先週に開催されていたら、暑かったことと思いました。

この地域は、分流式です。分流式とは、家庭用雑排水(台所・お風呂・トイレ等)いわゆる汚水と雨水を完全に分離し、汚水は公共下水道の汚水管へ流し、雨水は雨水管やU字溝に流すことです。

合流式は、汚水と雨水をいっしょに公共下水道管に流します。(市内では、津田沼処理区と西浦処理区(一部、分流式)と高瀬処理区の一部が合流式です。)

下水道管が道路内に布設されると、その下水道管と宅地内の排水管を接続します。その間に設けられるのが「公共汚水ます」で、1宅地に1個、道路境界に最も近い所に市が設置し、維持管理も市が行います。

この工事が終わり3年以内に、宅地内の排水管を接続しなければなりません。逆に言えば、3年の内に設置すればいいので、あわてる必要はありません。

説明会が終わると、市のHP上に、説明会が開催された地域がでるため、指定工事店が営業にまわってきますので、必ず、2~3社の見積もりをとりましょう!

あわてず、ゆっくりと考えて下さい。工事が始まって、供用開始まで、8か月以上かかります。そこから3年以内ですので、ご近状の方と相談しても良いかと思います。

宅地内排水設備工事契約について、重複契約等によるトラブルが発生しているそうです。契約は、急ぐ必要がありませんので、契約内容を十分検討し、指定工事店1社と契約をしましょう。

市内の指定工事店が加入する「船橋市管工事業協同組合」では、宅地内排水設備工事に関する質問や相談等を受けてくれます。

詳しくは、お電話でお問い合わせください。

電話 047-440-5180

月・水・金曜日 午前9時~12時 (祝日・振替休日・年末年始を除く)

どうしても、宅地内工事は、お金がかかります。

トイレがくみ取りか水洗によっても違いますし、浄化槽を全部撤去するのか、一部埋め戻しするのかでも違ってきますが、20万円以上はかかります。

船橋市では、公共下水道への接続を促進するため、宅地内排水設備工事費の全部または一部を無利息で貸付を行っています。

貸付限度額 浄化槽を廃止して接続・・・1基につき35万円以内

くみ取り便所を水洗式に改造・・・1便槽につき50万円以内

償還方法  資金を借りた翌々月から40か月の均等分割払(口座振替)

貸付要件や申し込み方法など、工事を着工する前に、指定工事店にご相談下さい。

船橋市では、行政区域8,562haの約8割にあたる7,110haの区域を下水道計画区域としています。この区域を100%とし、現在90%近くまで、下水道が整備されています。

他から転入されてきた方は、未だに下水道が整備されていない地域があることに驚きの声をあげていますが、急ピッチで、進んできた気がします。

私が議員になった10年前は、計画にものっていないので、いつになるか分からないと言われていた地域ですが、目に見えて進んできました。

場所によりますが、後数年で、整備されます。

整備が近くなってきた地域で、家の建て替えを考えている方がいましたら、下水道が整備されてから、建て替えをしましょう。

整備されない前に建て替えをすると、合併浄化槽を設置することになります。下水道が整備されたら、合併浄化槽が使えなくなりますので、よく考えてから、建て替えすることをお勧めします。