11月7日(土)船橋北口みらい図書館(民間)で開催された「図書館研究会第14回」に参加をしました。講師は、長年、船橋市の学校司書をされている方でした。
司書の役割は、子どもと本をつなぐ役目と、学校図書館と公共図書館をつなぐ役割もあり、船橋の現状を教えてもらいました。各学校間での物流は知っていましたが、公共図書館との物流は、学校司書がインターネットで図書館に予約を入れたあと、総合教育センターと管轄図書館にFAXでも申込み書を送り、物流で届くことを初めて知りました。
2014年に、市内全小中学校が蔵書数(クラス数に対して、必要な数)を達成しました。
子ども達の本を読む環境を整え、本を読むことは、人間形成を作っていくうえでも、必要な事とだと思います。
2015年には、法が変わり「図書司書」⇒「学校司書」になり、全中学校に配置されました。小学校には元々配置されていましたので、この年に、全小中学校に配置されました。
このような体制になっていることが当たり前なのではなく、船橋市は先進的な取り組みとなっていることを、改めて感じることが出来ました。参加者の中で、他市の方が驚いていました。
ここまでくるのに、私も、議会などで何回となく取り上げてきましたので、とても嬉しく感じました。
「ビブリオバトル」初めて聞く言葉です。これは、誰でも開催できるゲームで、時間を決め(5分とか3分とか)本を紹介しあい、それを聞いていた人が、読んでみたくなった本を投票し決めるゲームだそうです。
4・5年生が行っているそうですが、教室にある電子黒板を使って、本の紹介をしています。学校司書が教室に行って、お手伝いをするそうです。
私の時代にはなかったな~と思いながら聞いてきました。
「子どもによっては、学校図書館が初めての図書館になる。学校図書館で図書館の使い方を知り、本の良さを知ることにより、公共図書館の良き利用者になる」
最後の言葉がとても印象的でした。
私も、小中学校時代、よく図書館に通っていたことを思い出しながら、今更ながらに、学校図書館の役割を勉強させてもらいました。ありがとうございました。