一般質問で「宅配ボックス購入費補助」について、懲りずに、取り上げました。
はしもと・・・以前も、取り上げてきましたが、市民の方から、「宅配ボックス」について、その後どうなりましたかとの問い合わせや、置き配の盗難ニュースを受け心配になられた方、再配達削減や防犯の観点からも「宅配ボックス」が必要だという方がいることから、再度とりあげます。
近頃では、置き配が主流になってきました。
2026年7月10日の国土交通省の報道によると、宅配便の多様な受け取り方法の利用率が、2025年10月の前回調査に比べ、1.1%増加し約31%に上昇したと、明確に示しました。
また、宅配業者で働く友人に、「置き配」が増えたかどうか聞いたところ、店舗ごとに調査しているわけではないのでわからないので、と言って、物流ニュースを送ってくれました。
それによると、ヤマト運輸が実施した「置き配」の利用状況・利便性に関するアンケート結果では、置き配利用経験者の約7割が「この1年で置き配利用数が増えた」と回答していることがわかりました。
また、運送会社に関係なく、これまでに置き配を利用したことがあるか、という質問に対し75%が「利用したことがある」と回答。
受け取り方法については、最も多いのが「対面配達」44.0%、2位「置き配」36.9%、3位「宅配ボックス」13,3%という結果でした。
置き配のメリットについては、「時間に制約されなくて済む」「再配達手続きが手間」が上位。
また、ヤマト運輸に限らず、置き配を利用しない理由の1位は、2年連続で「盗難リスクが不安」66.3%、「雨で濡れるのが不安」などの理由がありました。
千葉県警では、置き配盗難の増加を受け、今年から、窃盗とは別に、置き配の被害件数を取るようになりました。
令和8年1月~6月で、県内114件、そのうち船橋市が10件。千葉県警としても増加傾向にあると認識をしています。
国は、2026年3月31日に閣議決定した「総合物流施策大綱」で、多様な受取方法利用率を2030年までに50%に引き上げる目標を掲げ、再配達削減を国策として進めています。
しかし、置き配の増加に伴う盗難リスクの高まりは全国的な課題となっており、これを軽減する有効な手段が「宅配ボックス」の普及です。
市民の方からは、「再配達は大変です。荷物を届けて頂くだけでもありがたいです。」「人件費や再配達削減のことを考えると、宅配ボックスは、必須ですね。」「補助金があれば設置したい。」との声が届いています。
国の政策転換、県警の統計変更、市民ニーズがあることを踏まえ、環境政策、物流政策、防犯対策の観点から、宅配ボックス購入費補助制度を考えるべきだと思いますがいかがでしょうか。伺います。
環境部長・・・近年、物流を取り巻く環境の変化に対応するため、国が再配達の削減や置き配の普及など、宅配の効率化に向けた政策がすすめられている事は認識しているところです。
議員ご紹介の宅配事業者の「置き配」の利用状況・利便性に関するアンケート結果でも「置き配」や「宅配ボックス」を利用した受け取りが増えていることも確認しております。
また、アンケートの結果等からは、置き配荷物の受け取り時間指定やオートロック付きマンションでのデジタルキープラットフォーム、加えて置き配のトラブルに対応した火災保険等が整備されるなど、置き配を安心して利用できる対策もとられていることを聞いております。
こうした宅配事業者による対策が進むことにより、置き配の利用が進むことで、再配達の防止や温室効果ガスの削減に寄与するものと考えております。
議員ご質問の通り、宅配ボックスの設置についても、置き配と同様に温室効果ガスの削減や、宅配業者の負担軽減などにもつながることから、引き続き、国の動向や他自治体の取り組み状況を注視するとともに、必要性や導入した場合の効果などを含め、検討して参ります。
はしもと・・・置き配は便利な分、持ち去りなどの危険もありますので、宅配ボックス購入費補助ができるまで、言い続けます。