共育コラム
2023年 07月 25日

10数年前に、熱中症になったことがあります。

市民まつりで、フリーマーケットをしていた時のことです。

今ほど気温が高くなかったとはいえ、炎天下でフリーマーケットをしていた時、スタッフの皆には、「水分補給して、適当に休みながら行ってください」と言っていたものの、突如、体がだるくなり、どこかに横になりたくなりましたが、、、、、

近くの建物の中に入り、壁にもたれるように座りました。この時本当は横になりたかったのですが、地べたに横になるわけにはいかず、座っていましたが、知人が心配し、救急車を呼んでくれました。

病院に着くと、熱中症と言われ、点滴をしました。

それからは、こまめに水分補給をし、炎天下での活動はできるだけ控えるようにしました。

皆さんも、このような経験はありませんか?

そこで、一緒に、熱中症について考えてみましょう。

「熱中症」の症状

*気温や湿度が高い環境のなかで、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、体に力が入らない、ぐったりする、呼びかけの反応がおかしい、けいれんがある、まっすぐに走れない・歩けない、体が熱いなどです。

*体内の水分や塩分のバランスが崩れ体温や体液の調整機能が破綻し、この事が原因で起きる障害を熱中症といい、死に至る危険性もありますが、予防法を知っていれば、防ぐことができます。

(以下は、日本赤十字社のHPを参考にしています。)

「手当」

*できるだけ早く、風通しのよい日陰や、冷房がきいている室内などに避難させる。

*原則として水平にしますが、本人が楽な姿勢にする。

*厚い衣服は脱がせて、体からの熱を逃がす。

*意識があり、吐き気や嘔吐がなければ、水分補給をさせる。できるだけ、経口補水液、スポーツドリンク、薄い食塩水などを飲ませる。

*胸やお腹の体の表面に水をかけたり、濡れたタオルで覆ったりして、うちわや扇風機などで体を冷やす。市販のアイスパックなどがあれば、それを首やわきの下、足の付け根に当てて、皮膚の直下を流れている血液を冷やす。また、頬、手のひら、足の裏を冷やすことも有効で、体の冷却はできるだけ早く行う必要がある。

*水分補給ができない、症状が改善しない、様子がおかしい、全身のけいれんがあるなど、手当の判断に迷うときは、直ちに119番通報する。

*119番通報後も、救急隊が到着する前から冷却を開始することが求めらる。

身近な人が熱中症かな?と、思った時には、とにかく涼しい場所で、水分補給し体を冷やしましょう。

 

「熱中症を防ぐためには」

*屋外では日陰を選び、屋内では扇風機やエアコンなどを使用する。

*濡れたタオルなどでこまめに汗を拭き、吸汗・速乾素材や通気性のある衣類、帽子を着用するなどの工夫で、暑さを回避する。(日傘も手放せません。)

*喉が渇いたときはもちろんですが、渇く前や暑いところに出る前からこまめに水分補給をする。(アルコールは体内の水分を排泄するので、特に注意が必要)

*日頃から運動で汗をかく習慣を身につけて、暑さに備えた体づくりを心がける。

*疲労や睡眠不足、肥満、慢性疾患、薬剤服用など個人の条件も考慮が必要。

日常生活における工夫が必要で、特に高齢者や子どもは熱中症に陥りやすいので、注意が必要です。

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高齢者の方は、暑さを感じにくくなり、家族が、「エアコンを使って。扇風機を使って。」と言っても、使用せずに日中を過ごしていることが多いのではないでしょうか。

高温が続いていますので、遠慮せずにエアコンを使いましょう!

また、水分補給ですが、お茶やコーヒーはカフェインがあるため利尿作用があります。

私は、出来るだけ水を飲むように心掛けています。以前、世界中のトップモデルの方たちは、水を1日2リットル以上飲んでいるという記事を読んだことがあり、挑戦していますが、さすがに2リットルは無理ですが、1.5リットルぐらいは何とか飲んでいます。

フットケアをしている友人からも、「水分補給できていますか?」と聞かれることがあります。意識して水を飲むようにしています。

また、私は、ペットボトルを購入する時は、できるだけGREEN DA-KA-RAを選んでいます。

また、飲む点滴と言われる「甘酒」も飲むようにしています。

自分に合った飲み物で、熱中症対策をしましょう。

子ども達も、のどが渇く前に、水分補給をしましょう!!

この夏、尋常じゃない暑さです。どうぞご自愛ください。