すずらんブログ
2018年 11月 14日

11月9日(金)鳥取県にある伯耆町役場で「使用済み紙おむつ燃料化事業」の説明を受けました。

偶然にも、埼玉県幸手市・杉戸町の議員さんと一緒の視察となりました。

伯耆町役場前ですが、桜が咲いていました。数日前に、気温が下がり、その後は暖かい日が続き、桜が間違えて咲いたようです。

森安町長より、導入の経緯を教えてもらいました。

可燃ごみは、南部町・伯耆町清掃施設管理組合クリーンセンターと伯耆町清掃センターの2施設で、焼却処理をするなか、事業系「使用済み紙おむつ」も一緒に搬入され、焼却処理がされていました。

H17年の合併から、人口は減少するものの、可燃ごみの処理量はほぼ横ばい状態のなか、焼却施設の老朽化が進み、水分の多い、生ごみと使用済み紙おむつの減量化を検討し、使用済み紙おむつの燃料化に取り組んだそうです。

ポリマーにより、多量の水分を含んでいるため、重く、焼却する際も燃えにくいが、一旦燃え始めると急激な温度上昇を招き、焼却炉を傷める原因となるので、処理困難物となっています。

そこで、使用済み紙おむつを、ペレット化し、平成26年4月に町営温泉施設に「使用済み紙おむつペレット専用ボイラー」を設置し、使用することで、エネルギーの地産地消が完成しました。

事業の効果は、温泉ガスボイラーで使用するLPG(プロパンとブタンを液化したものを液化石油ガスと呼ぶ)の約2割を削減目標に取り組んだところ、平成28年度に目標を達成し、平成29年度は、平成26年度との実績比で25.6%削減できました。

しかし、問題点もありました。

事業系使用済み紙おむつを、産業廃棄物とするのか、一般廃棄物とするのか、一定の指標が望まれる。

この事業を開始したときは、実証実験として、一般廃棄物として、町で回収・処理をし、回収コストを町が負担している。通常であれば事業系ごみなので、排出事業者の責任だが、有料化することに抵抗がある。

専用のボイラーを開発し、運転しながら改良を継続しているが、燃焼時に発生する「すす」は、バグフィルター(ろ布)を傷める原因となっているため、対応に苦戦中だそうです。

実際に、清掃センターと温浴施設を見学しました。

町なかから少し離れたところにありました。

専用のトラックで運ばれてきます。

紙おむつ燃料化装置に入れらます。

処理フローです。

清掃センターから、温浴施設に移動しました。

白い物が、ペレットです。

ペレットを、専用のボイラーに投入し、エネルギーとなります。

専用のパイプで温浴施設に運ばれています。

社会福祉協議会が運営していますが、ここでも、健康ポイント制度がありました。

船橋市でも、10月から始まりました。

前回、松戸市にある企業を視察しました。船橋市でも、ごみの減量化に取り組む中、使用済み紙おむつの燃料化を考えなければなりません。

また、保育園が使用済み紙おむつを持ち帰らせていることについて、他市では、持ち帰らせないようにする取り組みが始まっています。

衛生面からしても、持ち帰らせないようにすることが必要です。

しかし、乳幼児の使用済み紙おむつの量や水分量よりも、大人の紙おむつの使用量の方が、断然多いわけですから、リサイクルできるのであれば、しっかりと取り組んでいく必要があります。

 

 

 

 

 

 

2018年 11月 12日

秋晴れの下、11月11日(日)船橋市運動公園陸上競技場で、「2018船橋市民マラソン大会」が開催され、「親子宣言タイム」のスタートの合図をさせてもらいました。

「親子宣言タイム」は、事前に、タイムを宣言し、タイム通りに走れたか競うもので、速さを競うものではありません。

ゴールは、必ず、手をつながなければ失格となってしまいます。

子どもの方が速く、ゴール手前で、お父さんが来るのを待っていたり、おばあちゃんとお孫さんでしょうか、手をつないで歩いてゴールしていた姿もありました。

どの親子も、一生懸命な姿に感動しました。ゴール前で「がんばれー」と大きな声で声援を送りました。

もちろん、中学・高校・一般・年齢別も行われました。

表彰式での様子です。

 

2018年 11月 11日

「モータースポーツと湾岸部の歴史」展


昭和20年代から歩んできたモータースポーツと浜町・若松地区の歴史を写真や映像等で振り返る企画展「モータースポーツと湾岸部の歴史」を郷土資料館で20日(火)から来月16日(日)まで開催されます。

浜町・若松地区の埋立ては昭和10年代から始まり20年代に大規模な工事が行われ、昭和40年には船橋サーキットで選手権大会が開催されるなど、モータースポーツにも深い関わりがあります。

船橋発祥のモータースポーツである船橋オートレースや船橋ヘルスセンター、団地造成などに関する資料を紹介し、湾岸部の変遷を1階のロビーから3階の展示室まで全てのフロアを使い約50点の資料を展示します。

1階のロビーでは、大型ビジョンに4輪オートレースや船橋サーキットなど懐かしい写真を映し出し、3階では、実際にレースで使用されていた二輪車も展示します。

12月2日(日)、9日(日)の午後2時半からは学芸員による展示解説も行われますので湾岸地区の歴史をぜひお楽しみください。

2018年 11月 07日

市民活動・ボランティアガイドブック


毎年、これから市民活動やボランティアをしたいと考えている方のために市内で活動する市民活動団体やボランティア活動の最新情報を紹介する「市民活動・ボランティアガイドブック」の平成30年度版が完成し配布が始まりました。(約150頁、無料)

市内には福祉・スポーツ・子どもの健全育成など、さまざまな分野で活躍する市民活動団体があり本ガイドブックでは約230の団体を紹介しています。

各団体を「保健、医療又は福祉の増進」「社会教育の推進」などの活動分野ごとにまとめて、活動の内容や目的、場所、活動頻度、会員の募集内容や会費、連絡先等々わかりやすく掲載しています。

市が募集している行政関係のボランティア募集情報も掲載されていますのでこの一冊で様々なボランティア活動を見つけられます。

配布場所は市役所4階市民協働課と市民活動サポートセンター(フェイスビル5階)です。

市ホームページではカラー版が見られます。

2018年 10月 29日

「ふなふな船橋」 出演者募集!


昨年度まで3カ年計画で実施された市民参加による演劇「アンデルセンプロジェクト」は感動の舞台で幕を閉じました。

この市民参加型の演劇の火を絶やさぬよう、今年度は朗読劇を企画し、市民演劇「演劇ワークショップ船橋2018」と題し出演者を募集します。

上演作品は船橋を題材にした吉本ばななさんの「ふなふな船橋」、演出家小山ゆうな先生の指導の下、7回のワークショップを経て12月15日(土)午後3時からきららホールにて上演されます。

参加資格は小学校4年生以上で7回のワークショップに参加出来る人。

年齢の上限はありません。

定員は40名、初心者・経験者は問いません。

参加費として公演チケット2枚の購入と保険料350円の負担があります。

11月11日(日)に市民文化ホールで説明会が開催された後18日(日)からきららホールを中心に主に平日夜6時からワークショップ(3時間程度)が開催されます。

作品をみんなで創り上げる喜びを体験出来る貴重な機会です。

ぜひ、応募してみませんか!

2018年 10月 27日

毎年この時期になると、「通山睦絵手紙の会」の皆さんによる、作品展が開催されます。

今年は、10月27日(土)~29日(月)まで開催され、27日(土)に行ってきました。

はがきは勿論ですが、お手紙もありました。

会員の方が、実際に送られたお手紙だそうです。

また、習字は、広告を筆に仕立てて、書いたものだそうです。

個性的な、力強い文字が、生き生きと描かれていました。

絵手紙だけではなく、地域の方にも声をかけて、パッチワークや絵・写真など、沢山の作品が出品されていました。

文化の秋にふさわしい内容の作品展です。

こちらも、素晴らしい作品です。

左上の、赤い実は、姫リンゴです。

温室で育てているので、美味しそうな姫リンゴができているのだそうです。

毎年、声をかけてもらい、作品を見ていますが、どの作品も、目を見張るばかりです。

何かに、熱中できるというのは、良いものですね。