すずらんブログ
2022年 06月 06日
   

(写真は、同僚の男性議員に撮影してもらいました)

男女共同参画センター・船橋駅前総合窓口センターのあるフェイスビル5階の男性用トイレの個室にサニタリーボックスが設置されました。

サニタリーボックスとは、汚物入れのことですが、今や2人に1人が、がんと診断される時代になり、早期発見・早期治療で、がんを患っても社会復帰される方が多くいます。

このような中、男性のみが罹患する「前立腺がん」や男性の方が多く罹患する「膀胱がん」の治療後、生活に欠かせない物の一つに「尿漏れパッド」があります。

治療直後は「失禁」では済まされないぐらいの尿が漏れることがあり、男性用のトイレにサニタリーボックスが設置されていない場合、水分を含んで重たくなったパッドを持って、ゴミ箱を探す方がいるそうです。

多目的トイレには、サニタリーボックスが設置されていますが、男性用トイレには、サニタリーボックスが無く困っている、ということを最近知りました。

また、困ってはいるけれども、人に知られたくないから我慢している方もいると思います。

がんを患っても、行動に制限がかからないようにすることがとても重要な事と思います。

 

2022年 05月 29日

薬円台交差点の改良工事が終わり、スムーズになりました。

先日「出勤で毎日通る場所がきれいになり、嬉しい。以前、我が家に来てくれた時、『困っていることがあればどんなことでもご相談ください。』って言ってくれ、薬円台交差点を何とかしてほしいとお願いしていたので、思わず嬉しくて、電話したよ。」と、電話をくださった方がいます。

次の日に、お宅を訪問しました。「何でも言ってみるもんだな~」って。どんなに年数が経っても、実現すると嬉しいですね。

この交差点は、私が議員になってからすぐに、多くの方から、「薬円台交差点何とかしてほしい」と、要望があった場所です。

用地買収など思うように進まなかったりしましたが、ここ数年で、交差点改良が進んできました。

以前は、右折レーンがなく、右折するのに、反対車線の直進車が多く、右折が思うようにいきませんでしたが、ストレスなく通行できるようになりました。

 

2022年 05月 11日

飯山満川に設置されている水位計ですが、以前、船橋市内の設置場所をお知らせしたところ、実際に水位を知るにはどうしたらよいのか質問がありました。

スマホやタブレットなどの検索機能から「川の水位情報」を検索すると、川の水位情報の日本地図が示されます。

地図を拡大していき、確認したい河川上にある水位計設置マークをタップすると、情報が見られます。

国土交通省では、「川の水位情報」サイトにおいて、危機管理型水位計の水位情報に加え、通常水位計の水位情報、河川の現況を配信しています。

危機管理型水位運用システムとは、全国の自治体等が設置した危機管理型水位計から携帯電話回線で送られてきた水位情報をパソコンやスマートフォンの画面に提供するサービスです。

平成30年9月に国土交通省が報道発表した資料によると

①危機管理型水位計の水位情報に加え、川の防災情報に表示されている通常の水位と河川カメラの情報を同一画面で確認することができます。

②危機管理型水位計の危険水位や観測開始水位に加え、通常水位計の避難判断水位や氾濫危険水位を超過した場合に水位計のアイコンの色が変化し、より多くの危険情報を確認することができます。

③河川カメラのアイコンを選択すると河川の状況を画像で確認することができます。

危機管理型水位計

*川の水位が上昇した時に水位情報を提供する水位計で、川の水位が上昇した時のみ、10分毎の観測データーが送られてきます。

(水位が上昇していない時は1日1回だけデーターが更新されます)

*通常水位計より初期コストや維持管理コストが低減

近年では、台風や集中豪雨など甚大な水害が発生しています。

危機管理や住民の避難行動にかかるリアルタイムの水位情報で、スマートフォンやタブレット・PCなどから簡単に閲覧ができ、洪水が発生した時、河川周辺の住民が避難する際に役立ちます。

いざという時のために、一度どのようなものか開いて見ることをお勧めします。

 

 

 

 

2022年 04月 28日
 

二和西2丁目20付近ですが、多くの家が建ち道路が整備され、多くの車が通るようになりました。

先月、二和高校の方から金杉方面に向かっていた車が、この道路から出てきた車にぶつけられるという事故が起こりました。

見通しが良くなったことと、直進でその先も戸建てが建つ予定で、道路整備されているため、勘違いしてしまいそうな感じがします。

道路維持課に相談をし、注意看板を設置してもらいました。

交差点近くには「交差点注意」手前に「この先交差点注意」

この道路の手前には、公園もあり、以前、公園からの飛び出し注意喚起をしてもらったばかりです。

以前は、両側畑で道路も狭かったため、交通量は少なかったのですが、ここ数年でだいぶ交通量が増えてきました。

子どもたちも増えましたので、安全運転をお願いいたします。

 

2022年 04月 25日

GWは郷土資料館の企画展へ

郷土資料館で好評開催中の企画展「海辺のようすの移り変わり」は5月8日(日)までの開催です。(入場無料)。

船橋市の沿岸部は、昭和初期まで漁業等の第一次産業が中心であり広く塩田が広がる地域でもありました。

昭和20年代以降に大規模な埋め立てが行われると、地形だけではなく産業形態やくらしの様子も大きく変化しました。

特に地下天然ガス採掘に伴い昭和30年に開業したヘルスセンターは、ローマ風呂や温水プールのほか、舞台付きの大宴会場、ゴルフ場、飛行場、ローラースケート場、ゴールデンビーチ、サーキット場などを備える日本屈指の総合娯楽施設として有名でした。

当時の賑わいを伝える様々な資料は懐かしさもあり必見です。

3月末に展示の入れ替えで、海苔養殖の道具や魚網なども展示されています。

また、百年の長き歴史を閉じた旅館玉川の貴重な装飾品や建材の一部等も展示されています。

無料パンフレットも用意されていますので大型連休には是非郷土資料館に足を運んでみませんか。

2022年 04月 22日

この場所をよく通る若い方から、先月、「手すりが壊れています」と連絡をもらい、現場を確認し、担当課に連絡したところ、すぐに手配をしていただきました。

先週見に行った時は、キケンのテープで簡易的に補修されていましたが、この時は担当課より「材料を発注したので入り次第取り付けます」とのことでした。

今日、ここを通った若い方から、直っていましたと連絡がありました。

「自分は使わないが、手すりを使っている方が多いことを見ていたので、良かったです。」と。

この場所は、かなり前から飯山満南小学校の役員さんから、手すりが古くて、子どもたちの通学路になっているので、何とかならないかと言われていた所です。

こんなにキレイになっています。

2022年 04月 19日

高瀬下水処理場で消化ガス発電事業が4月1日よりスタートしました。

船橋市では、西浦下水処理場に続き2か所目となります。

4月18日(火)10時に見学会が開催され行ってきました。

処理の流れの説明資料ですが、全体の様子がよくわかります。これに沿って説明を受けました。

建設期間は令和2年から令和4年3月までで、令和4年4月から令和24年3月までの発電期間となっています。

20年間というのは経済産業省が行っている、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT法)」によるものです。

これは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。

国内での再生可能エネルギーによる発電の普及を目的としています。

日本のエネルギーは、石油や石炭、天然ガスを使う火力発電に依存しています。燃料の調達はほとんど輸入に頼っています。

国際情勢が変化する中で、燃料代の高騰など大きな影響が出始めています。

このため、再生可能エネルギーを普及させることが重要となっています。

また、再生可能エネルギーを有効活用することで、温室効果ガスを削減し地球温暖化防止にもなります。

船橋市には、高瀬処理区・西浦処理区・津田沼処理区・印旛処理区・江戸川左岸処理区の5つがあります。

この中で市内最大の処理区が高瀬処理区で、高瀬下水処理場で下水をきれいにして東京湾に放水されています。

下水がきれいな水になる過程で発生する消化ガスで発電します。

沈砂池ポンプ棟で、下水管を通って処理場に集められた汚水中の砂や大きなゴミを取り除き、さらに細かい汚れを時間をかけて沈ませ取り除きます。ここまでが一次処理。

二次処理では、赤潮・青潮の原因となるリンや窒素を取り除き、最終沈殿池では、大きな塊となった汚泥を沈ませきれいな処理水にします。

これらの高度処理を経て、塩素混和池で、塩素を混ぜて、消毒された水が放水されます。

高瀬下水処理場では、処理水を放水する時の落差を利用して小水力発電を行い、下水処理場内の省エネルギー化を図っています。

高瀬下水処理場では、下水の臭いを外に出さないために、処理施設に「覆蓋」(ふくがい=おおいのこと)をし、上部の有効活用で運動広場や芝生広場が整備されています。

ベルト式で茶色の管に汚泥が運ばれ、大きな消化槽に運ばれます。

消化槽では、発電機の廃熱を利用して約35~37℃の温度に保ち、消化ガスを発生させます。

県道15号線から見えるようにと、大きな船えもんが描かれています。

得られた消化ガスは、脱硫装置でガス中の不純物である微量の硫化水素を除去した後、メンブレン式のガスホルダーに貯留されます。

このガスホルダーは、東京ドームをイメージしてください。二重になっていて、ガスが溜まると中の膜が膨らむそうです。

大きなガスタンクではなく、触ると大きな布のような感じでした。よく子どもたちがテントのような場所で跳ねたりボールプールで遊んだりするのがありますが、それを少し頑丈にしたような物です。

万が一このガスホルダーが一杯になったときは、余剰ガス燃焼装置で燃やすそうです。

これがそうです。試運転をしたので、色が茶色くなっていました。

シャンプーやリンスになどに添加されているシロキサンが消化ガス内に不純物として残存し、発電機の故障の原因となるため除去装置がありました。

(写真を撮り忘れました)

除去装置の脇には、万が一のために、緊急用シャワーと洗眼器が設置されていました。

低公害・省エネ型の高出力ガスエンジンを採用したガスエンジンユニット(消化ガス発電機)です。

扉が開いていると、結構な音がします。通常は扉が閉まっているので、さほど音は気になりません。

最後は、発電量がわかるようになっています。

本日の発電量は、0時からの量です。これまでの発電量は、4月1日からの累計です。

これらの施設は、大規模地震にも対応できるように杭を入れてあります。また、津波についても高さ60cmを想定し高さを設定したそうです。

消化槽からガスホルダーまでが市の財産で、シロキサン除去装置から発電機、受送電設備はJFEエンジニアリング(株)の財産となります。

土地占用料は年間で市に入ってきます。

この事業で発電された電力は、船橋市内の下水道関連施設等に供給され、エネルギーの地産地消が実現されます。

素晴らしい取り組みです。