
多文化防災講座
多文化防災講座「やさしい日本語」講座を3月2日(土)午前9時~12時、船橋市職員研修所6階601研修室(船橋市消防局の隣の建物)で開催します(参加費無料)。
「やさしい日本語」とは、外国人にわかりやすい日本語で外国語ができなくてもコミュニケーションが取れるように考えられ、特に災害発生時に速やかに情報を伝える際に有効です。
船橋市でも外国人の方が増えており、いざという時に円滑に意思疎通ができることが必要です。
本講座では、NPO法人多文化共生リソースセンター東海代表理事の土井佳彦氏を講師に迎え、外国人住民へ日本語で伝えるコツを学びます。
講義では多文化共生について学んだ後、「やさしい日本語」の必要性、日本語のどのようなところが伝わりにくいのか等を解説してもらい、「やさしい日本語」で話す、文書を作成するポイントなどワークショップを通して学びます。
参加申込みは市のホームページからできます。
船橋市文学賞 受賞者発表
第31回船橋市文学賞の受賞作品が応募総数131編(小説37、児童文学22、詩33、短歌15、俳句24)の中から決定しました。
児童文学部門の審査員は昨年国際アンデルセン賞に選ばれた角野栄子さんが務めるなど毎年質の高い作品が応募される特色のある文学賞です。
各部門で文学賞に輝いたのは小説部門はオダ暁さんの「ハーフムーン」、児童文学部門は大藪猛さんの「鮫島」、詩部門は村山節子さんの「あなたが言いたかったこと」、短歌部門は三澤正弘さんの「喜寿つれづれ」、俳句部門は杉澤いづみさんの「住み古りて」となりました。
佳作には各部門2名の方々が受賞されています。
小説、児童文学、俳句部門は昨年の佳作受賞者、詩と短歌部門は一昨年の佳作受賞者が今回の文学賞を受賞しており、継続して創作を続けてこられた成果と感じます。
受賞作品集は4月1日(月)から各図書館で貸し出すほか、市役所文化課にて1部1000円で有償頒布されますのでぜひお読みください。
取掛西貝塚企画展
船橋市初の国史跡の指定をめざして調査をしている取掛西貝塚のこれまでの調査で発見された貴重な資料を展示してこの遺跡の素晴らしさを伝えるために企画展「ここまでわかった!~1万年前の取掛西貝塚~」が飛ノ台史跡公園博物館で来月3日(日)まで開催されています。
取掛西貝塚は約1万年前の縄文時代早期前半の貝塚と集落跡でこの時期の貝塚としては、東京湾東岸部では最も古く、集落の規模は関東最大級です。
またシカやイノシシの頭の骨を並べた日本最古の動物儀礼跡も発見されています。
今回の企画展では出土資料を展示するだけでなく、特徴的な動物儀礼跡も再現、1万年前のシジミを見て触る事もできます。
更に市内出土遺跡資料として小室上台遺跡と新山遺跡(中野木)から出土した土器が展示されます。
9日(土)~11日(月・祝)の3日間は無料観覧日となり学芸員によるギャラリートークが午前11時と午後2時の2回行われます。
入館料が無料となる3日間、ぜひ足を運んで貴重な出土資料をご覧ください。