四日市市保健所と四日市市育委員会と社会医療法人居仁会(ささがわ通り 心・身クリニック・総合心療センターひなが)の3機関による連携・協力事業で行われている「四日市市早期支援ネットワーク」は、若者のこころの健康~精神障害の早期支援を目的として、平成21年に立ち上げられた、システムです。
特に中学生頃になると、思春期特有の悩みなのか、心の病なのかわかりずらい症状があります。テスト勉強・転校・卒業・友人関係・新しいクラス・クラブ活動・委員会活動等のストレスが、心と体をゆがませ、ストレス反応を引き起こします。例えば、イライラしたり、怒り、落ち込むなど心が思うようにならなくなります。体のストレスは、腹痛、肩こり、頭痛などの症状がでます。
ストレスがたまりすぎると、心は、何をしていても楽しくない、不安でじっとしていられない。寝起き、寝つきが悪くなる。外に出るのがおっくうになる。みんなが自分を見ている気がする。誰かに噂されている気がするなどの症状がでます。
このような時に、どこへ相談すればいいのか迷いますが、まずは、窓口を一本化した教育委員会教育支援課に相談すると、YESnetで対応してくれます。心の病かわからなくても、具体的な対策をたててくれます。
本来、クリニックは、患者さんが来るのを待つしかなかったのが、学校とつながることにより、クリニックに来る以前から関わることができるようになり、心の病が重症化する以前に、対応することができるようになったと言われていました。
精神科を受診するには、勇気がいりますが、ここでは、ハードルを下げようと努力されていました。
クリニックから、学校に出向いて、出前授業や教師向けの出前研修を行うなど、とてもいいネットワークが構築されていました。
船橋市でも取り組むことができるか、研究してまいります。
千葉市にある「千葉モードビジネス専門学校」の入学式に行ってきました。ネパール・ベトナム・中国・モンゴルからの留学生が、140名ほどいました。日本語学校に通っていただけあって、皆さん日本語を話せるとのことでした。新入生の挨拶をした方は、日本で、2年間しっかりと学び、国に帰って、貧しい暮らしの人を助ける仕事をしたいと話されていたことに、感動しました。留学生は、様々な年齢の方います。
来賓の控室で、瀧澤学園の後藤学校長が、「入学式で、呼名した後、入学を許可しますというのが、定番(?)ですが、上から目線のような気がして、言いたくないが、言わないとだめなんでしょうか?」と問いかけていました。どなたかが、「許可でなければ何というのですか」というと後藤先生は「歓迎します」と。
いざ、式が始まり、呼名されたあとの後藤先生は「許可し、歓迎します」と述べられていました。形式では、許可と言わざるを得ない中、上から目線がいやだとの思いが伝わってきました。このような学校長がいるんだな~と感動しました。
生徒と同じ目線で関わっている瀧澤学園を誇らしく思います。私のHPのリンクに瀧澤学園がありますので、ご覧ください。